作品

B.C.
アウトサイダー
 真野山製薬。国内で三指に入る巨大企業の暗部。存在しないはずの第四局。
 第一局は製薬、第二局は機材、第三局は生体培養を司る。それらの研究で得られた知識は収束され、やがて第四局という決して表に出ることのない闇に辿り着く。第四局のテーマは細菌兵器を初めとする軍事物質である。
 その中でも異端。忌み嫌われる第六課。特殊警護人育成課。通称、接待課。この課の目的は、軍事転用に失敗した洗脳技術を生かした性奴隷の調教である。
薬物、洗脳
第0話  着物が似合う女だった。
 断じて、一目惚れなどではなかった。もっと曖昧で、衝撃的な何かが彼を襲った。
 だからこれは、戦いだったのだ。
第1話(1)  煙草の煙が、不思議と似合う女だった。
 ちょっと蓮っ葉な仕草が妙に艶を持って茅原の眼に止まった。
第1話(2) 「早かったわね。誰か高く売れそうな娘はいた?」
「容姿で言うなら、前回の葵に勝る奴はそうそういないでしょう」
「そうね、あれは高く売れたわ。とても、とてもね」


 

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