〜 咲耶の場合 〜


「ここが例のオカルト研究会ね」
 コンコン・・・
 木花 咲耶(このはな さくや)は目的の教室の前に立つと、その閉じられたドアをノックして中に入った。
 中には少年が1人、椅子に座って本を読み耽っていた。
「ちょっと良いかしら」
「はい?」
 咲耶が声をかけると少年は本から顔を上げた。
 西向きの教室の窓からは西日が射し込み、少年の顔に影を落とす。
「生徒会執行部の木花だけど、部活監査に来たわ」
「部活監査?」
 少年は訝しげに首を傾げる。
「そう、オカルト研究会の活動が芳しくないようだから、ちゃんと活動してるか調べに来たの。ところで他の部員は?資料によれば、部員は規定数ギリギリの5名って事になってるけど?」
「え、あ、えっと・・・」
「そう、あなた以外は欠席という訳ね。なら、活動もないも同然ね。こんな状況じゃ、部費はおろか部の存続も危ういわね」
 そういって咲耶はメモを取ると教室から出ようとする。
「ちょ、ちょっと待って下さい。活動してれば良いんでしょう?」
 咲耶は少年の呼びかけに立ち止まる。
「ええ、そうね。私にちゃんとした活動報告とそれによる活動成果を見せることが出来ればいいわよ。もっとも、ちゃんとした活動が出来ないなら活動成果もないでしょうけどね」
 咲耶は人をバカにするような笑いを浮かべた。
 この物言いに少年はむっとしたが、それをおくびにもださない。
「それなら・・・催眠術なんてどうですか?」
 少し悩むふりをして少年が切り出す。
「催眠術って・・・あの、よくテレビとかでやってる眠くなるってやつ?」
「はい」
「何をバカなこと言ってるの?あんなのヤラセに決まってるじゃない」
「では、木花さんは催眠術にはかからないと?」
「当たり前よ。あんなもの嘘っぱちでしょ」
 咲耶は自信満々に言ってのけた。
「なら、かかってみませんか?活動成果報告も兼ねて」
「寝言は寝てから言いなさい。私は忙しいの。そんな茶番に付き合っている暇なんて無いのよ!」
 そう苛立たしげに言って、咲耶は教室のドアに手をかけた。
「恐いんですか?」
 その咲耶の背中に向かってぼそっと、しかし咲耶に聞こえるように少年は言った。
 咲耶の身体がピタッと止まる。
「なんですって?」
「催眠術にかかるのが恐いんですか?木花さん」
 少年は今度ははっきりという。
「そんなわけないでしょ」
「だってそうじゃないですか。木花さんは催眠術が嘘だとおっしゃってるのに催眠術を試すのが嫌だとおっしゃられる。これなら催眠術にかかるのを恐いと思われても仕方ありませんよね」
 少年は咲耶の神経を逆なでするように言う。
「わかりました、試させてあげるわ。でも、もし活動成果が報告できなければこの部は廃部にするわよ」
 少年の思惑通り、咲耶はまんまと乗せられて教室に戻った。
「で、私はどうすればいいの?」
 少年の目の前に立って咲耶は言う。
「じゃあ、この椅子に座ってください」
 咲耶は差し出された椅子を無視して、後ろによせられた机の上に載っている椅子を下ろして座った。
「で、どうするわけ?」
「じゃあ、まずは手をこうやって組んで」
 少年は咲耶に見えるように人差し指を立てて手を組んだ。
 咲耶はそれをまねるように手を組んだ。
「そうやって組んだら、人差し指を離して・・・そう。じゃあ、開いた人差し指の間をじっと見て・・・段々と指が閉じてくるよ・・・どんどんどんどん閉じてくる・・どんなに開こうと努力しても閉じてくる」
 だんだん咲耶の指が閉じていく。
「だんだん閉じていくよ・・・ほら、くっついた」
 それを2、3回繰り返す。
「じゃあ、今度は全ての指を組んで・・・こう。そう、それで腕を伸ばして・・・はい、もう君の手ははずれないよ。どんなにはずそうとしてももう離れない・・・」
 咲耶は力一杯はずそうとする。
 しかし、はずれる気配はなくしばらくすると疲れたのか脱力した。
 少年はそれを見逃さず声を重ねる。
「はい、もう手は放れますよ。手をはずして下さい」
 咲耶は言われるまま手をはずす。
 さっきまではどんなに力を込めてもはずれなかったのに今度はすぐに手がはずれた。
「じゃあ、今度はこれを見て・・・」
 少年はいつの間に取り出したのか、咲耶の目の前にペンライトをかざす。
「この光をジーッと見て・・・ジーッと、ジーッと・・・」
 ペンライトを近づけたり、離したり、または左右に揺らしたり、少年は色々な動きをさせた。
 咲耶はペンライトの光を追って視線を色々な方向に走らせる。
「この光を見てると段々頭がぼーっとしてくるよ・・・頭が真っ白になってきて、何も考えられなくなってくる・・・」
 そのうち咲耶の瞬きの回数が増えてきた。
「ほら、頭がぼーっとしてくると瞼が重くなってくる。段々段々、瞼が落ちてくる・・・ずーっと瞼が重く感じられる・・・もう、目を開けてられない・・・」
 少年は言いながらペンライトの高さを下げて、視線を下に向けさせる。
 咲耶の瞼が徐々におりていく。
「はい、瞼が落ちるととても気持ちよくなります。ほら、もうあなたは目を開くことは出来ません。僕の声だけが聞こえてきます。さあ、力を抜いて・・・気持ちよく眠りましょう・・・」
 少年が咲耶の瞼をすっと、閉じさせて言う。
 咲耶の身体からは一切の強張りが抜け、力無く頭を垂れた咲耶の肩からそのさらさらの黒髪が前に垂れた。
 その表情は穏やかで、リラックスしているのがよく分かる。
 少年は咲耶の頭を押さえて、ゆっくりと回す。
「こうして、頭を回しているとどんどん深いところに落ちていきます。でも、僕が一緒ですので全く恐くありません。安心して深いところへおりていきましょう」
 言って、しばらく咲耶の頭を回していた。
「僕が手を離しても、君は回り続けます。さらに僕がハイというと頭だけでなく身体ごと回ります。ハイ」
 少年は手を離す。
 咲耶は少年の手を放れても、回り続ける。
「くるくると回る。ほら、回る・・・・回る・・・」
 咲耶は上半身をいっぱいに回していく。
 そのたびに、長い黒髪がなびく。
「もう一度僕がハイというとあなたは止まり、より一層深い世界へおりていきます。そして、すっとリラックスしますよ。ハイ」
 咲耶の回転が止まっていく。
 やがて、回転が完全に止まると、咲耶は力無く首を垂れ、背もたれに身体を預ける。
「君は僕がハイというと立つことが出来ます。ハイ。さあ、立って」
 そう言って咲耶を立たすと、少年は咲耶の後ろに回り込み、頭を後ろに倒させて上を向かせる。
「これから僕が3つ数えると、君はすうっと後ろに倒れていきます。後ろでは僕が支えてあげますので、安心して下さい。ではいきます、1、2、3、ハイ」
 咲耶は後ろに倒れていく。
 それを少年は押さえる。
 再び立たせて、また倒す。
 2、3回それを繰り返して、少年は咲耶を床に横たえた。
「さあ、君の右手には大きな風船がくくりつけられました。これからその風船にガスを入れていきます。僕が数を数えるごとに風船は大きくなって浮いていきますよ。1、2、3・・・」
 少年が数を数えていく度に咲耶の右手が上がっていく。
「23、24、25・・・・」
 徐々にながら、咲耶の右手が段々上を向いてくる。
 少年が90を数える頃には咲耶の右腕は上を向いていた。
「今度僕がハイというと、風船は糸が切れてどこかへ飛んでいきます。ハイ」
 瞬間、咲耶の腕が糸の切れた人形のようにすとんと落ちる。
 少年はその腕を取ると、そっと床に下ろした。
「あなたの目の前にはとても長い螺旋階段があります。その下は見えません。さあ、僕と一緒にもっと深いところへおりていきましょう。僕が階段を下りていく度に一段一段数えます。君は今よりもっと深いところへいけますよ。1、2、3、4・・・・段々深いところへ行きますよ15、16、17・・・・とても深いところです42、43、44、45・・・・辺りは暗くて何も見えません78、79、80、81・・・・97、98、99、100もう階段はありません。どうやら底についたようです。ここは君の心の中のとても深いところです。さあ、君は立って椅子に座ることが出来ます。僕が教えてあげますので椅子に座りましょう」
 少年は咲耶を立たせると、椅子まで連れていき座らせた。
「これから僕が3つ数えると君は気持ちいい気分で起きることが出来ます。ですが、すぐに僕の目から目を離せなくなって今よりも深いところへ落ちていきます。1、2、3、ハイさあ、気持ちよく目を覚ましましょう」
 その言葉に咲耶は目を開く。
 だが、すぐに少年の目に引き寄せられる。
「ほら、僕の目に吸い込まれていきますよ・・・・僕の目から目を離せない・・・瞼が重くなってくる・・・ハイ、目を閉じてしまいましょう」
 咲耶は目を閉じて脱力する。
 少年は覚醒から再導入を繰り返す。
 咲耶はとても深く導入されていった。
「いいですか?今から3つ数えると君はいつもの君に戻る。でも、催眠はとけてないので僕の言葉をとても素直に受け入れます。目を開くことは出来ますが催眠はとけません良いですね。1、2、3、ハイ。いつもの君に戻ります」
 開かれた咲耶の目にはいつもの意志の強さが反映されていた。
「どうですか?木花さん」
 恐る恐るを装って少年は聞く。
 咲耶はその問いに勝ち誇った笑みを浮かべる。
「やっぱり嘘っぱちだったじゃない。そんな物信じちゃって、バッカじゃないの」
「そうですか・・・」
 その言葉に少年は俯く。
 だが、その口の端はこれからやることを想像して邪悪に歪んでいた。
 少年は不意に顔を上げて言った。
「三つ数えると、再び気持ちよく落ちていきますよ。1、2、3、ハイ」
 すぐに咲耶は目を閉じる。
 少年はすぐに暗示を重ねる。
「咲耶、ここはヌーディストビーチだ。ヌーディストビーチは知ってるね」
 その問いに咲耶は頷く。
「ここはヌーディストビーチ。そして、君はヌーディストだ。さあ、服を着ているのはおかしいね。脱いでしまおう」
 咲耶は周りを見渡していたが、すぐに不快そうな顔をすると服を脱ぎだした。
 まずは上着。セーラー服のスカーフを取り、一つ一つボタンをはずしていく。
 次にスカート。ホックをはずすと、すとんとスカートが落ちる。
 続いて、ブラウスを脱ぐ。
 すると、純白の下着が顔を表した。
 咲耶はブラジャー、パンティ、靴下も脱ぐ。
 そして、ようやく咲耶は素っ裸になった。
 その顔は晴れやかでとても気持ちよさそうだった。
 咲耶は脱いだ後の服をきちんとたたむ。
 その辺りに躾の良さが伺える。
 咲耶の裸に少年は感動を覚えた。
 決して小さくない胸を尻。
 大事なところを覆うには頼りなさげな、薄い茂み。
 全体のバランスが取れていて、身体は引き締まっている。
 しばらくその裸体を眺めていたが、少年は気を取り直して暗示を重ねる。
「よく見ると、辺りには誰も居ません。君は段々とオナニーがしたくなってきましたよ・・・」
 咲耶は何かモジモジとしだして、足をすりあわせ始める。
「辺りには誰も居ません。咲耶1人です。さあ、誰にも咎められることはありません。オナニーしてしまいましょう。我慢していると、どんどんしたくなってきて辛くなりますよ」
 咲耶はしばらくじっと耐えていたが、耐えられなくなったのかぺたんとかかとをお尻の両横に来るように座ると、左手を胸に、右手を秘裂に持っていくと、最初はゆっくり、そして段々激しく自慰を始めていった。
「んはぁっ!・・・あんっ・・・うぁっ・・・ああんっ!」
 声を出し、よがる咲耶。
「咲耶、声を上げない方が気持ちいいよ。我慢して声を上げなければ、もっと気持ちよくなれるんだ」
 慌てて少年が暗示を与えると、咲耶は声を上げるのを我慢して自らの身を焦がしている劣情に身を投じていった。
 左手はその胸の形を変え、右手は秘裂の縁をなぞっている。
 上の口からは涎が、下の口からは尿とは違う液体が流れ出ている。
 咲耶の身体はビクンッ、ビクンッと時々痙攣をする。
 徐々にその痙攣の間隔が短くなっていき、汗が滴り落ちていく。
 どうやら、そろそろイクらしい。
「咲耶はイク時に今までに感じたことがないくらい気持ちよくなる」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」
 少年がそう言ったのと、咲耶がイッたのは同時だった。
 咲耶は必死に声を抑えて、快感をむさぼった。
 やがて、咲耶は脱力して前のめりに倒れた。
 少年は咲耶に近づくと仰向けにして、自らのモノを取り出すと咲耶の秘裂にあてがう。
 少年のモノはすでにいきりたっており、準備万端だった。
「咲耶、これから咲耶の中に入れるけど、咲耶は痛みを感じない。俺とSEXするとさっきのオナニーよりも気持ちよくなれる」
 咲耶に暗示を重ねると、少年は一気に咲耶の中につっこんだ。
「んあああっ!!」
 大した抵抗も感じずに咲耶の奥まで突き進めた。
 咲耶の締め付けはきもちよく、咲耶も少年のモノが入ってると言うだけでもの凄い快感を感じていた。
「咲耶。もしかして、お前・・・初めてじゃないのか?」
 少年は頭に浮かんだ疑問を口にした。
「・・・・・はい」
 咲耶は気恥ずかしそうにしていたが、やがて答えた。
「そうか、咲耶は俺以外のやつとのSEXは気持ちよくない。むしろ苦痛になる。俺とシなければこの快感は得られない。俺とシテいるときはいくらでもイッてしまう。俺とのSEXしか受け付けなくなる」
 そうして咲耶を暗示で縛ると、少年は咲耶の中で動き出した。
「ああぅっ、はんっ!、ふぁっ!あああっ・・・」
 少年が奥をつく度に咲耶はあえぐ。
 咲耶は少年に与えられる快楽に溺れていた。
 少年は咲耶の胸に、尻に手を持っていく。
 咲耶も少年も互いの口にキスをしたり、互いの身体を舐めあったりする。
 少年は咲耶の身体を愛撫しながらも咲耶を突き上げるのを止めることはない。
「ひああっ・・ああっ、うぁあ!・・はあっ!」
 両者は互いの汗と唾液、それと愛液によってべたべたになり絡み合っている。
 その姿はとても淫靡でその部屋の中は淫蕩な臭いが充満している。
 その中で咲耶も少年も上りつめていく。
「はあっ、ふっ・・・ひぃっ、わ、わたっわたしっ!!」
「はぁ、はぁ・・・ぼ、僕も!!」
 2人とも、互いの限界が近い事を知らせあう。
 少年も咲耶もラストスパートに入った。
 腰を大きく振り、快感を貪りあう。
 その動きは激しく、咲耶は快感のまま身体を揺すられていた。
「んあ、ふあっ、ああっ、ああっあああああ〜〜〜!!」
 咲耶の中が一気に締まり、少年の精液を搾り取ろうとする。
「くぅっ!!」
 少年は間一髪で咲耶の中からモノを抜いた。
 びゅく、びゅく、びゅく・・・。
 白濁液が咲耶の肢体や顔を汚していく。
 咲耶も少年もぐったりとしてそのまま放心していた。
 しばらくして、少年は自分の後始末をすると服装を正して白濁液で身体を汚したままの咲耶へと向かった。
「咲耶、聞こえるかい」
 少年の問いかけに咲耶は静かに頷く。
「君は眠る。何も感じない・・・・さあ、眠ろう・・・」
 少年が言うと、咲耶は規則正しく呼吸をはじめる。
 少年は咲耶を寝かすと、その汚れた肢体を入念に拭い始める。
 顔に始まり、腕、胸、下腹部・・・。
 暗示の通り、咲耶は何の反応も示さずに少年に拭かれていく。
 果てには大事な場所まで拭っていくが咲耶の身体も何の反応も示さなかった。
 少年は咲耶の身体についた白濁液を拭い終えると、タオルで汗と唾液と愛液にまみれた咲耶の身体を拭く。
 それが終わると少年は咲耶に囁き始める。
「咲耶、君は今度は後ろにたたんだ君の服を着ることが出来る。ここはヌーディストビーチでなければ、君もヌーディストではない。さあ、服を着てしまいましょう。でも、下着をつけるのは忘れてしまいますよ」
 咲耶は少年に言われるがまま、服を着始める。
 だが、パンティとブラジャーは着けずに放っておいた。
「着替えたら、椅子に座りましょう」
 咲耶は椅子に座る。
「これから、僕が3つ数えたら目が覚めます。術にかかってる間の出来事の代わりにこれから言うことを憶えて置いて下さい。僕は君に術をかけるのを失敗しました。君は術にはかからなかった。それと今から言うことは目が覚めた後に忘れてしまいますが、必ずその通りになります。君は僕に「まほらば」と言われると今と全く同じ状態になります。いつでもどこでも、僕に「まほらば」と言われると今と全く同じ状態になりますよ。それと、この部を存続させないといけない気になりますよ。これらは目が覚めると忘れますが、必ずその通りになります」
 少年は咲耶の頭をくるくるとまわす。
「じゃあ、これから3つ数えると気持ちよく目が覚めますよ。1、頭がすっきりとしてきました・・・2、段々と霧が晴れてきます・・・・3、ハイ、気持ちよく目が覚めましたよ」
 咲耶は目を何回か瞬かせて、辺りを見回した。
「どうでした?」
 少年はにっこりと笑顔を浮かべて愛想良く聞いた。
「なによ!やっぱり嘘だったじゃない。私は全くかかってなかったわよ!!」
 咲耶は状況を認識すると、少年に不満を言ってくる。
「すみません、失敗しました・・・」
 少年はうなだれて答える。
「ふん、まあいいわ。あなたがそんな物を信じているなんてね・・・。とりあえず、その熱意に免じてこの部は残してさしあげましょう。これからはもう少しまともなことを研究するのですね。」
 咲耶は書類になにやら書き込むと、時計の時間を確認して急いで出ていった。
「私がこんな時間になってたのに気付かないなんて・・・」
 最後にそうこぼして・・・。


 俺は太陽の下、風に包まれながら草の上に横になっていた。
「もう、こんな所に・・・」
 不満そうな声に目を開くと、目の前に真っ白なワンピースを着た咲耶が頬を膨らませて立っていた。
「おはよ・・・」
 眠い目をこすりながら、俺は答える。
 あれから数年、咲耶は就職して働いていた。
 俺も色々あって、毎日を暮らしている。
 俺は咲耶を気に入っているので、奴隷にはしなかった。
 咲耶は今でも良いセックスフレンドだ。
「おはよじゃありません。このようにいい天気なのですから、遊びに行きますわよ」
「咲耶、天気は関係ないだろ・・・」
 俺の手を引っ張ってくる咲耶。
 すぐにでも、俺とやりたくて気持ちが急いているのだろう。
「いいのです。私が気に入ってるですから」
 咲耶は笑顔で言ってくれる。
 その笑顔に連れられて、俺達はラブホテルに入っていった。

 
 


 

 

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