作品

青黄 藍
桜の園
 満開の桜並木。彼は新たに始まる大学生活を講義だけで潰すつもりはなかった。
 右ポケットには、小型のMPプレイヤーほどの大きさの装置がある。
 そう、友人と苦心して改良したこの装置さえあれば・・・
催眠装置・シリアス・完全支配・嗜虐
第一話 観桜の宴  閑散としたロビーで二人の女学生が目にとまった。かなりの美人だ。
 ヒロシは笑顔を作って二人に近づいて行った。
第二話 落花狼籍  さてと……賞はこれでいいとして、次は罰だな……。
 涼子ちゃんは何を奪って欲しいかな?
第三話 花見酒  香織に夢中になっている間に、涼子の姿が消えうせていることにヒロシは気づいた。
 そう遠くには行けないはずだ。ヒロシは・・・
第四話 桜花繚乱  桜の巨木の元に戻ったとき、涼子はまだ祈り続けていた。
 涼子の隣に腰かけたヒロシは、涼子の目の前で指を鳴らした。
第五話 落花流水 「君達の目の前には、露天風呂がある」
「はい、とても暖かいお湯です」
「じゃあ、入ろうか」
 川の水は指先が痺れるくらいに冷たかった。


 

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