○○なあたし

第3話 澄んだヒトミに映るもの


 

 

3の1 コワれた女の子の、とある一日



「……なんだけど、どう?」
「あー……そういえば……」
「ん?」
「桜井が同じようなこと言ってた」
「え、本当?」
「うん」

 テスト終了翌日の土曜日。もうすぐ11月ということもあって、朝はかなり涼しくなった。

 最近(というかここ1ヶ月)、毎週土曜日は涼とデートしている。
 涼の両親は共働きで基本的には日曜日しか休まないから(土曜日も休むことはあるけど、最近忙しいらしい)、土曜日は涼の家でいちゃつけるのだ。
 ちなみに、今のあたし達には外で遊ぶお金はない。涼は「あのデート」でお金を使い果たしてしまったし、あたしはバイトをしてないから基本的にお母さんからの小遣いしかない。
 まあ、家で涼と一緒にいる方があたしは楽し……あ、なんでもない。……なんでもないって。

 それでもあたしはお母さんに頼んで、新しい洋服を買うお金を出してもらった。
 今日は、ホワイトのノースリーブに、今週買ったブルーのカーディガンを羽織ってきている。下は膝丈のスカート。
 おしゃれなんか全然してなかったあたしだけど、涼の……その、涼の「モノ」になったあの日に、涼とデートするときはおしゃれしてくるように「命令」(といっても、催眠じゃないけど)されたので、「仕方なく」おしゃれしてきている。……「おしゃれする口実ができて良かった」とか思ってない。絶対思ってない。…………駅で会ったとき、涼に「似合ってるよ」って言われたのはうれしかったけど。
 ついでに言うと、実はあたし、恥ずかしながらカーディガンを着たのは初めてだ。……それも、女の子としてどうなんだろう。

 ちなみに、晴れて涼の「モノ」になったはずのあたしだけど、だからといって、優しい涼があたしを品物扱いするわけもなく、かといって単に「彼女」というにはちょっと(……うん、ちょっと)カゲキだったりして、よくわかんないことになっている。
 まあ、あたしと涼との関係がおかしくなるわけでもないし、「彼女」と「モノ」をはっきりと区別しても全然意味ないから、あたしはあんまり気にしてない。

 ……あ、涼の家に着いた。
「一応言っとくけど、今日も父さんと母さん、家にはいないからね」
 そう言いながら、涼は家の門を開く。
 あたしは黙って、涼についていく。
 がちゃがちゃ、と鍵を開けて、涼が玄関のドアを開ける。


 ここが、あたしの、「もう一人のあたし」への、入り口。
 涼の後を追って、敷居をまたいで。
 ドアが自然に閉まって、涼が鍵をかけたとき。


 ぎゅうっ。
「都ちゃん」
 涼が、玄関であたしを抱きしめる。
 んちゅ……
 唇が重なって。
「ん……」
 ちゅ……んちゅ……
 涼の舌が、あたしの口の中を駆け回る。
 ぞく……っ
「んふ……」
 あ……
 身体が……と思ったら、口が離れて。

 その口から出る言葉は、

「都ちゃん……今日もいっぱい、犯してあげる」

 あたしを「モノ」にした、「ご主人さま」のささやき。



「都ちゃん、昨日もオナニーしたでしょ?」
「……そんな、言い方、すんなよ……っ」
「してないの?」
「……した、けど……」
 涼に引っ張られるままに、二階の涼の部屋にやってきたあたしは、涼が足を広げて床に座ると、涼の股の間に体育座りさせられた。
 涼はその体勢で、あたしの膝や太ももを触りながら、あたしを尋問する。
 いつもやってる、あたしへの尋問。
「何回した?」
「……」
「都、何回した?」
「ぁ……2回、しました」
「ふふ、やっぱり……水曜日、セックスできなかったもんね。
 ベッドで? それとも、シャワーオナニー?」
「……1回ずつ……ぅ」
「ふーん……じゃあ都、シャワーオナニーの方を詳しく教えて」
「く……お風呂、入る前」
「あ、ちょっと待って」
「え?」
「『スイッチ、オン』……はい都、続けて」
「くぅっ……お風呂入る前に、一回、したんだけど……」
「都、何したの?」
「ぐっ……オナニー、したのぉっ……だけどぉ……身体、ピリピリしてて……っ、シャワー浴びたら、乳首が、びくっとして……我慢出来なくって、ずぅっと、シャワー当ててたら……乳首で、イッちゃった……はぁっ」
 涼の手が太ももの間に入って……ショーツの上から、さわりだした。
「乳首でイッちゃったんだ……淫乱だね」
「くうぅっ……うん……あたし、インランなの……あぅ……だめぇ……っ」
「何が?」
「そこ、すりすりされるとぉっ……熔けちゃうぅ……逆らえなく、なっちゃうよぉ……」
「いいじゃん……都ちゃんは、僕のモノでしょ?」
 ぞく……っ
「あぁぅぅぅ……はい……みやこは、涼の、モノですぅ……」
 やっぱり、逆らえないよぉ……
 毎回尋問されて、毎回抵抗するのに、涼には絶対勝てない。
 そして、涼があたしをモノ扱いすると、ゾクゾクする。
 あたしは、モノ扱いされると、きもちよくなっちゃう。
 ヘンな、性癖……でも……
 ……きもちいい。
 すりすり。
 すりすり。
 ショーツの上から、涼がなでる。
 すりすり。
 すりすり。
 理性が焼けて、消えていく。
「あぅー……」
「どした?」
「ぇぅー……きもちぃぃ……」
 そのまま、涼に完全によりかかる。
 ……どんどん、あまえたくなってきちゃぅ……
 目をうすーくつむって、刺激に酔いしれる。
 きっと、そこはべちょべちょ。
 きっと、ちくびも、ビンビンで。
 あ。
 気づいたとたん、ちくびがさみしくなった。
 両手が、勝手に上がってって。
 ブラの上から、おっぱいをぎゅっ、
「はぁぅっ」
 と、
 ……きもちいぃ……
 きもちぃぃから、そのままつづける。
「はぁ……はぁっ……はぁっ……」
「都、ブラ外したい?」
「……うんっ」
「ほら」
 って言って、涼がうしろのホックをはずす。
「ブラを完全にとったら、続きしていいよ」
 って言われたから、がんばってブラを……
 ……おま○こきもちぃくて、ちからはいんない……
 でも、……んしょ。
 なんとか、ぬげた。
「よくできました」
「えへへぇ」
 カーディガンのうえから、ちくびつまむ。
 さっきより、きもちいぃ……
「……びくびくしゅるぅ……」
 ちくびつまむと、びくってして、きもちぃぃ。
 おま○こもこすれて、きもちいい。
 びくびく……むずむず……
「はぁぁぅ……あうぅぅ……」
 でも、だんだん。
 きもちぃぃのが、しずかすぎて。
「はぁん……ふぅうぅ……涼ぉ……」
「なに?」
「はげしく、してほしぃよぉ」
「何を?」
「……入れてぇ」
「何を? どこに? ちゃんと言って?」
「……お○んちんを……おま○こに……」
「ほら、ちゃんとおねだり」
「ぁぅ……みやこは……のーみそ、コワれてて、おま○こに、涼のお○んちんがないと、狂っちゃいますっ! はやく、ズポズポしてぇっ!」
「……まだ直に触ってもないのに、もう入れて欲しいの?」
「いれてよぉ……がまんできなぃよぉ……」
「……わーった。せっかくだから、服は着たままね。ショーツ脱いで」
「はいぃ……っ」
 ころん。
 涼がはなれて、あたしはゆかにねっころがる。
 ぬぎ。
 あぁ……べちょべちょの、どろどろ……
「んしょ……じゃあこのまま、行くよ?」
「うん……きてぇ……!」
「んっ……」
 ずにゅにゅにゅぅ……
「あ……ぁぁぁぁ……ぁっ」
 はいったぁ……っ
「都ちゃん、一週間ぶりのセックス、どう?」
「……きもち、いいよぉっ! 涼のお○んちん、おいしい……!」
 涼のお○んちんをくわえこんだ、あたしのおま○こ。
 あたしのおま○こは、涼のお○んちんのカタチ、よくおぼえてる。
 あたしのおま○こは、いつでも、涼のお○んちんを、まってる。
 涼のお○んちんをくわえてるのが、あたしの本当のおま○こ。
 くわえてないおま○このカタチは、正しくない。
 くわえてるカタチが、本当なんだ。

 あー……涼のモノだなあ、あたしって。

 しあわせ。

「あうぅ……おま○こ……おま○こきもちいぃよぉ……」
「都ちゃん……さっきと同じ服装なのに、顔がアッチにイッちゃってるから、すごくいやらしく見えるね」
 うぅ……せっかく、おんなのこのかっこう、したのに……
 おま○このことしか、かんがえられないよぉ……
「ふふ……普段の顔も、エッチな顔も、めちゃくちゃかわいいよっ!」
「うあああぁぅっ!!」
 あっ!
 ずん、て、きたぁっ!
 ……あぅ、なんか、こわい……
「はうぅ……」
「……やっぱり、僕の腕つかむと、安心するの?」
「ぇ……うん……やっぱ、おちつく……」
「ふーん」
 と言うと、涼はあたしに抱きついてくる。
 そして、耳元で、ささやいた。
「今は、ちゃんと捕まってて……
 彼女扱いするのは、今だけだからね?」
 ……
 ぞくぞくぞくぅっ!
「あぅ……涼ぉ……」
「ん?」
「……あとで、いっぱい、モノに、してよ……っ?」
「! ……もちろんっ……!」
「! っっぁっ! くああぁぁぁっ! あぅぁああ! あっ!! はげしいぃぃいいっっ!! いきなりいぃい!! うううううぅぅっっ!」
「んっ! 都ちゃん、子宮が降りてきてるっ! ここ、気持ちいいでしょっ!!」
「はあああっ!! いいのぉおおおお!!! そこ、そこいぃいいいいいいいいいい!!! もっとおおぉぉ! もっとしてぇええええぇぇぇっ!!! おま○こぐちょぐちょしてえぇぇぇえええっっっ!!!!」
「くそっ! ごめん、もう出るっ! イクぞっ!」
「あああああぁぁぁぁあああっっ!! だめえぇぇえええええええ!!! あたしもぉおおお! みやこもぉぉ! イキそうになるうぅぅぅううううう!!! おま○こイッちゃうよぉおおおおおぉぉぉおおおおお!!! ああああああああああああっっっ!!! いくぅうううううううぅぅぅううう!!!!!!!」
「うっ!」
「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっっ!!!!!!!!!!」



「『スイッチオフ』」
 ぼー
「うんしょ」
 ぼー
「降ろすよ」
 んー
 とさっ
「よっ」
「ぁぅ……」
 ぽすっ
「だいじょぶ?」
「んー……なんとか……」
 ……って言っときながら……うぅ、涼があたしの背中にひっついてる。
 この体勢は……
「あうっ」
「んー、さわり心地いいなぁ、この生地」
「あぁうぅ……さっき、イッたばっかりなのにぃ……」
「僕のモノが文句言わない」
「……はい」

 ……こーいうときは、頭からっぽにして、全部受け入れるのが、いちばんきもちいい。

 うーん、あたしってモノだ、やっぱり。

「んー……都ちゃん、ちょっとおっぱい大きくなったかな?」
「あ……うん、ちょっとね」
 Cカップの下の方だったけど、真ん中ちょっと上くらいにはなった。
「さわり心地も良くなってる……おもちみたいだよ」
「……その言い方って……はぅっ」
「感度もいいし?」
「くぅ……涼がしたんだろっ! はあぁぅぅぅ!! だめぇ! ちくび、そんなにしないでっ!!!」
 ちくびをすりすりされて、おま○こがまた、あつくなる。
 とろっと、涼の精子ごと、たれてきた。
「あうっ! ああぁあん! あん! ああぁあぁ! らめっ! だめぇっ! ちくび、おかしくなるうぅぅ……!」
「ほら、そのまま壊れちゃえっ」
「ああっ! だめだめっ! ちくびイクっ! イクっ! なんかでちゃう!! あああぅぅぅっ!!」
「都、まだダメ。(……ボソボソボソ……)って言ったらイッていいよ」
「あううあうああ! みやこはぁああ! ちくびだけでぇえ!! イッちゃうっ! セックスちゅーどくおんなでしゅうぅぅぅうううううう!!!! ああああああああっっ!!! いくううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…………!!!」
 びくっ! びくびくっ! びくびくびくびくっっっ!!!
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……あぅぅ……」
「都ちゃん、こっち向いて」
「ぁぅ……」
 んちゅ……
 ぴちゅ……んちゅぅ……
「気持ちよかった?」
「うん……おかしくなりそう……」
「ちゃんと抱きついて」
「うん……」
「都、手を離せなくなるよ」
「……え?」
「都、今から僕が三つ数えると、乳首がこすられてるさっきの感覚が戻ってくる」
 げ!
「どんどん気持ちよくなる。イッてもイッても止まらない。でも、何回でも気持ちよくイケるよ」
「……やぁ……!」
「いち、に、さんっ!」
「……くぅ……!」
 すりすり……
「やん! あ! なんか、へんなかんじぃ……!」
「ん? どゆこと?」
「あぅ! んぅ! りょ、涼に、だきついてる、のにぃ!
 ちくび、すりすりされてるぅぅ!!」
「気持ちいい?」
「き、きもちぃ! きもちぃ! ちくびいぃ! あぁあ! だめ! いい! あああん! だめこれっ!! くせに、なりそおぉぉっ!」
「都、ちゃんと顔見せて……『スイッチオン』」
「やぁぁっ! はじゅかしっ! ああああぅあぅぅ! だめぇっ! イクっ! すぐイクっ! イクぅぅっ! ぅぅぅぅぅぅううううぅぅぅうううううっっっ!!!!!」
「あーあ、イッちゃった。イキ顔もかわいいよ」
「あぅぅぅ……あぅ、らめ……かぁだ、びくびくしゅるのにぃ……!」
 ちくび……さっきより、きもちぃ……!
「らめなのぉ……らめぇ……もっと、ぃくぃくしゅぅ……!!」
 びくびくびく……びくびく……っ
 カラダの、びくびく……とまんない……!
「らめらめぇ……! いくぅ……! もぉいくぅ!! いくぅぅぅうぅぅぅぅぅうううぅぅぅううう!!!!」
 びくびくびく……びくびくぅ……びくびくびくびくぅ……
「ああぁぁあぁぁあああ! やあぁあぁぁぁぁああ! とまんないいぃぃいぃぃいいいいい! おりらぇないいぃぃぃぃぃいいいいい! ぅああああああああぁあぁぁぁぁあ!!! いくうううぅぅぅうううぅぅうううううううううう!!!!!」



「だから、やりすぎだっつのっ!」
「あんなに悦んでたのに?」
「うるさいっ! そんなの憶えてないっ!」
「つまり、記憶無くすくらい感じてたんでしょ?」
「ぐっ……」

 結局、あの後の記憶がない。
 気がついたら、もうお昼をとっくに回っていて、あたしは涼の作ったうどんを昼ご飯にした。
 服は汗びっしょりになってて(それでも、スカートに「ヘンなもの」がついてたりしなかったのはよかった。気づかなかったけど、涼が気を遣ってくれたおかげみたい)、昼ご飯の後にはお約束通り洋服を脱がされた。
 で、それから1時間くらい、涼とベッドで抱きついたままいちゃついてるんだけど……

「都ちゃん、そんなこと言って」
「ん?」
「……気絶するくらいセックスするの、好きなんでしょ?」
「な……! 何がぁっ!」
「違うの?」
「……そーさ。好きさ。デートん時にお前があたしを引きずり回したせいでなっ!」
「う……」
「お前のせいだぞ、涼。どーしてくれるんだ?」
「……そりゃ、それなりの責任とりますよ」
「どうやって?」
「……だから、気絶するくらいセックスしてるじゃん」
「ちょ……そこかよっ!」
「じゃあどう責任とって欲しいわけ?」
「え、そりゃ……そりゃぁ……」
 ……かあああああぁぁぁぁぁぁっ
 ちゅぅっ
「!?」
 真っ赤になってたら、突然、涼のキス。
 あ……だめ、熔けちゃう……
 でも……身体が勝手に、悦んじゃう。
 ちゅ……ぷちゅ……じゅる……
「ぷはぁ……」
 はうぅ……
「ふふ、いやらしい顔」
「何がぁっ」
「感じちゃったんでしょ?」
「むぅ……」
 ぷく、とほっぺをふくらませる。
 でも、なんか、さっきの話がどうでもよくなっちゃった……
 まあ、いいや……
 さっきから、ずっと抱き合って、何回もキスして、とっても、あったかい。
 身につけてるのは、あたしの星のペンダントと、涼の三日月のペンダントだけで。
 涼の身体に密着してて、それがあたりまえになって。
「ん……そろそろ『お食事』しようかな」
 あたしの背中をなでながら、涼がそんなことを言う。
 もちろん、食べられちゃうのは、あたし。
 ……そういうこと言われると、あたしも食べられたくなってきちゃうよぅ……
「その前に、トイレ行ってくる」
 あぅ。
 その気になってきたのに、涼はするりと離れる。
「ちょっと待っててね」
 そういって、涼は部屋を出て行った。
 ……
 ……
 さみしぃ……
 さっきまでずっとくっついてたからか、離れた瞬間、急にさみしくなる。
 あ……
 おま○こが、すーすーする……
 と思ったときには、あたしの手は動いてた。

「あぁん……」
 指が、あたしのおま○こをこする。
 すぐ、じわっとお汁がにじんでくる。
「きもちいぃ……」
 思わず、つぶやく。
 身体を丸めて、手を太ももではさんで、おま○こをこする。
 なんとなく、さみしさがまぎれる。
「おま○こ、きもちいい……」
 わざと、いやらしい言葉をつぶやいてみる。
 すりすり……
 すりすり……
「ああぅ……んんぅ……はぁ……いぃ……」
 指のうごきが、どんどん、はげしくなる。
 どんどん、きもちよくなる。
「いぃよぉ……おま○こいぃよぉ……きもちぃよぉ……」
 がちゃ
「……。
 ……都ちゃん」
「はうぅっ……涼ぉ」
「……何やってんの?」
「だってぇ……さみしぃんだもん……」
「寂しいからって、1分くらいしか経ってないのに……オナニーしちゃうんだ?」
「あぅ……だって、したくなっちゃったんだもん」
「都ちゃん、なんか先週よりも壊れてない?」
「えへへぇ……コワれてるよぉ?
 みやこ、涼がいないとクルっちゃうもん……あぅっ」
 ちぅ。
 涼がベッドに寝て、キスしてきた。
「……都ちゃん、もう狂ってるでしょ?」
「あははぁ……しょーかもぉ……
 涼のせいで、クルっちゃったぁ」
「頭おかしくなるの、気持ちいい?」
「うん、のーみそクルっちゃうの、きもちいぃ……
 しゅんごく、きもちーよぉ」
 あー……あたまオカシクなってるぅ……
 でも、きもちぃからいっかー……
「じゃ、もっとおかしくしてあげよっかな」
 ごろん
「都、乗って」
 もうおっきくなってるお○んちんを指さして、涼がメイレイする。
 いつみても、おっきいなぁ……
 カラダが涼をまたいで、お○んちんをつまむ。
 おま○こにあわせて……
 ずぬぬぬぬぬぬっ
「ん……ううぅぅぅぅぅぅ……はいったぁ」
 おま○こ、いっぱい。おま○こ、きつい。おま○こ、いぃ。
「都、こっちに身体倒して」
「……あぅん」
「手、後ろで組んでみ」
「ぇ……こぅ?」
「そ……都! 首から下が動かない!」
「えっ……う」
 気づいたら、カラダが動かない。
「え、あ、なに、これっ」
 なんとか動く首を回して、涼を見る。
「ふふ、都ちゃん……これで都ちゃんは、『モノ』になったでしょ?
 もう、僕の思い通りにしか動かないよ?」
 あ…………!!!!!!!!!
 想像した、とたん、のーみそが、びびびって、して……
「あぁぁぁ……涼ぉ……」
「あはは、目がいきなりイッちゃったよ? だいじょぶ?」
「はやくぅ……ずこずこしてぇ……おま○こぐちょぐちょしてぇ……」
「聞いてないな……いいや、いくぞっ!」
「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! あああぁぁぁぁぁぁぁ! ああぁぁっぁあぁぁぁぁっぁ!! ああぁぁあぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁ!!!」
 カラダ、はねる。
「あああああぁぁぁぁぁぁああぁあぁっぁあぁ! ああああああぁぁぁぁぁぁっぁあぁぁぁっっぁあ!!!!! ああああぁぁぁぁぁぁっぁあっぁぁぁぁぁああああ!!!!!」
 あたし、モノだ。
「あああああああああああああああ!!! あああああああああああああああああああああ!!! あああああああああああああああああああああああ!!!!」
 あぁ……いく……
「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
 びくびくびくびくびくびくびくびくぅ……!!!!!



 あたしは、涼のモノになって、やっぱりどこかコワれちゃったんだと思う(って、こんなことを平然と言ってる時点でもうどっかおかしいんだけど)。
 あたしが涼のモノになってから、授業中にエッチな気分になったり、……いやその、濡れてきたりすることは不思議となくなった。
 だけど、家に帰ると、いつ……えーと、オナニーをしようか、ってどうしても考えちゃうし、涼とする日以外は、今も毎日一人でしてる。一日に二回以上することも多くなった。
 で、水曜日は学校で涼として(涼が流に頼んで、生徒会が管理してる部屋を一つ貸してもらった)、土曜日は……今日みたいに、死にそうになるほど涼に犯される。
 そして……涼に犯されるたびに、あたしの頭がコワれてく。
 コワれて、おかしくなって、……それがとってもきもちいい。

 だけど、不思議なことに、どんなにあたしがおかしくなっても……全然、怖くない。
 頭がおかしくなっても、涼が近くにいると……とっても安心して。
 もっとおかしくなりたいって、思っちゃう。
 だって、あたしがおかしくなったら、あたしは涼なしじゃ生きていけなくなれるし、……涼だって、きっと責任とってくれるし。


 ……こんなことをまじめに考えてるあたしって、やっぱりコワれてると思う。
 でもいいや。
 涼と一緒だし。



「……」
 そんなことを考えつつ、あたしがお風呂から出てきて涼の顔を見ると、それでもなーんとなく不機嫌になる。
「……どうしたの?」
 涼が夕飯のエビフライ(もちろん作ったのは涼)を運びつつ、あたしを見る。
「……憶えてない」
「え?」
「あたし、何されたんだよ」
 そう。何されたんだか憶えてないのだ。
 確か、涼に動けなくさせられたあたりまではうっすら憶えてるんだけど、そっから先の記憶が完全に飛んでる。
 気がついたら、あたしは涼の指をくわえて、ベッドの上で気を失っていた。
 きっといろんなことされて、幸せだったはずのに、悔しい。
「え、えーっと、僕がトイレ行ったら都ちゃんがオナニーしてて、都ちゃんを動けなくしたら目がアッチの世界にいっちゃって、そのあと催眠使って都ちゃんの背中をさすってまたイカせて……」
 かああぁぁぁぁぁぁっ
「い、言うなぁぁぁっ!!」
「都ちゃんが聞いたくせに」
「うるせーっ! 黙れっ!」
 涼があたしに怒鳴られながら、いすに座る。
 真っ赤になりながら、あたしも隣に座る。
 ……。
「いただきまーす」
「……」
「(ぱくっ)……都ちゃん?」
「……疲れた」
「ん?」
「疲れたぞ、涼」
「ふぇ?」
「食わせろ」
「ぶっ」
 涼が噴いて、あたしはまた少し不機嫌になる。
「食わせろ」
「……はいはい」
 涼が自分のお箸で、あたしの目の前にあるエビフライをつまむ。
「はい、あーん」
 あーん。
 涼があたしの口にエビフライを入れる。
 ぱく。
 むしゃむしゃ。
 涼がしっぽを皿に戻す。
 ……おいしい。
 そう思ったとたん、機嫌がどんどん直っていく。
 だけど、もうちょっと不機嫌なふりで。
 ぱくっ。



「そーいえば、都ちゃん、さっきの話だけど」
「え、なに?」
 夕飯が終わってすっかり機嫌が直ったあたしに、涼がいきなり話を振ってくる。
「斎藤さんの話」
「ああ」
「桜井も、斎藤さんをどうすればいいか、悩んでる」
「……やっぱり?」
「うん。だから、両方ともしたがってるんだよね」
「そうか、うーん」
 二人ともエッチしたがってるのに、二人とも悩んでる……と。
 困ったなあ。やっぱり流に……

 あ、そういえば、まだ何の話か言ってなかったっけ。
 いや、実はね――。




 
 


 

 

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