作品

boby
白鳥は静かに舞う
 ああ....なんてお美しいんだろう。
 ああどうか、どうか、願わくば茜さんの寂しさが少しでも紛れますように。
 そして私の存在が、少しでもあの方のお役にたてますように.....。
闇の力
第1話 ―舞散る刻―  茜が某国立大学を主席で卒業したのは、国内の景気の低迷がピークを迎えようとしている頃だった。

文房具
 こんにちは。
 僕は一応は主人公ということになってますがどこから見ても平凡な高校生です。すみません。
 しかーし!なんの取柄もないのかってーとそうでもないんですよ。
 まぁ人に自慢できるような物でもないんですけどね・・・・。
暗示、誤認
文房具

ガツンβ
 耳に届く小鳥達のさえずりは、まるでまどろむ俺を誘なおうとしているかのようだ。
「ふぅ....」
 頭を一つ振り、少しだけ残る昨夜のバーボンを追い払った俺は、ゆっくりとベッドがら立ち上がった。
ガツン
ガツンβ

鬼畜建設株式会社
カチャカチャカチャカチャカチャ......
キーボードを叩く音だけが響いていた....。
ガガガッ..そして....何も変わらない...ような日常..ガガッ、ピーーッ
サブリミナル、鬼畜、虫、夢
前編 「おっはよーございまーっす」
 朝の長澤建設に、明るく朗らかな挨拶の声が轟いた。
 紅一点事務員園村理美である。
「理美ちゃん、どうしたの?お疲れかい?」
後編  可憐な唇を舐め回す舌、乳房を這い回る指先。
 それらは理美にとって、喜びこそ湧き出しはしないが、命がけで縋り付くべき物。
 精一杯の演技で中山の性欲を刺激していった。

黒と白
 突然闇の力を得た男が、ある計画の為に女達を集め、調教していく..
闇の力、鬼畜、ちょっとハード有
01.狩場  夕暮の繁華街。
 メインストリートと商店街との交差点が今、その男にとって最もお気に入りの”狩場”であった。
02.隷属  ぴちゃぴちゃ、ぐじゅっ、ちゅばっ、ずるっ。
 座る男の前に置かれたスチール製の机の下からは淫猥な効果音と時折漏れる呻き声が響きわたり、牝の臭いが交番内に充満している。
03.妄想 「はぁーーーっ」
 溜息をつきながら宏美は、書類をファイリングしていく。
(御主人様と二人っきりで旅行行ったり、デート出来たら最高だろうなぁ...あぁー、考えただけで濡れてきちゃう)
04.契約 「よぉ、久しぶりだな」
 その闇の中から僅かに顔の陰影を浮べつつ、全身を真っ黒な布に包んだ老人が現れ、歩み寄ってくる。
「仕事の方は進んでおるのかね?」
05.調教 「あ、あぁ、ぁふぅ、はぁ、はぁ」
 いつから続いているのだろう。
 コンクリートの壁に反響する喘ぎは、誰もいない部屋を彩っている。
06.摩天楼  狩場がある繁華街の外れに建つハイテクオフィスビル。
 最上階に事務所を構えるのは、ビルオーナーでもある人材派遣コンサルティング会社であった。
07.館 「ご主人様、今日は少しご機嫌がよろしいようですね」
 屈託の無い笑顔に、影一は少し困った風な顔を見せた。
「だんだんと茜みたいになってきやがる」
08.出会  初めて彼女と出会ったのはちょうど6ヶ月前。
 そのころの影一にとって人の心などは、気に入れば墜とす。そうでなければ壊す。
 ただそれだけの対象だった。
09.純愛 「おにいちゃん!遅かったじゃない!」
「おい、人前で”おにいちゃん”って呼ぶなって言っただろう」
「この前呼んでいいって言ったじゃない。恥ずかしいの?」
10.堕落 ”契約の日”まであと3日に迫った日。
 ほとんどの奴隷達が館へと集り、その日へ向けての準備に追われていた。
11.降臨  微かな鐘の音が響き終えた時、目の前の闇が人を形取っていた。
「大儀じゃの、人間」
12.黒と白 「終っちゃったんだ」
 恵は悲しげなため息を漏らした。
「恵!どうしてここに?」

おろろん淫魔君 〜黒と白 第2部〜
 僕は今、病院のベットの上で外を眺めている。
 半年前の家族旅行、僕は後ろの席で眠っていたんだ。
 そして目が覚めた時にはもうお父さんも、お母さんも居なくなってた。崖から車が落ちたんだって。
 おまけに僕の腰から下は何も感じなくなって歩けなくなっちゃってたんだ。
 本当だったら”僕も死にたい”って思う所なんだけど、そんな時は母さんが言ってた言葉を思い出す。
「どんな時でも前向きに生きなさい」って。
闇の力、コミカル
01.淫魔君登場 「優太君。お散歩でもしよっか?」
 明るく声を掛けながら、車椅子を持ってきてくれたのは看護婦の瞳さん。
「優太君、いよいよ明日だね...手紙ちょうだいね」
 そう、明日僕はここを退院する。
02.はちゃめちゃ大作戦 「痛っ!おんどりゃー、何回こけたら気が済むんじゃい!」
 必死で病院を逃げ出した僕達は隣町まで走って来たんだ。
「ふぅー。ちょっとそこの公園で休もうよ」
03.くうねるところにすむところ 「なんだか僕疲れてきちゃった。お腹も空いてきたし...」
「朝から人間の食いもん取ってへんかったなぁ。よっしゃわしに任しとき!」
04.友達100人できるかな?  僕、今までこんなに楽しかった事って無いんじゃないかなぁ。
 ここ半年は病院だったし、小さい頃からいつも一人で遊んでた....でも今は違うよ。
 僕はもう一人じゃないんだ。
05.マンションこわい  あれから二週間がたった。
 春蘭さんも初めの頃は大変だったんけど、今は落ち着いて、ゆっくり眠れるようになってきた。
06. 月がとっても暗いから  あれから、一年がたった。
 僕には友達が一杯出来て、街を歩くといつも誰かが声を掛けてくれる。
07. 遠回りして帰ろう  その時みんなは疲れきって眠っていた。
 時計の針が12時を指し示し、静かなメロディが流れだす。
 それが鳴り止んでしばらく経つと、突然淫魔君が叫び出したんだ。

緑色の幸福 〜黒と白 第3部〜
 俺の名前は坂本健児、大手製薬会社の技術開発主任。
 小心者で世渡りは上手くは無いが、研究開発での結果が幾つか評価されて同期の中じゃまあまあの出世だ。
 だがそんな小市民的で孤独な俺の人生を変えるような事態が起こるなんてのは全く予想の外だった。
闇の物質、MC
01. 発見  そいつを見つけたのは、朝早い公園。
 出勤前のジョギングを終え、公園で休憩していた時だ。
02. 実験  最初の被験体は決まっている。
 この液体を摂取させ、観察しやすい人間。
 そして当然いい女...。
03. 痴態  部屋に入るなり彼女は上着を脱ぎ捨て、襲いかかって来た。
「シャワーくらいは浴びようよ」
「だめ!」
04. 洗脳  彼女は翌日休んだが、その次の日は出勤してくれた。
 変らないようにも見えるが、俺には距離を置くようになっている。
05. 変心  はぁ〜〜〜、あの事件以来仕事がつらいなぁ。
 主任さんも気を遣ってはくれてるけど...
 私の事、どう思ってるんだろう?
06. 陥落  今日の液体の分量はかなり多くした。
 終業時間が過ぎ、みな帰宅して行く。
 俺は残業する由を皆に伝えた。
07. 飼育 「ふうぅっ....」
 喜悦の表情を浮かべたまま机の上に横たわる香の前で、俺は椅子に崩れ落ちた。
08. 幸福  今日は休日だ。
 昼頃にはようやく元気も回復し、二人で外出する事にした。

黒と白 〜終章〜
 もうこの山奥のハイウェイを走り続けて1時間にもなるだろうか?
 車を走らせながら堂島は一人苦笑する。
(もうそろそろの筈だが...)
 そう思い始めて5分程後、頭上に”生物化学研究所”と書かれた白い看板が見えた。
闇の力、MC
前編  応接セットに腰掛けた男の上に、全裸の女が跨がり一心に腰を振っている。
 中央のテーブルに乗せられた男の足先をもう一人の女が熱心に舐めしゃぶっている。
「こ、これは..どういう事だ!」
中編 「おかえりなさいませ、こしゅしんさま。おつかれさまれした。」
 そう言ってにこやかな笑顔を向けているあゆみの頬に、思いがけない鋭い痛みが走った。
後編  天にまで届くかと思える摩天楼の一角で、あゆみは一人彷徨っていた。

Black & White 〜side stories〜
「たっだいま〜」
 重厚な木製の玄関扉が勢いよく開かれ、年相応の元気を振りまきながら鮫島有紀がリビングに飛び込んできた。
「あら、おかえりなさい。今日は随分早かったのね?」
闇の力、MC
鮫島家の人々
令嬢詩織
Silent Night

闇からの視線 〜黒と白外伝〜
 その日、東京は朝から霧の様な雨に包まれていた。
 只でさえ勤労意欲を削がれる鬱陶しい空を恨めしく睨みながら、四宮響子はタイトなスカートからすらりと伸びた脚を無造作に投げ出し、運転席から降り立った。
超能力?
1.夢幻の狂気 「どう?様子は」
「はっ、やはり以前と同じ”殺してくれ、早く死刑にしてくれっ”て喚いてますよ」
2.飽食の微笑 「あ、課長、ジュクのチンピラでそれらしいのが見つかったそうじゃないですか」
 署内の食堂で食事中の響子を見つけた竹下がトレイを目の前に置くと無遠慮に席についてきた。
3.国家権力陥落 「四宮課長、お電話でーす。」
「はい、四宮ですが」
「あっ、響子先輩、ご無沙汰してます。堂島です」
4.人形の館 「で、俺にどうしろってんですか?」
「...ちょっとね、協力して欲しいのよ。....どう?」
5.リミット  クイッと動いた影一の顎を合図にケイトのナイフが首筋から離れ、彼女の脹ら脛に絡み付いているホルダーに納まった。
「...で?私をどうしようっていうの」
6.闇からの視線 「むぐぅぅっ.....くっ、あぅぅっ」
 響子の感覚はもう意思から切り離されたかのように、女達の愛撫に翻弄され続けていた。

美しき獣達 ―黒と白外伝―
 真っ暗な廊下を、その女は歩いていた。
 悠然と靴音を響かせ、まるで光など必要ではないとでも言うように。
 漆黒の闇がよく似合う女だった。
 その館の主がそうであるように。
超能力?
Act.1 〜 4 「ケイトか....まだ起きていたのか。よかったら一杯つきあわないか?」
「私はアルコールは飲らないよ」
 二人の美女がゆるやかに対峙する。


 

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