作品

スキマ産業
とある王国の悲劇
 辺境から流れてきた戦士が、突如として城に攻め込んだ。
 親衛隊の決死の防御により、辛くも王は守りきった。
 王は国の威厳と自らの安全の為、討伐を命じた。
 これが、更なる悲劇を呼ぶとは知らずに……。
媚薬、触手、憑依
剣姫編 「皆の恨み、思い知るがいい」
 剣を引き抜き、一振りして血を払う。
 女剣士の姿は神々しくすらあった。
剣姫編2 「姫様、あれはもしや……」
「姉上の部隊だな」
 馬車から見目麗しい女性が降りてきた。
剣姫編3  城下街から外れた路地に、その店はあった。
 中に居るのは、先ほどやってきた妙齢の女性だけ。
剣姫編4 前編 「姫様! お帰りなさい!」
 討伐隊の帰還を知り、住民が迎えに集まってくる。
「皆、出迎えありがとう」
剣姫編4 後編 「今日は時間取れますか?」
 王女の質問に、殿下がはっとする。
「……今日は私の誕生日ですよ。お忘れですか?」
剣姫編5 前編 「くそっ! すっかり遅くなった」
 殿下が足早に廊下を歩く。
 愛する王女の部屋を目指していた。
剣姫編5 中編  城下町の外れに戦没者慰霊碑がある。
 1人の初老の男が慰霊碑の前で黙祷を捧げていた。
 それは剣姫に付き従う古強者だった。
剣姫編5 後編 「で、それだけを言いに来たのか?」
「……恐れながら」
  爺が恐縮しながら続ける。
「皆、何故姫が次の王に殿下を薦めるのか疑問に思っております」
剣姫編6 前編 「姫様ぁぁっ! 御無事ですかっ!」
 剣姫が斬られたのを見た爺は、半狂乱で走り寄った。
剣姫編6 中編・正 「ふふっ。楽しんで頂けましたか?」
 不意にかかった声に、王が振り向く。
 そこには乱れた髪を纏めながら立つ、剣姫の凛とした姿があった。
剣姫編6 中編・叛 「ふふっ。楽しんで頂けましたか?」
 不意にかかった声に、王が振り向く。
 王の目に映ったのは壺と、その上で蠢く、黝き塊だった。
剣姫編6 後編 「女王陛下、万歳!」
 その日、城の広間には大観衆が集まった。
剣姫編7  かつて、とある王国があった。
剣姫編8 終幕  綺麗に整頓された城内を、1人の少女が歩いている。
 あどけない外見に似合わず、腰に剣を帯びている。
 彼女は一部では「剣姫の再来」とまで呼ばれる剣士だった。

好奇心は猫をも殺す
――死にたくない
 ソレは残った力を振り絞り、前へ前へと進む。
寄生・催眠・学園
 川沿いの道を、1人の女子高生が歩いていた。
「あ〜ぁ、すっかり遅くなっちゃったな〜」
「ご主人様、何処見てるんですか?」
 自分の下から甘ったるい声に、菊池太一は現実に引き戻された。
 今日も代わり映えしない日常だった。
 1つ違うのは3人組から手紙で呼び出され、空教室に向かっているくらいだ。
 今日も学校は楽しかった。
 あの日から太一の生活は一変した。
「あら、貴方何をしているの?」
 高級そうなスーツを着こなした学年主任の島崎千鶴は、目の前に立つ男子生徒に問い掛けた。
「では、お手並み拝見といきましょうか」
 太一はチンポを舐め続けている千鶴を立たせると、背後から突き込んだ。
 響き渡る絶頂の声に、太一は目を覚ました。
 見ると委員長が大きく口を開け、涎を撒き散らしながら叫んでいた。

Love Is the Plan the Plan Is Death
 それは、魔を滅する剣 ―saber―
 それは、世界を救済する者 ―saver―
 それは、救世主 ―savior―
バトル・催眠・憑依・愛
 最初に感じたのは衝撃。
 次に全身を激痛が駆け巡る。
 ――自分は死ぬのだ。
「あぁ〜あ、遅くなっちゃった」
 1人の女性がぼやきながら急ぎ足で歩く。
 円城寺武は夢を見ていた。
 それはささやかではあるが幸せな光景。
「私も、何やってるんだか……」
 慧は自嘲気味に呟いた。
 結局2人を尾行する形になってしまった。
 ……時間は少し遡り、武がこの世界に復帰する前日。
「おかえりなさい」
 2人がジロの散歩を足早に終え、茜宅に帰宅すると予想もしなかった人物が待っていた。


 

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