作品

かぐら
おやぢ
 薄暗い家畜小屋のような部屋。
 それが、彼の生息する場所だった。
洗脳・鬼畜
忠犬 「自分の婚約者を忘れることなんて死んでもできないなんてほざいてたのに、今じゃ・・・」
「おゆるしください、ご主人さまぁ!」
変態  伊集院舞香の様子がおかしい。
 相良葉子(さがらようこ)は不信をもってその行動をさぐっていた。
侵食 「おねぇちゃん? ねぇ、おねぇちゃんってば!」
「……あら? ゆみかちゃんどうしたの?」
 怪訝そうに美しい少女がいった。
増殖 1日目  ゆっくりとその女性が振り向いた。 「いいですこと? ここは本来ならあなたのような方が働いていい場所ではないんですのよ?」
増殖 2日目  空気を切り裂くような音が部屋に響き、少女の悲鳴がそれに続く。
「さあ、もっと鳴きなさい!」
増殖 7日目(前編) 「ちょっと、あたしの話聞いてんの?」
 顔をしかめてそういったのは二年生の鈴原彩である。
増殖 7日目(後編)  そのときだった。
「おやぁ? 薊お嬢様、一体いかがなされたのでございますです?」

コレクション
「あれは、おまえさんのなんじゃ?」
「おやかたさま…」
 少女は視先を動かすことなく、はっきりとそう答えた。
改造
前編 「ちょっとつき合えよ」
 翔が連れて行かれたのは校舎裏。いつもとなんら変わることのない光景だった。しかし・・・

ニャルフェス
 親友のカオルから届いたメールには添付ファイルがついていた。
 ファイル名を見ると、“異界神ニャルフェス召喚プログラム”とある。
神様・不思議な道具・コミカル
第1話 ニャルフェス降臨 「これは“支配の跳鞭(ちょうべん)”だニャ!」
「……それをどうしろと?」
「女の子を調教するのに使うにきまってるニャ!こんなもん食べたらお腹こわすニャ!」
第2話 ニャルフェスと復讐 「ねぇちょっとあんたさぁ、お金かしてくんない?」
 いつの間にか、かびたはコギャル三人に周りを囲まれていた。
「あ、あ、あ、あ……」
第3話 ニャルフェスの誤算(1) 「課題を与えるニャ。これに5人の女の名前を載せるのニャ」
「なんだ、そんなこと……」
 かびたは女達の名前を書き終えた。
第3話 ニャルフェスの誤算(2)  砂漠のど真ん中、そこにひとつの影があった。
「ふむ、呼び出せても門は開かぬか……」
第3話 ニャルフェスの誤算(3)  かびたは、とことん、まいっていた。
 由利亜に背負われて廊下を運ばれてるかびたは注目のまとだった。
第3話 ニャルフェスの誤算(4)  少女には夢があった。
 ささやかな夢。だけど少女にとって大切な夢。
 あの人への想い。
第3話 ニャルフェスの誤算(5) 「せんせい、次はいつ会ってくださいます?」
 甘えるようにそう聞いたのは、少女。
「もう、これで最後にしましょう」
第3話 ニャルフェスの誤算(了)  かびたが死んだ。
 それは、衝撃以上のものだった。
 彼女達にとって、今世界は終わりをつげたのだ。
第4話 ニャルフェスの謎(前編) 「う〜ん」
 かびたが思いっきり背伸びをする。
 すがすがしい朝だった。
第4話 ニャルフェスの謎(中編) “なにをいっているのだろう? このひからびた老人は?”
 氷川玲子は、美しい瞳をわずかに曇らせた。
第4話 ニャルフェスの謎(後編1)  由利亜は運命の男(ひと)と出会った。
 もはや、由利亜には自分自身のものなどなにもないのだ。
第4話 ニャルフェスの謎(後編2) 「ボク、まけないもん!」
 花梨が薄めの胸を張って、元気良く言った。
第4話 ニャルフェスの謎(後編完) たえまなく、すぎてゆくもの。
けしてとどまることはない。
第5話 ニャルフェスの戦い なくなって始めて気づくもの。
 それって一体何があるだろう?

イルス物語(イルスストーリー)
 プラチナに輝く髪、光をきらめせる瞳、ワイン色の唇。
 どこから見ても幻のような美しさを持った少女そのもの。
 イルセウス=ラ=クーンツ。
 彼は18才になったばかりの男であった。
ナノマシン・ファンタジー
序章 女神隷従? 「ひげじじいめ、こんな非常識なもん取りに行かせやがって」
 巨大な石像をかかえて走るのは、けっこうしんどいらしい。
 戦女神アシュティアを象ったそれは、大理石でできていた。
1章 出会い(1)(2) 「その名で……」
 女の口から、低くつぶやくような声が聞こえてくる。
「わたしを呼ぶな!」
1章 (3)  確かに戦闘は終結した。
 でも、こんな終結の仕方を望んだものがいたかどうかはなはだ疑わしい。

外仙
 ついに見つけることが出来た。
 殺戒を明けてから、ずっと探しつづけてきた人間を。
 これなら、あの化物だとて・・・
仙術・宝貝
章之序「人形」  超越した美貌、入学以来学年トップ、剣道部の腕前は全国級。雨宮悠子を普通の女子校生だと言うのは、極めて無理があった。
「見つけたぞ、ついに」
 いきなり背後から声がした。
章之壱「囲」 1  うらびれた感じのする男、阿斗は車を走らせていた。
「一時不停止です。免許証を見せてください」
 いきなし婦警さんが立ち塞がった。
※注 えっちなし
章之壱「囲」 2  阿斗は部屋の中央に二人の婦警さんを立たせた後、腕組みなんかして何やら悩んでいるみたいだった。
「何、考えてらっしゃるんです?」
章之弐「虎口」 1  天翔静理と片倉小百合、美山ゆきの三人は紫流女学園の校門前にいた。
「感じませんか? 天翔警視? ここは何かおかしいです!」
章之弐「虎口」 2  それはいつもの光景、なんの変哲もない風景だった。
 ……そこにひとつの影がすべりこむまでは。
 いつのまにか彼女はそこにいた。


 

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