〜 美姫の場合 〜

 コツコツコツ・・・・。
「もう〜、なんでこんなに残業が長引くのよ!!」
 小倉 美姫(おぐら みき)は歩きながらそう吐き捨てた。
 彼女は今年会社に入社したばかりで残業は日常茶飯事だったが、この日は帰りが遅くなりすぎた。
 今日中に出すはずの資料のデータが時間通りに届かず、届くのを待って資料を作成したらこの時間になってしまった。
 美姫は早く家に帰りたかったので、普段はあまり通らない近道へ入っていった。
 コツコツコツ・・・・。
 美姫が路地に入ってからしばらく、美姫の他に別の足音が聞こえる。
 美姫が止まると、その足音も止まる。
 タタッ。
 それを2、3回繰り返すと、美姫は恐くなって走り出した。
「はい、ストップ」
 声が聞こえると美姫は一歩も動けなくなった。
「こっちを向いて」
 次いで、指示が与えられる。
 美姫は言われたとおりに身体を向けた。
「え!?何で!?」
 美姫は不意に起こった身体の変化に驚愕を隠せない。
 身体が自分の意志とは無関係に動いたからだ。
 美姫が向いた方には男が1人、立っていた。
 男の顔には影が入り、はっきりとは見えない。
 だが、美姫の女としての勘がはっきりと示している。
『ここにいてはいけない』と。
 しかし、美姫の身体はこの場から離れようとしている思いとは裏腹に動いてくれなかった。
「ねぇ、彼女。名前教えてよ」
 男は極めて軽い調子で言った。
「・・・・美姫」
 美姫の口が勝手に動く。
 美姫の返答に嬉しかったのか男の雰囲気が和らぐ。
「そっかぁ、美姫ちゃんって言うんだね。じゃあ美姫ちゃん、他にも色々教えてね」
 男はそう言うと美姫に色々なことを聞いてきた。
 職業、携帯の番号、住所、年齢、スリーサイズにSEXの経験まで。
 美姫は答えまいと必死に口をつぐんでいたが、美姫の口は勝手に答えていった。
「ふぅ〜ん、美姫ちゃんってまだ処女なんだ。俄然楽しみになっちゃった」
 男はますます嬉しそうだ。
「ここでするのも良いけど・・・・美姫ちゃんはここと公園とホテル何処が良い?}
「・・・あ!!あなた、私に何したの!?」
 美姫は自由に喋れることに気付くと、男に対して詰め寄った。
「何処が良い?」
 男は美姫の質問は全く無視した。
 男が言うと美姫はなんだか選ばなければならないような気がしてくる。
「何処が良い?」
「・・・・ホテル」
 男の再三の質問に美姫は観念したかのように答えた。
「美姫ちゃんはホテルが良いの?処女喪失」
 美姫は男の質問に頷いた。
「じゃあ、ここでやろうか?」
 男は無邪気に言った。
「まずは美姫ちゃんのオナニーが見たいな」
 男がそう言うと、美姫の身体がびくっと震え、美姫は手を股間と胸にもっていく。
 ドサッ!
 音を立てて美姫の鞄が地面に落ちた。
「このまま見てるのもつまらないね。口は自由にして上げるよ」
「いやっ、何で?身体が勝手に!!」
 男が言った途端、美姫は叫びだした。
 美姫は叫びながらも、右手は胸に左手は股にもっていく。
 そしてそのまま自らのモノを弄くりだした。
「え!?んぅ!なんっ・・ああっ!!こんな・・うぁっ!」
 布地の上からでも感じているのか、美姫は喘ぎ声を上げて悶えている。
「美姫ちゃん、気持ちいいかい?」
 男はそんな美姫の様子を見ながら訪ねる。
「なんぅ・・・こんなぁ・・いやなっ・・のにっ・・身体が・・・勝手にぃ!!」
「美姫ちゃん、嫌なの?」
「・・やめっ・・て・・あぅっ・・やめてっ・・よっ!・・・あぁ・・・」
 男の言葉に美姫は答える。
「わかったよ」
 男が言うと美姫は胸と股間を弄くるのをやめた。
 美姫は肩で息をしていた。
「あなた・・・何?」
 肩で息をしたまま美姫は聞く。
 その質問を男は受け流した。
「僕が何者なんかなんてどうでもいいじゃない。それより、僕も楽しみたいな。美姫ちゃん、その口で奉仕してよ」
 男がそう言うと美姫はふらふらと男に歩み寄る。
「え、ちょっと、嘘でしょ!?」
「そうそう、僕の前に跪いてね。美姫ちゃんが僕のモノを出すんだよ」
「え、いや、どうして?」
 美姫は男が言ったとおりに跪き、男のズボンとパンツを下ろす。
 すると、中から男のモノが出てきた。
「美姫ちゃん、それを口に咥えるんだ。美姫ちゃんは僕に奉仕してると股間がとても疼いてくるよ」
「いやぁっ!!やだよっ、やっむっ!!」
 美姫の叫びも空しく美姫は男のモノを咥えて、舐めはじめた。
「んっ、むっ、あむぅ・・」
「そう。それと、頭を前後に動かすのも良いよね」
 美姫は男に言われたとおりに頭を動かす。
 男の言った通り、男のモノを舐めていると自分のアソコがジンジンと疼いてくる。
 男のモノを舐めれば舐めるほど、美姫のアソコは濡れていった。
 美姫はたまらず片手を自分のアソコへもっていこうとした。
 それを見た男はすかさず言葉を重ねる。
「あ、美姫ちゃん。美姫ちゃんは奉仕するときに手を地面につけてないと美姫ちゃんの股間の疼きはなくなっちゃうよ」
 美姫が自分のモノを慰めようと、手を地面から離した瞬間に股間の疼きは無くなってしまった。
 美姫は両手を地面につけ、股間の疼きに耐えながら男に奉仕を続けた。
「美姫ちゃんっ、でるっ、しっかり口で受け止めてね」
 男がそう言うと、美姫は慌てだした。
 だが、美姫にはどうしようもなく男は美姫の口にその白濁液をぶち込んだ。
 ドクッビュクッビュク
「んーっ!!」
 その瞬間、美姫の瞳が大きく見開かれた。
 美姫は口腔にたたきつけられるその感触と舌で感じてしまう味にむせ返った。
 しかし、美姫の口は男のモノを咥えたまま離れなかった。
「はい、美姫ちゃん。僕のモノを咥えたままで中のモノを飲み込むんだ。一滴たりともこぼしちゃ駄目だからね」
 コクッコクッ
 美姫は言われた通り喉をならして男の白濁液を嚥下していった。
 しかし、その顔は苦渋に満ちていた。
 美姫が飲み込むのを見ると、男は美姫の口からその太い棒を引き抜いた。
「やぁ・・・あなた・・何者なの?」
 美姫はこの世のモノでない者を見るかのようにその男を見た。
 尻餅をつきながら後ずさっている。
 男は余裕をもって、その場に立っている。
「僕?それはひ・み・つ。それよりさ・・・SEXしようよ」
 美姫はその言葉が出た瞬間、その場から逃げ出した。
 すぐに立ち上がり、一刻も早くこの場から離れようと走り出した。
 しかし、それを許すような男ではなかった。
「はい、止まって」
 男が言うと、美姫は足が一歩も進まなくなった。
「だめだよ、美姫ちゃん。美姫ちゃんはこれから僕とするんだから」
 男は後ろから美姫に抱きついて、美姫の胸と頬に触れた。
「ひぃっ、やっ」
 美姫はもがくが身体が全く動かない。
 そんな美姫を見ながら男は言う。
「美姫ちゃん。このままじゃやりにくいから、そこの電柱に手をつけてお尻をつきだしてよ」
「や、うそっ、どうして!?嫌なのにっ!!」
 美姫の身体はその意志を裏切り、ふらふらと電柱の方へ行くと言われたとおりにお尻をつきだした。
 男はそんな美姫に近づく。
 美姫は地面を見てるので見えないが、足音と気配で男が来るのが分かった。
「嫌っ、こないでっ、来ないでよぉ!!」
「美姫ちゃん、いい格好だね」
「あなたがこうしたんでしょ!!やめてよ」
「いいかい、美姫ちゃん。美姫ちゃんは僕に触られるともの凄く感じるようになるよ。いくらでもイッてしまう。でも、その体勢は僕がいいと言うまで崩れないよ」
 男は言って、まずは美姫の頬に触れた。
「ひぃっ、ああああああああああ〜〜〜〜〜」
 美姫はこれまでに感じたことのない快感に打ち震える。
 男に頬を触られただけで美姫はイッてしまった。
「そう、どんどんイッていいんだよ。美姫ちゃんはどんどんイッてしまう」
 男は言いながら美姫の服を剥いで、胸、臍、背中と愛撫を続ける。
「ああああっ!!ひゃあうっ!!んぁぁぁっ!!!」
 次々と美姫に快楽が襲ってくる。
 そのたびに美姫はイッた。
 美姫の瞳は濁り、もう何も写していない。
 口からは涎が垂れている。
「ふぇ?」
 不意に美姫から快楽がとぎれた。
 男が愛撫を止めたからだ。
「あーあー、パンティをこんなに濡らしちゃって・・・」
 男はそう言いながら美姫のパンティを下ろしている。
 美姫の秘所は自らの愛液でびちょびちょに濡れており、溢れ出た愛液はパンティやストッキングまでずぶ濡れにしていた。
「美姫ちゃん、そろそろ本番に行くよ」
 男は自分のモノを出すと、美姫の秘所にあてがった。
「やめてっ、いやっ!!」
 自体を理解した美姫はまた拒みだした。
「美姫ちゃんは僕とのSEXに痛みを感じない。感じるのは快楽だけだ」
 男はそう言って、その肉棒を美姫の中に突き立てた。
 ぷちぷちぃ
「んああああああぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!」
 美姫の処女膜を突き破る感触と共に美姫は激しくイッた。
 男はしばらく動かず、美姫の感触を楽しんでいた。
 美姫の瞳からは大粒の涙がぽたぽたと零れていた。
 それが無理矢理処女を奪われた悲しみからか快楽のあまりなのかは美姫にも分からなかった。
「美姫ちゃん、動くよ」
 ズチュ、ズチュ。
「あああっ、ひぁあああ!!うぁぁっ!!」
 男が動くたびに美姫はイカされる。
 ズンッ、ズンッ!
「んぁぁっ!くぁぁぁ!!」
 男の動きが激しくなるほどに美姫を襲う快感も激しくなる。
 美姫は神経がちぎれそうになるほどの快感を男の一突き一突きに味あわされていた。
 美姫の身体から汗の滴が散る。
 常夜灯に照らされた彼女の顔は快楽に蕩けきり、もの凄く淫蕩なものになっていた。
「いくよ、美姫ちゃん。美姫ちゃんは俺と一緒にイクんだ。そうすると、体も動かせるようになる」
 そして、男は最後の一突きをした。
 ドクゥ!ドクッ!!ビュクッ、ビュク・・・
「ひああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
 美姫はあらん限りの声を喉から出して気を失い、その場に崩れ落ちた。

 俺が美姫の中に出すと美姫も激しくイッて意識を失った。
 俺は美姫の中から自分のモノを引き抜くと服装を整えた。
 そして、倒れている美姫に向かって言う。
「美姫ちゃん、聞こえる?まあ、意識で聞いて無くても良いけど・・・。美姫ちゃんは僕とSEXする時だけ今の快楽を味わえる。それに、僕以外の人とSEXをしても快楽どころか痛みしか感じない。それと、美姫ちゃんは一月に一度は必ず僕とSEXをしなければならない。これは絶対で必ず美姫ちゃんの身体が僕を求めるようになる。そうなったら、美姫ちゃんはここへ連絡してね」
 そう言って俺は携帯の番号を伝えた。
 さて、これで得物も捕らえたし帰るとするかな。
 俺はその場から歩き出した。
 美姫で30人目だから、これで一月のローテーションがくめるな。
 向こうがシたがってるんだから、金も取れるしな。
 このチカラのおかげで俺は楽に暮らせるってもんだ。
 まったく、チカラ様々だぜ。

 男は笑いながら闇へと消えていった。

 
 


 

 

戻る