本当はえむしーだったシンデレラ


 

 



〜黒幕は王子様ver.〜






 むかし、あるところにシンデレラという女の子がおりました。
 シンデレラは小さい頃にお母さんを亡くしていたので、お父さんの再婚相手と、その連れ子の義理のお姉さんふたりと一緒に暮らしていました。
 シンデレラはそれはそれは美しい娘に成長しましたが、継母と義理の姉ふたりは、何かにつけてシンデレラをこき使い、いじめていました。

「シンデレラ、まだ台所の片付けが終わらないのかい」
「すみません、お義母様」
「まったく、鈍くさい子だね、さっさとそこを片付けて私の部屋を掃除しておくれ」
「はい」

 その日も、シンデレラは朝から家の掃除をさせられています。
 しかし、シンデレラは心優しくて真面目な女の子だったので、どんなにいじめられても、泣き言ひとつもいわずに素直に継母や姉の言うことに従っていました。









 一方、こちらは宮殿。

「うーん、なかなか僕にふさわしい女性はいないもんだな……」

 宮殿の自分の部屋だというのに、妙に格好つけて深刻そうに呟いているのはこの国の王子様です。
 彼はまだ独身なのですが、なかなか縁談がまとまりません。

 ゆくゆくはこの国の王になる自分と結婚する相手は、この国でも一番の美人で、しかも性格もいい相手であるべきだと彼は思っていました。
 でも、彼の理想にぴったりの女性はなかなかいなかったのです。
 これまでも、貴族の娘との縁談話は何度かあったのですが、美しい娘はプライドが高かったり性格が良くなかったり、反対に気立てのいい娘はあまり美しくなかったりと、どれも帯に短したすきに長しという感じがしてまとまらなかったのです。

「王子様……おいでですか、王子様」

 その時、ひとりの老婆が部屋の中に入ってきました。
 彼女こそ、王家に代々仕えている魔法使いでした。

「おお、どうしたのだ?」
「王子様の探し求めていた条件にぴったりの娘を見つけましたぞ」
「なんだと!?それはどこの貴族の娘なんだ?」
「いえ、その娘は貴族の娘ではありませぬ。ただ、その娘の美しさは間違いなくこの国で一番。しかも、その娘は継母と、血の繋がらぬ姉たちに毎日のようにいじめられながらも、恨み言ひとつ言わずに尽くし、仕えている真面目で優しい娘ですぞ」
「ほう、それは僕の妃になるにふさわしい。で、その娘は今どこに?」
「はい、町に住む、シンデレラという娘です」
「シンデレラか……。とにかく、おまえがこの国で一番というその娘の姿を見てみたいものだな」
「それではこうしましょう。今度、王様が宮殿で舞踏会を催されます。その舞踏会は広く町の者の参加も許されておりますので、わたくしめがその舞踏会にシンデレラを連れて参りましょう」
「よし、わかった。そうしてくれ」

 こうして、シンデレラの知らないところで彼女を舞踏会に連れ出す手はずが整えられることになったのでした。






* * *







 それは、舞踏会当日のことでした。

「シンデレラ、ちょっとこっち持ってて」
「はい、お姉様」
「そっちが済んだら次はこっちを手伝って、シンデレラ」
「はい、お義母様」
「ちょっと、シンデレラ、私のドレスはどこに置いたの?」

 その日も舞踏会に行く継母と姉の身支度の準備にシンデレラはこき使われていました。
 いつものように、シンデレラは文句ひとつ言うことなくまめまめしく3人の支度を手伝っています。



「それじゃあ行ってくるから。私たちが出かけている間に家をきれいにしておくんだよ」
「はい。お気をつけていってらっしゃいませ、お義母様、お姉様」

 舞踏会に出かけていく継母と姉の姿を、シンデレラは外まで出て見送っています。

 3人の後ろ姿が見えなくなると、ようやくシンデレラは家の中に戻って掃除を始めました。
 まず、はたきを使って埃を落としてから箒で床を掃いていきます。

 てきぱきと掃除をするシンデレラの表情には、特に悲しそうな様子はありませんでした。
 ましてや、舞踏会に行きたそうな素振りなんかまったく見せません。
 真面目で心優しく、人のよいシンデレラは別に自分の境遇が不幸だとは思っていなかったのです。

「さてと、掃き掃除が終わったら次は雑巾がけね」
「シンデレラ……これ、シンデレラ」
「きゃあっ!だっ、誰ですか、あなたは?」

 掃除をしていたシンデレラの目の前に、いきなりひとりの老婆が姿を現しました。

「私は、町外れに住んでおる魔法使いじゃよ。そなたはいつもそうやって真面目に働いて、実に感心なことじゃ」
「そ、それはどうも……」

 老婆に褒められても、シンデレラは少し怯えたままです。
 突然家の中に見知らぬ人が現れたのですから、それも当然でしょう。

「そんなそなたをずっと見ておったら、ご褒美をあげようと思ってここに来たのじゃよ」
「ご褒美、ですか?」
「うむ。私がそなたを今夜の舞踏会に連れて行ってやろう」
「……でも、私は家の掃除をしなければいけないし」
「うむうむそんなに嬉しいか……て、な、なんじゃと!?そなた、今、なんと言った?」
「はい。お義母様に家を掃除しておくように言われているんです」
「なんじゃと?そなたは舞踏会に行きたくはないのか?」
「ええ、別に舞踏会には興味はありませんし、お義母様に言われた仕事をする方がずっと大切です」

 あっさりと舞踏会への誘いを断るシンデレラ。
 それが当然だと言わんばかりのその表情に、老婆はすっかり調子が狂ってしまいます。

「むむむ……。おおっ!そうじゃ!」

 どうしたものかと考え込んでいた老婆は、なにやら呪文のようなものを唱えて、持っていた杖をシンデレラに向けました。
 すると、シンデレラの着ていた服が純白のドレスに変わり、被っていたスカーフは光り輝くティアラに、履いていた靴もキラキラ光るガラスの靴になったのでした。

「えええっ!これは……!?」

 自分の格好に驚いているシンデレラの様子に、老婆は満足そうに頷いています。

「どうじゃ?その姿で宮殿の舞踏会に行くところを想像すると胸が躍るじゃろうが」
「……え?いえ、別に」
「なんじゃと!?」
「私、お掃除をしなくてはいけないから舞踏会に行く余裕なんてないんですもの」
「いや、シンデレラ……?」
「だから、はやく元の服に戻してくださいませんか?この格好だとお掃除の邪魔ですわ」

 あくまでも舞踏会に行かないというシンデレラの返事に、老婆は呆気にとられてしまいます。

「うーむ、真面目な娘だと思ってはいたが、まさかここまでとは……。こうなったら致し方ない、最後の手段を使うとするかの……」

 シンデレラの度を超した生真面目さになにやらブツブツと呟いていたお婆さんは、またまた呪文を唱えて杖をシンデレラの胸に当てました。

「う……」

 杖の先が当たった瞬間、鈍い呻き声とともにシンデレラの顔から表情が消え失せました。
 その瞳は光を失くして、どこに焦点を当てているのかわからないようにぼんやりと前を見つめて突っ立っています。

「それでは行こうか、シンデレラ。王子様がお待ちじゃて」

 そう言って老婆が杖を振りかざすと、ふたりの体は光に包まれ、その場からふっとかき消えてしまったのでした。






* * *







 そして、ここは宮殿。

 王子様は、自分の部屋で魔法使いがシンデレラを連れてくるのを今か今かと待っていました。





「王子様、ただいま戻りました」

 もう少しで舞踏会が始まるという頃合いに、ノックの音がしてドアの外で老婆のしゃがれた声がしました。

「おおっ!戻ってきたか、いいぞ、入れ」

 王子様の言葉に応じるように、ドアが開いて魔法使いの老婆が部屋の中に入ってきました。
 そして、その後ろについてふらふらと入ってきた、純白のドレスを着てガラスの靴を履いた金髪の美人。
 シンデレラです。

「王子様。この娘がシンデレラです」
「おぉ……」

 シンデレラのあまりの美しさに、王子様は見とれたまま声も出ない様子でした。
 しかし、シンデレラは笑顔はもちろん、怯える様子すら見せません。
 ただ、うつろな表情で前を見つめて立ったままです。

「ん?なんだか様子がおかしいが、これはいったい?」
「はい。想像していた以上に真面目な娘でして、継母に言いつけを守って家の片付けを続けると言い張りまして。私がいくら説得しても舞踏会に来ようとしなかったものですから、ちょっと心を奪わせてもらったのです」
「心を奪うだって!?」
「はい。私の家系に伝わる秘術のひとつです。今、この娘は私の言いなりになる人形みたいなのもです。まあ、心配しないで下さいませ、心はいつでも元に戻せますよって」

 そう言って、老婆はくっくっくっと不気味な声で笑いました。

「うーむ、たしかにこれほど美しい娘は見たことがないが、かといってこのままでは……」
「ご心配なく。これから、仮の心を入れますゆえ」

 そう言うと、老婆はシンデレラの背後に立ち、その耳許でささやき始めました。

「シンデレラ、そなたの目の前に立っておられるのが王子様じゃ。王子様こそがそなたの真の主となる人じゃ、わかるか?」
「……はい」

 老婆のささやきに、力のない声でシンデレラが頷きました。
 それに合わせるように、ぼんやりと前を見ていただけの瞳が、王子様の姿を捉えたような気がします。

「そなたは、自分の身も心もすべて王子様に捧げるのじゃ」
「……はい」
「だから、そなたにとって王子様の命令は絶対じゃ。よいな?」
「……はい」
「そなたにとっても、王子様に従うのは幸せなことなのじゃ。なにしろそなたは王子様を心の底から愛しておるのじゃからな」
「……はい」

 昏く澱んだ瞳で王子様を見つめたまま、シンデレラは老婆の言葉に虚ろな返事を返していきます。

「それでは、私が背中を押すとそなたは目を覚ますのじゃ。では、押すぞ」

 そう言うと、老婆はシンデレラの背中をそっと押しました。
 すると、一歩前に踏み出したシンデレラの、濁っていた瞳に少しずつ光が戻っていくように思えました。
 それに合わせて、シンデレラの頬が紅潮していき、息苦しそうに胸が大きく上下し始めました。

 王子様が驚いたように老婆の顔を窺うと、老婆は笑みを浮かべて力強く頷き返してきました。

「……シンデレラ」
「はい。なんでございますか、王子様?」

 シンデレラに向き直って王子様がその名を呼ぶと、シンデレラは跪いて深々と頭を下げました。

「僕のことがわかるのかい、シンデレラ?」
「もちろんでございますとも。私は、すべてを捧げて王子様にお仕えするためにここにいるのですから」

 そう言って、にっこりと微笑んだシンデレラの笑顔のなんと眩しく思えたことでしょう。
 そのあまりの美しさに、王子様はドキッとしてしまいました。
 ドクドクと、脈拍が早くなっているような気もします。

 この美しい娘が、自分の前にかしずいて、崇拝するかのように潤んだ瞳を向けている。
 それだけでもう王子様は気持ちの高まりを抑えられません。
 彼女のしとやかで従順な態度も、本来の真面目で優しい性格からくるものなのでしょう。

「では、これから僕と一緒に舞踏会に出てくれないか、シンデレラ?」
「ええっ?私みたいな者がお相手でよろしいのですか?」
「もちろんだとも。いや、きみのように美しい人こそ僕の相手にふさわしい」
「まあっ、なんというもったいないお言葉。ありがとうございます」
「では、行こうか、シンデレラ」
「はい、王子様」

 王子様が手を差し伸べると、シンデレラは恭しくその手をとって立ち上がります。

 そのままシンデレラをエスコートして部屋を出て行きながら、王子様はそっと魔法使いの老婆にウィンクをしました。
 老婆はニヤリと笑みを浮かべると、王子様にお辞儀を返したのでした。






* * *







 王子様が会場の大広間に入ると、舞踏会に集まった人たちからどよめきが上がりました。
 純白のドレスに身を包み、見たこともないガラスの靴を履いた女性を連れていたからです。
 なにより、ドレスにも負けない白い肌に、輝くような金髪の女性の美しさに、居並ぶ人たちはただただため息をつくばかりなのでした。

 舞踏会には、シンデレラの継母や姉たちをはじめ、町の人たちも来ていましたが誰も彼女がシンデレラだと気づいた者はいません。
 みんな、王子様と並んで立つシンデレラの姿を眺めながら、いったいどこのお姫様だろうかと口々に言い合うのでした。



 そして、いよいよ舞踏会の始まりです。
 楽団が音楽を奏で始めるのに合わせて、それぞれ、パートナーを見つけては踊り始めました。

 もちろん、王子様のパートナーはシンデレラです。
 ダンスなんか踊ったこのとのないシンデレラのステップは、たどたどしくて少し危なっかしい感じです。
 しかし、そこは王子様が上手くリードしてフォローをしてあげます。 

 そうしているうちに慣れてきたのか、シンデレラの足の運び方もだいぶスムーズになってきました。
 シンデレラは、王子様と向き合っまま眩しいほどの笑みを浮かべてくるりくるりとターンしていきます。
 そんな彼女を見つめる王子様も嬉しそうな笑顔でステップを踏んでいきます。
 王子様とシンデレラの踊る姿は本当にきれいで、近くで踊っている人が思わず見とれてしまうほどでした。



 それなのに、4曲踊っただけ、舞踏会もまだまだこれからという時に王子様とシンデレラは奥に引っ込んでしまいました。
 というのも、シンデレラとぴったりと体を寄せ合っているうちに、王子様はムラムラと興奮してきて抑えきれなくなってしまったのです。



「王子様、もうダンスはよろしいのですか?」
「ああ、もういいんだ」
「やっぱり、私が上手に踊れないからですね。申し訳ございません」
「いや、そうじゃないんだ」

 宮殿の長い廊下を、王子様の機嫌を損ねたのかと思って恐縮しているシンデレラの手を引いてずかずかと進んでいきます。

 そして、そのまま自分の部屋に戻ってくると、シンデレラと向かい合います。

「王子様?」

 王子様の考えがわからずに、シンデレラは首を傾げています。
 そんな彼女の体を眺めながら王子様は口を開きました。

「シンデレラ、さっき、きみはすべてを捧げて僕に仕えるって言ったね」
「え?はい……」
「じゃあ、きみのその体も僕のものなんだね?」
「はい。もちろんですとも」
「だったら、ドレスを脱いで見せてくれよ?僕のためのきみの体を、じっくりとね」
「もちろん、よろしいですわ」

 王子様に命令されるままに、シンデレラはドレスを脱いでいきます。
 そして、自分の裸を惜しげもなくさらけ出しました。

「うん、きれいだ。とてもきれいだよ、シンデレラ」
「ありがとうございます、王子様」
「こんなに美しい姿をみんなに見せるなんてもったいない。きみは僕だけのものだ。ダンスよりもっといいことをして楽しみたいから舞踏会は早々に切り上げたんだよ」
「まあっ、そうだったんですか」

 王子様が途中で舞踏会を抜け出した理由がわかって、シンデレラも安心したように笑顔を見せました。
 そんなシンデレラを抱き寄せると、王子様はその唇を吸いました。

「んふ、ん、んむぅ……」

 シンデレラは、うっとりと目を閉じて王子様のキスに身を任せています。

「ん……んむっ!んぐぐっ!」

 キスをしたままシンデレラの乳房を掴むと、ふにゃっとして滑らかな感触で手のひらがいっぱいになって、その体がビクンと震えました。

「んぐっ、はううっ!ああんっ、王子さまああぁ!」

 今度は乳首を摘まむと、シンデレラは王子様の口から唇を離し、体を仰け反らせて喘ぎます。

「そんなに感じるのかい?」
「それはぁ、私の体は王子様のものですから、王子様に触られると、んんっ!すごく、感じてしまうんです……はうんっ、ああっ、乳首そんなにされるとっ、感じすぎてしまいます!」
「すごいよ、シンデレラ。僕の指の間で、乳首がこんなに固くなってるよ」
「はんっ、ああっ、それっ、じんじん来ますううううっ!」

 王子様が固くなった乳首を指先でコリコリと弄ると、シンデレラの体が痙攣するように何度も震えます。

「胸でそんなに感じるんだったら、ここはどうなのかな?」

 下の方に手を伸ばして、指先でシンデレラの薄い茂みを掻き分けようとすると、そこはもうしっとりと濡れていました。

「ふうん、もう濡らしてるのかい?いやらしい体をしてるんだね」
「それはっ、体でも王子様にお仕えしないといけませんからっ!あんっ、そんなに入り口を掻き回されるとっ、あああっ!」

 シンデレラのアソコに指を入れて入り口付近の敏感な箇所を刺激すると、その体がビクビクビクッと大きく震えます。

「そうか、僕に仕えるためにそんなにいやらしい体をしているのか。だったら、もっといやらしいことにも応じてくれるはずだね」
「え……は、はい、もちろんですとも」

 シンデレラは、ぽーっと頬を赤く上気させて、潤んだ瞳で王子様を見つめながら頷きます。

 それを見て、王子様はベルトを外し始めました。
 実は、ダンスを踊っていた時から股間のものが膨れあがってきていたのですが、さっきからもうズボンの下ではち切れそうになって痛いくらいだったのです。

「それじゃあ、これも充分に楽しませてくれるんだね」
「……あ、はい。もちろんでございます」

 いきり立った肉棒を見て、シンデレラは驚くどころかうっとりとした表情でそっとそれを握り、ゆっくりと扱き始めます。
 興奮しているところにそんなことをされて、ビリビリくる心地よさに王子様は思わず呻き声を上げてしまいました。

「うっ……シ、シンデレラ、僕はもうさっきからこれを入れたくてしかたがないんだが」
「あっ、これは気がつかなくて申し訳ございません」

 王子様に言われてはじめて気がついたみたいにシンデレラは慌てて頭を下げました。

「うん、それじゃ、とりあえずベッドに上がってもらおうか」
「かしこまりました」

 シンデレラは命令されるままにベッドの方に向かい、ガラスの靴を脱いでベッドに上がりました。

「じゃあ、次はこっちを向いて足を大きく広げるんだ」
「はい」

 王子様の方を向くと、シンデレラは大きく両足を広げました。
 そこからは、もう見てわかるくらいに蜜が溢れてきていました。
 こんな美しい娘が、従順に自分の命令通りに行動して、こんなにいやらしい格好をしている。
 そう考えただけで王子様は、もういても立ってもいられなくなるのでした。

「さあ、どうぞ王子様の好きなようになさって下さいませ」

 シンデレラがいやらしく緩んだ笑みを浮かべてそう言った瞬間、王子様は飛びつくようにしてシンデレラの両足を掴むと、濡れそぼったワレメにかちんこちんの肉棒を突き立てていたのでした。

「くうっ!くふうううううううっ!」

 ぶつっという鈍い感触をともなって肉棒が入っていった瞬間、シンデレラが歯を食いしばって呻きました。
 そのシンデレラの反応と、挿入した時の弾力のある感触、そしてその中のきつさに、王子様はシンデレラが初めてだったことを知ったのでした。
 きっと老婆の魔法のせいなのでしょうが、処女だったというのにさっきシンデレラが見せたいやらしい反応を思うと、王子様も驚きを隠せません。

「痛いのか、シンデレラ?」
「だっ、大丈夫です。私はっ、くうっ、王子様さえ気持ちよろしかったらそれで嬉しいのですからっ、どうか私のことはお気になさらず。くふうっ!」

 さすがに心配した王子様が声をかけると、シンデレラは呻き声交じりにそう答えました。

「そうかい、だったら動かすよ、シンデレラ」
「どっ、どうぞ!……はううっ!ああっ、あくううううっ!」

 王子様が腰を動かすと、シンデレラがまた大きく呻いて体を悶えさせました。
 その様子は、どう見ても痛がっているという感じです。

「どっ、どうですか、王子様。私の中っ、気持ちよろしいですか?はっ、はうぅ!」

 それでもシンデレラは、歯を食いしばりながら王子様にお伺いをたててきます。

「ああっ、すごくきつくて、気持ちいいよ」
「よかった!王子様が気持ちよろしければっ、私も満足ですっ!はくううっ!」

 実際、初めてだけあってシンデレラのそこはとてもきつく感じられました。
 まだ、膣壁もほぐれていないという感じで固く感じます。
 それが、腰を動かすたびにきつく肉棒を締めつけるのでした。
 シンデレラの方も固く目を瞑って歯を食いしばり、明らかに痛みを我慢している様子です。

「はああっ、あくうっ!くふっ、はああっ!……あっ、ああん!?」

 王子様の動きに合わせて、苦しそうに呻いていたシンデレラの声に、一瞬、喘ぐような声が交じりました。
 よく見ると、その腰がわずかに浮き上がってビクビクと震えています。

「あああっ!王子様!こうしているとっ、なんだか痛みが和らいできたみたいです!あんっ、ああっ!んふぅうううううん!」

 頭を持ち上げて、涙目でそう訴えてきたシンデレラが、急にきゅうっと体を弓なりに仰け反らせました。

「はあああんっ!ああっ、今っ、びんびんってきましたっ!なんだかっ、体がふわっときてっ、あああっ、気持ちいいですっ、王子さまああああぁ!」

 はじめはあんなに痛がっていたというのに、今や、シンデレラはいやらしく体を悶えさせていました。
 それに、さっきまではただきついだけだったというのに、シンデレラのアソコの中はとても熱くなって、ねっとりとまとわりついてくるように感じます。
 その変化に王子様は少し驚くのと同時に、この後のことがますます楽しみになりました。
 だって、こんなに美しくて従順で、しかもいやらしい女性を自分の思うままにできるのですから。

「あんっ、はあぁん!……王子様?あっ、んふううううっ!」

 腕を伸ばしてシンデレラの体を抱え起こすと、王子様にぎゅっとしがみついてきました。
 王子様がシンデレラを抱きかかえて下から突き上げると、その形のいい乳房がぷるんぷるんと跳ね上がります。

「あんっ、はうっ……ん、れるっ、んんっ、れむっ、えろっ……」

 王子様が顔を近づけると、シンデレラが王子様の舌に自分の舌を絡めてきます。

「えむっ、あむっ、れるっ!んんっ、ふあああああんっ!」

 シンデレラが大きく喘いで、首を仰け反らせました。
 アソコがひくひくと痙攣して、王子様の肉棒を締めつけています。

「そんなに気持ちがいいのかい、シンデレラ?」
「はいいいいっ!はっ、はじめは痛かったのにっ、今はすごく気持ちいいです!あんっ、あふうんっ!王子様のが私のお腹の中にあるのがはっきりわかりますっ!王子様の熱くてっ、大きくてっ、私のお腹の中擦ってっ、そのたびにびんびんくるんですっ!はんっ、あああああっ!」

 シンデレラが体を反らせるたびに、アソコが肉棒に食いつて来ます。
 実は、王子様ももう限界が近づいてきていました。
 ダンスの途中から興奮して、焦らされていたところに、こんなにいやらしい体をたっぷりと味わわされたのですから、肉棒はもう破裂寸前になっていたのです。

「ああんっ、王子様のが中でビクビク震えてっ!んふうううううううっ!」
「くうっ、シッ、シンデレラ!」

 シンデレラが王子様にしがみついてきた瞬間にアソコがきゅうっと肉棒を締めつけたので、王子様はそのまま中に出してしまっていました。

「ふああああああっ!熱いのがっ、中にっ、ああっ、すごいいいいっ!すごすぎてっ、私っ、ふああああああんっ!」

 しっかりと抱き合ったまま、ふたりの体が震えています。
 王子様の腰がビクビクッと震えると、中に精液を注ぎ込まれたシンデレラの体もビクビク震えます。

「んんっ、はああぁ……はぁん……おうじさまあぁ……」

 ようやく絶頂の波が過ぎると、シンデレラは王子様にぐったりと体を預けて蕩けた表情を浮かべています。

「すごく良かったよ、シンデレラ。きみの体はすごくいやらしくて、とても気持ちよくて最高だよ」
「んふううぅ……ありがとうございます、王子様あぁ……私も、すごく気持ちよくて……」
「それは良かった。でも、きみのいやらしい姿をもっともっと見てみたいな」
「かしこまりました、王子様。私のもっといやらしい姿をお見せいたしますね」

 そう言うと、シンデレラはニコリといやらしく微笑みました。






* * *







「あんっ、あっ、あああっ、王子様!私っ、もうっ!んふううんっ!」

 ベッドに仰向けに寝転がっている王子様の上に跨がって、シンデレラが激しく腰をくねらせています。
 白い肌は全体がほのかに赤く染まって、時々、跳ねるように体が震えていて、そろそろ絶頂が近いのがわかります。

「くあっ、シンデレラッ!僕ももうっ!」
「ああっ、出そうなのですね王子様!どうかっ、中にっ、あんっ、んんっ、んふうううううううううっ!」

 これで何度目でしょうか、王子様の腰の上でシンデレラの体がぐっと弓なりになってブルブルと全身が震えています。

「ふあああああっ!ああっ、またっ、王子様のいっぱい出してもらってっ、私っ、わたしっ、もうっ……あん……はあああぁ……」

 そのまま、糸が切れたみたいにシンデレラの体は後ろ向きに倒れてしまします。
 王子様が体を起こすと、シンデレラはぐったりとしたまま、その体を痙攣させています。
 意識が飛んでいるのか、薄目を開けたその目は白目がちで王子様が目の前で手を振ってもなんの反応もありません。
 しかし、あれから何度も絶頂に達しているのでそれもしかたないかもしれません。

 王子様もさすがに気怠さを覚えていました。
 あまりのいやらしさについつい調子に乗って何度もセックスしてしまって、王子様の体力も限界に近づいていたのです。
 それに、シンデレラとのセックスは何度やっても飽きないくらいに気持ちよくていやらしかったのでした。




 その時、ノックの音がしました。
 続けて、魔法使いの老婆のしゃがれた声が聞こえたのです。

「王子様、よろしいですか?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ」

 王子様は、慌てて服を着ると、ぐったりしたままのシンデレラの体にシーツを1枚かけました。

「よし、いいぞ、入れ」

 そう言うと、老婆が部屋の中に入ってきました。
 シーツをかぶせられたシンデレラの方をちらりと見やると、王子様に向かって口を開きました。

「この娘はいかがでしたか、王子様?」
「うむ、気に入ったぞ。最高の娘だ」
「それはようございました。しかし、今日はそろそろ時間でございます」
「時間?なんの時間なんだ?」
「その娘を家に帰す時間です」
「なんだって!?この娘はずっと僕の手元に置いておくんじゃないのか」
「いえいえ、いちおうその娘は家族の留守中に勝手に連れてきた形ですし」
「でも、どうせ血の繋がらない家族で彼女のことを冷たく扱っているんだろ?それならここにいた方がいいじゃないか!だいいち、今の彼女だって僕に尽くすのが幸せなんだろう!?」
「しかし、今のそれは仮の心です。本当にこの娘を王子様のものにするには、私の術でその仮の心を永遠のものにしないといけません」
「だったら今すぐそれをやればいいじゃないか!」
「落ち着いて下さいませ、王子様。今のままだと、王子様が町の娘を拐かしたことになってしまいます。向こうの家でも、突然娘が消えたらさすがに問題になるでしょう。ですから、なんの問題もなくこの娘を王子様のものにするためにも、今日のところは家に帰すのです」

 王子様を宥めるように老婆は言いますが、王子様にはその意図が見えません。

「この娘を帰して、その後どうやってまた僕のもとに帰ってこさせるんだ?」
「はい。幸い、先ほど王子様は皆の前でこの娘とダンスを踊られました。そこで後日、王子様があの時の娘をいたく気に入られて妃にしたいのだが、どこの娘かわからないので探したいという名目であの娘のところに行けばいいのです」
「しかし、それはいいとしてこの娘はどうするんだ?このまま帰すわけにはいかないだろう?」
「ですから、この娘を帰す時には元の状態に戻します。もちろん、今日のことは忘れてしまいますが」
「でも、それだと後で僕が迎えに行っても僕のことがわからないんじゃないか」
「はい。そこでこれから、私の家に伝わる秘術を行います。まあ、見ていて下され」

 そう言って、老婆はなにやら呪文を唱えるとベッドの上のシンデレラを杖で指しました。

「さあ、起き上がるんじゃ、シンデレラ」
「……はい」

 老婆が命令すると、さっきまで意識を失っていたはずのシンデレラが起き上がりました。
 その顔は、老婆が彼女をここに連れてきた時のように無表情で、その瞳は虚ろでぼんやりと前を見つめています。

「まずは、服を着るがよい」
「……はい」

 老婆の言葉に従って、シンデレラは床のドレスを拾うとのろのろとした動作で着ていきます。

 シンデレラがドレスを着たのを見届けると、老婆はガラスの靴を揃えて、真剣な表情で複雑な呪文を唱えてから杖でガラスの靴を指しました。
 そして、その片方を手にしてシンデレラに近づくと、その片足に履かせました。

「よいか、シンデレラよ、これから自分の家に帰ると、そなたは今日ここに来る前の自分に戻る。だが、このガラスの靴の片方はそなたの中に、そして、もう片方は王子様の元に残る。そして、次にガラスの靴を履いて王子様に合い言葉を言われたら、そなたは王子様を愛して王子様にすべてを捧げる今日のそなたにもどるのじゃ。そして、次に王子様のものとなったら、そなたは二度と元の自分に戻ることはない。永遠に王子様に仕え、尽くす女となるのじゃ。よいな?」
「……はい」

 老婆の言葉に、シンデレラはうつろな表情のまま返事をします。
 そんなふたりの様子を、王子様は固唾を呑んで見守っていました。

 と、老婆が王子様の方に顔を向けました。

「さて、王子様、これで手筈は整いました。で、次にこの娘を王子様のものにする時の合い言葉は何にいたしましょう?」
「合い言葉か?……そうだな、『戻っておいで、僕の愛しいシンデレラ』というのはどうだ?」
「よろしいでしょう。……さて、シンデレラよ、そなたは次にガラスの靴を履いて、王子様に、『戻っておいで、僕の愛しいシンデレラ』と言われると、王子様に身も心もすべてを捧げた今夜のそなたに戻るのじゃ」
「……はい」

 シンデレラが頷いたのを確かめて、老婆は王子様の方に向き直りました。

「これで完了です、王子様。では、私はこの娘を家に帰してきますわい」
「ああ、わかった」

 まだ、名残惜しそうな様子ですが、王子様は老婆の言葉に同意します。

 老婆は、シンデレラに近づくとまた呪文を唱えて杖をかざします。
 すると、老婆とシンデレラの姿が光に包まれたかと思うと、ふっとかき消えました。






* * *







 そして、老婆とシンデレラが姿を現したのはシンデレラの家でした。
 継母とふたりの姉は、まだ舞踏会から帰ってきていません。

 老婆が、呪文を唱えてぼんやりと突っ立ったままのシンデレラに杖を向けると、そのドレスがもと着ていた服に戻りました。
 そして、また難しい顔をして呪文を唱えて片方だけのガラスの靴を指すと、それはシンデレラの足に溶け込むようにすうっと消えていきました。

「これで、ガラスの靴は常にそなたとともにある。そして、もう片方の足にガラスの靴を履いて王子様の合い言葉を聞くと、そなたは永遠に王子様のものになるのじゃ」
「……はい」
「では、眠るとよい。3分経つとそなたは目が覚めて、今日、宮殿に行く前の自分に戻るのじゃ」

 そう言って老婆が杖の先をシンデレラの胸に当てると、シンデレラの体はその場に崩れ落ちました。
 それを見届けると、老婆は呪文を唱えて杖を振りかざしてその場から姿を消したのでした。








「ん、んん……?」

 しばらくして、シンデレラが目を覚ましました。

「あれ?私、お掃除の途中で居眠りしちゃったの?」

 軽く頭を振って、周りを見回すシンデレラ。

「なんだか、すごく幸せな夢を見ていたような気がするけど……きゃっ」

 起き上がろうとしたシンデレラは、頭がくらくらしてふらついてしまいました。

「なんでかしら?すごく体が重くてしんどいけど……。それに、お掃除の途中で寝ちゃうなんて初めてだし……疲れてるのかしら?」

 シンデレラは、テーブルに手をついて不思議そうに首を傾げています。
 もちろん今のシンデレラは、体のだるさの原因が王子様といっぱいセックスして、何度もイってしまったせいだということは覚えていません。

「いけない。お義母様たちが帰ってくる前にお掃除を終わらせないと」

 シンデレラは、重たい体を引きずるように掃除を再開しました。






* * *







 そして、舞踏会から2週間ほど経ちました。

「おい!シンデレラのところに行くのはまだか!?僕はもう我慢できそうにないんだ!」

 魔法使いの老婆を呼び寄せるなり、王子様は勢い込んで詰め寄ります。
 もう、本当にシンデレラに会いたくてしかたがないといった様子です。

「……そうですな、そろそろいい頃合いでしょう」
「よし、だったら早速!」
「まあお待ち下さいませ。出かけるのは明日です」
「なんだって!?」

 ガラスの靴を手に出かけようとする王子様を老婆が引き留めます。

「今日は、まず町に御触れを出すのです。王子様が舞踏会で見初めた、ガラスの靴の持ち主を探していると、そして、ガラスの靴を履けた者と結婚すると町中の人間に知らせるのです」
「な、なるほど……」
「そして、明日から、さよう、まずは貴族の屋敷から回っていくのですな」
「なんでだ?シンデレラの家はわかってるんだろう?真っ直ぐそこに行けばいいじゃないか」
「いえいえ、物事には手順がありますのじゃ。前例がないわけではないとはいえ、町の娘を妃とするのですから、誰もが納得するようにしないといけません。ですから、貴族の屋敷から回って、誰もガラスの靴を履けない、という結果になったところで最後にあの娘がガラスの靴を履けば、皆、納得せざるを得ないでしょう」
「しかし、その前に誰かがこの靴を履いてしまったらどうするんだ?」
「大丈夫ですじゃ。この靴は私の魔法であの娘しか履けないようになっておりますから」
「……ふむ、わかった。おまえがそう言うのならそうしよう」

 そう言って、王子様はとりあえずその日は引き下がることにして、家来に命じて町中に御触れを出させました。







 そして、翌日からガラスの靴を持った王子様は町中の家を巡ることになったのです。
 まずは貴族の屋敷から、そして、町の家々を回ります。
 とはいえ、そこにはシンデレラはいないとわかっている王子様は、いたってやる気がありません。




 そして、王子様一行は最後にシンデレラの家にやってきたのです。




「やだ、私には履けないわ、この靴」
「本当、私もきつくてきつくて……」

 まず、シンデレラの姉たちが靴を履いてみますが、当然のことながら入るはずがありません。

「おい、この家にはもうひとり娘がいるであろうが」
「もしかして、シンデレラのことかしら?」
「でも、あの子は舞踏会になんか行ってないし、この靴が合うわけないのに……」
「何をブツブツ言っておる。町中の若い娘に履かせてみろと王子様が仰せなのだ」
「は、はい……」




 首を傾げながらもふたりの姉は家の中に入って、すぐにシンデレラを連れて戻ってきました。
 その姿は、あの日のようなドレスではありませんが、それでもその美しさは隠しようがありません。
 彼女の姿を見ただけで、もう王子様は身を乗り出すようにしています。

「……あの、私にいったいなんのご用でしょうか?」

 どうして自分が連れ出されたのかわからずにシンデレラは戸惑っています。

「うむ。このガラスの靴は、先日の舞踏会で王子様が見初められた娘の残したものなのだ。王子様はこの靴がぴったり合った者を妃にすると仰っておってな」
「でも、私は舞踏会になんか行ってませんし……」
「そんなことはよいから履いてみるんだ」
「は、はい……」

 戸惑いながらも、シンデレラは片足を差し出してガラスの靴に入れていきます。
 すると、その足はガラスの靴の中にぴったりと収まりました。

「ええっ……?」
「まあっ!」
「うそっ!」
「こんなことが!?」

 目を丸くするシンデレラと、驚きの声をあげる継母と姉たち。

「どうして?私、舞踏会になんか行ってないのに……?」

 シンデレラは、わけもわからずにただただ困惑するだけです。

 と、彼女の前に王子様が進み出てきました。
 そして、その耳許でささやいたのです。

「戻っておいで、僕の愛しいシンデレラ」

 次の瞬間、シンデレラの顔から戸惑いの表情が消え失せて、眩しい笑顔になりました。
 そして、うっとりと王子様を見つめています。

「僕のことがわかるかい、シンデレラ?」
「はい、王子様」

 王子様が訊ねると、シンデレラは妖しいまでに艶めかしい笑みを浮かべて頷きました。

「きみを迎えに来たんだ。僕と一緒に来てくれるね、シンデレラ?」
「はい、もちろんでございますとも」

 王子様が差し出した手を取って、シンデレラは立ち上がりました。
 すると、片方だけだったはずのガラスの靴がいつの間にかシンデレラの両足に揃っていて、日の光を受けて輝いていました。

 シンデレラの継母と姉たちは呆気にとられてふたりの様子を眺めています。
 そんな姿など目に入らないかのように、シンデレラは王子様に手を引かれて馬車に乗り込んでいきます。

 そして、自分の肩を抱く王子様に体を寄りかからせるようにして並んで座ると、そのまま馬車は宮殿へと去って行きました。







 そして、シンデレラは王子様の妃になって、自分のすべてを王子様に捧げてそれはそれは幸せに暮らしました。

 え?本当にそれで幸せなのかって?

 もちろん幸せですとも。
 たとえ魔法で作られたものでも、シンデレラは本当に王子様を愛していましたし、王子様もシンデレラのことを大切にしていましたから、継母と姉たちにいじめられて暮らすのよりもずっと幸せなのに違いないですもの。
 そうやって、シンデレラは王子様と毎日宮殿でいっぱいいやらしいことをして楽しく暮らしたのでした。

 めでたしめでたし。

 
 
< おわり >


 

 

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