作品

ゴディバ URL:http://marie.saiin.net/~liqueur/
サイミン狂想曲
 ちょっと(いや、かなり?)特殊なシュミを持つ、ある意味で健全な学生・小野村賢哉。
 彼は、ひょんなことから催眠の技術を会得してしまう。
 思い通りに他人を操る術を手に入れた彼は、誰もがうらやむ学園の美少女たちに狙いを定めて……!?
ハーレム、学園、女子学生
プロローグ  僕は薄暗い部屋の片隅に身をひそめていた。
 壁越しに聞こえる、女子テニス部の喧騒が離れていく。
 僕は、愛用の一眼レフデジタルカメラをしまい、倉庫から出た。
第一話  催眠術を極めた僕は、学校中の美少女に催眠をかけてハーレムを作り上げた。
 クラスの男子は僕だけ、残りはお気に入りの女の子だけで構成してもらったのだ。
第二話 「あ。おはよう、お兄ちゃん。今朝は早いね?」
「あ〜ぁ。今朝も、お兄ちゃんが寝ているうちにフェラチオ奉仕したかったのになー」
第三話 「先生と何の話をしたのか、教えてくれる?」
「最近、女子更衣室とかで盗撮とかされているってウワサがあるから気をつけてって言っていました」
「やっぱり、理香子先生は僕のことをマークしているみたいだなあ」
第四話  早朝の体育館の一角にいやらしい水音が響く。
 僕とリンダちゃんはシャワー室にこもり、お互い全裸で身体を重ねていた。
第五話 「ねえ。菜々子ちゃんは、清美ちゃんのことが好きなんだよね?」
「……はい……清美のことが好き……」
「そして、清美ちゃんは、僕、小野村賢哉のことが好きです」
「……清美は、小野村のことが……好き……」
第六話  真由、清美ちゃん、リンダちゃん、菜々子ちゃんの、美少女四人を手に入れて浮かれていた僕は、テストのことをすっかり忘れて、ぶつけ本番でテストに臨むことになり、まな板の上の鯉の気分を実に切実なものとして味わった。
第七話 「さぁ、麗ちゃん。この振り子を見て……そう、だんだんと目が離せなくなっていく」
第八話  バラ色の学園生活を手に入れつつある僕は、うきうき気分で日曜日を迎えた。
 いま、郊外に続く国道で自転車をこいでいる。実は、麗ちゃんにお呼ばれをしているのだ。
第九話  薄暗い部屋、壁一面に特設のモニターが設けられていて、その輝きが手元を照らす。
 モニターは街のあちこちに設置してもらったカメラの映像を映している。
 それぞれの映像には、見慣れた男子生徒が数人ずついる。
 彼らは、僕と盗撮映像の取り引きをしているお得意さんたちだ。
第十話 「はい、賢哉さん。あ〜ん、して下さい」
「あーん……」
 僕はニヤニヤ笑いを噛み殺しながら、口を開け甘く柔らかい卵焼きを咀嚼する。
第十一話 「……小野村賢哉か?」
「そ、そうだけど」
「……無駄な抵抗はするな」
エピローグ  あれから、僕と理香子先生は少しばかり話し合った。
 その結果、全校生徒と教師陣を僕が催眠をかける前の状態に戻すことにした。

魔王と聖女と三王女
 人族と魔族が千年にわたり戦い続けてきた世界。
 魔界を統べる魔王は、人界の英雄・三王女を虜囚とし、堕落を囁き、“魔”へと導いていく……
ファンタジー、ハーレム、孕ませ
第一話  我は、魔王だ。
 我は、磨き抜かれた黒大理石の玉座に座り、闇に包まれた魔界の王の間の虚空を見つめている。
 この広大な部屋に、我以外の人影はいない。いる必要もない。
第二話  我は、目を覚ました。玉座に座ったまま、眠っていたようだ。
 目の前にある三つの巨大な黒いイバラの蕾の内の、一つの前に立つ。
 指をかざすと、絡みあったイバラがうごめき、解けていく。
 中から三王女の一人、魔術師の王女の顔が覗いた。
第三話  魔王城の一角に、我の居室がある。
 我は、寝台から身を起こし、外套を羽織ると、寝台の上に横たわる全裸の娘に声をかける。
「起きよ。エレノア」
第四話 「ご主人様、失礼いたします。お暇でしょうか?」
「どうした? リーゼよ」
「よろしければ、お見せしたいものがあります」
第五話 「ご主人様。今日こそ、フィオを堕とされるのですか?」
 犯される時の乱れようを感じさせない清楚な声で、リーゼが尋ねる。
 フィオとは、聖女の弟子の名だ。
第六話  三王女が我の手中に堕ちてから、我は入れ替わりで三人を犯した。
 フィオはすぐに、その胎に魔物の仔を宿し、エレノアとリーゼも負けじと身重の体を押して、我の精を求めた。
「ご主人様ぁ……どうぞ、私にご慈悲を……」
第七話  三王女が我の仔を産み落とし、魔物の母として生まれ変わってから、人界にして半年ほどの時間が流れた。
 あれから三王女は幾度かの出産を繰り返して、今日に至る。
第八話  我は、なん時とも変わらぬように、魔王城の玉座の間に腰をかけている。
 周囲には、かつて母親がそうしたのを真似するように、三王女の仔供たちが控えている。
 口を開くものがいない静寂の大広間で、我は静かに目を閉じ、三人の下僕と意識をつなぎ合わせる。
第九話  フィオの感覚を求め、つなぎ合わせる。
 ソル=シエル国の女王の姿に変じたフィオは、女王の身代わりを務めていた。
(フィオよ。問題はないか?)
 我は、フィオの心へと直接語りかける。
第十話  リーゼは、数名の従者を引き連れ、山間の細い道を騎馬にまたがり進んでいた。
「あ、リーゼロッテ様だ! 妹姫のリーゼロッテ様だよ!!」
「妹姫様ぁ! ご無事で何よりです!!」
第十一話  サヴェリア王室での戦いから、人界の時間で丸一日ほど経っただろうか。
 我は、幾度もリーゼの精神とつながろうと試みた。
 しかし、リーゼは意識を失っているのか、その視覚は闇に閉ざされていた。
 ただ、その耳からは、かすかに耳障りな聖句が聞こえてくる。
 神官どもの手のうちで生かされているのは間違いない。
第十二話 「エレノア王女殿下……いま、なんと申されましたか?」
「良く聞こえなかったの? 聖都アルターレに侵攻しましょう、と言っているのよ」
 エレノアがさも当然と言った様子で、言い放つ。周囲の魔術師たちから、ざわめきがあがる。
第十三話 (魔王様……魔王様……)
 玉座に力なく寄りかかる我は、精神に直接呼びかける声で意識を取り戻した。
第十四話 「お待ちください」
 聖女の声が響く。
「魔王……私は、あなたと取引をしたいのです」
 聖女が凛とした声で告げた。
最終話 「およそ、七日間か……俺たちの戦いも、これで終わりのようだな。人間よ」
 玉座に身体をあずけながら、天井を仰ぐ魔人が苦々しく言う。
「魔王である俺は、このまま死ぬだろう。だがな、人間よ。“俺としては”このまま死ぬのは気に食わんのよ。そこで、取引だ……」

えむしーなカノジョ
「……私が満足できなかったのは、達也くんのせいじゃないかもしれない」
「え?」
「達也くん……私も告白しなくちゃいけないことがあります」
 いつも間延びしていて子供っぽいこずえの顔が、真剣なものになる。
「私……ちょっとヘンな性癖があるの。あのね、達也くん。催眠術って聞いて、どう思う?」
純愛
えむしーなカノジョ

えむしーなカノジョReverse
 私の名前は、茜沢千鶴。女子学生だ。
 窓ガラスに映った私自身の姿が目に入る。
 友達は、大人の女性とか、クールビューティとか、ほめてくれるけど、冷たく見えているんじゃないかと、少しだけ不安だった。
 私は、年下の恋人である青井翔くんのことを思い浮かべる。
純愛、女性主導
えむしーなカノジョReverse


 

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