作品

Syun
Night of Double Mirror
「――――冷たい場所」
 透き通るような声だった。その透明さはどこか、神意のようなものさえ感じさせる。
 そこには、少女が立っていた。
特殊能力、精神操作、陵辱
第一話  自分はいつもたった一人で屋上にいる。
 学園内で最も静かな場所を探し続けて辿り着いた場所がここだった。
第二話  暗い湖の畔に、人が立っている。
 その姿を……どこかで、見た事がある気がした。
第三話  人形を見つめていると涙が落ちる。
 理由はよくわからない。その在り方がどこか自分によく似ているからだろうか。
第四話  ここにいる理由が欲しかった。
 誰かを守って、誰かから必要とされて。
 でも、何時か疑問に思ってしまうんだ。
Border liner 「――――ずいぶん御愉しみの様ね」
第五話  教壇では教師が授業を進めているが、まったく耳に入ってこない。
 朝の遭遇だけが、頭の中を支配していた。
終話  私の声は、背後に向けられている。
 そこには声が向けられる人物が居て然るべきなのだが、周囲の人間は何事かと私を呆然と眺めていた。


 

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