作品

舞方雅人
笑う悪魔
「何度言ったらわかるんですか、黒洲(くろしま)先生? 先生のやっていることは覗き、痴漢行為ですよ」
「いやはや、誤解ですよ吹浦(ふくら)先生。私はたまたま通りかかっただけですから」
 汗を拭き拭きニヤニヤと笑っている黒洲先生。

※ この作品は過去に舞方雅人さんのサイトで発表されたものです。
アイテム
笑う悪魔

正義の女戦士クリスタルローズ
 私立白鳳学園。
 そこは私の勤めている学園。
 私の名前は君嶋麻里子。二十四歳の女ざかり。この学園で国語の教師を務めている。授業は厳しいが、普段は優しい女性教師として学生たちにも慕われていると思う。
 だが、その他にもう一つ、私には違う側面が存在した。
洗脳
第一話 「ピーチ、そちらへ行ったわよ!気をつけて」
『了解です。さあ、来なさい』
『ローズさん。魔獣の位置はわかりますか?』
第ニ話 「んああ・・・ん・・・あああ・・・いい・・・いいのぉ・・・あああ・・・」
 自分でも恥ずかしくなるほど私は淫らな声を上げている。
 赤と黒で統一された部屋の中、私は喜びに満ち足りた時間を過ごしていた。
第三話 「なんて趣味の悪い部屋・・・」
「なんて無様・・・思い出したくも無いわ。かつて私が地上人だったなんて」
 そう・・・かつて私は地上人だった・・・
第四話 「山下先生でしたら何か思いつめたような顔をしていましたわ。私が話し掛けても気付いていないようでした。そのうちふらっと出て行って・・・それっきりですわ」
「なるほど、何か原因は思い当たりますか?」
「いいえ、私はしばらく学校を休んでいたものですから、山下先生とは一週間ぶりに会ったばかりだったんです」
第五話 「ゲドラー様。ご紹介させていただきますわ。新たに妖女虫となったムカデナですわ」
「私は妖女虫ムカデナです。ゲドラー様、以後お見知りおきを」
「ああ、ブラックローズの元で励むが良い」
第六話 「たっだいま〜!聞いて聞いて、ブラックローズ様」
「どうしたの? 騒がしいわね」
 私は苦笑した。ムカデナは妖女虫となっても性格が変わっていないらしい。
第七話  澤崎律華。
 クリスタルの戦士、クリスタルプラムだ。
 この娘を私は排除しなくてはならない。
第八話  第一段階は上々。
 私は次なる手段を考えつつ準備室を後にする。
「君嶋先生。これからお帰りですか?」
第九話 「ブラックローズ様ぁ・・・ああっ」
 ベッドで乱れる聡美の体を私は存分に楽しませてもらう。
第十話  保健室の扉が開く。
「あら? どうしたのかしら?」
 佐藤養護教諭の声がする。


 

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