魔法使いの小冒険


 

 

第7話


 ピンプルが、教室の僕のもとに戻ってきたのは6時間目がやっと終わったところのこと。僕はせっかく魔法使いになってるっていうのに、1日フルに学校の授業を受けちゃって、クタクタになってたんだ。本当だったら、ノーティー・バブルとか紋章魔法一発で授業なんか自習に変えちゃって、屋上かどこかで里美ちゃんとたっぷりヤラしいこととかしたいところなんだけど、今の僕、なんと一度習ったピンク魔法を禁じられちゃってるんだ。おかげでピンプルが戻ってくるのが待ち遠しかったのなんの。

「おう小僧、準備が整ってきたぜ。テメェにピンク魔法の色んな面を基本から教えてやる。泣いて喜べよ。」

「遅いよ、ピンプル。もう授業も終わりだってば。すっごい退屈したよ〜。」

「テメェはピンク魔法のお手軽なところに早く順応しすぎだっつうの。ノーティ・バブルやペテロの紋章ってのはピンク魔術の基本にして究極って言われてるだけあって、結構強力だし応用も効く。そのせいで、ピンク魔術師とか言いながら、この辺の魔術しか使いこなせない奴らも結構いたもんだ。だがテメェは何と『七つの三つ編みの女神』ちゃんからお墨付きをもらった、正統派ピンク魔術師見習なんだから、それぐらいじゃ済まされねえ。ちゃんとピンク魔法の秘儀を幅広く会得してねえといけねえんだ。それがムッツリスケベ、テメェの使命ってもんだ。わかったか。」

 ピンプルが偉そうに腕を組んで、目を閉じて何度もうなずきながら僕にお説教をしてくる。正統派魔術師見習なんて、別に僕が望んだ訳じゃないのに。全部昨日の成り行きだったのに…。何かどんどんややこしそうな話になってくるよ。トホホ。

「ほら、授業が終わったら、さっさと特訓だ。どっか空いてる部屋にでも連れてけよ。」

「えぇ?今日は里美ちゃんと一緒に帰って、家で遊ぶ約束してるんだけど。」

 噂をしていると、丁度授業終了のチャイムがなって、みんなザワザワと部活や下校の準備を始めたんだ。里美ちゃんがむこうの方から、僕にニッコリ微笑んで小走りで僕のそばに来てくれる。これから一緒に帰るんだ。付き合い始めたばっかりの身には、幸せを噛み締められるオイシイ瞬間だね。

「草野君、一緒に帰りましょ。」

 クリッとした可愛らしいお目々で僕を覗き込んで、ちょっと恥ずかしそうに声をかけてくれる里美ちゃん。僕は途端にピンプルのことなんてどうでもよくなって、デレデレしちゃう。

「駄目だな、姉ちゃん。ムッツリスケベはこれから魔法の修行だ。そうだな…これでも使ってみよっかね。」

 里美ちゃんしか目に入ってない僕の肩で、ピンプルがゴソゴソと腰の皮袋から何か取り出したみたい。

「小僧、この紙切れの力をよーく見ときな。これだこれ、」

「何だよ、うるさいなー。え?何それ、普通の紙じゃん。この大きさって…名刺?」

 ピンプルが突き出した紙っぺらには白紙の右上に、『お掃除オバサン』ってだけ書いてあった。ピンプルが皮袋から、鳥の羽のペンを取り出すと、真中の辺りに『秋島里美』って書き込んで、里美ちゃんの目の前にかざしてみせたんだ。

「えー、姉ちゃん。『申し遅れましたが、貴方はこういうものです』」

 何のことかよくわかんなくて、ポカンとしてる僕を尻目に、即席の変な名刺みたいなものを見せられた里美ちゃんは、突然両目を見開いて、背筋をピンって伸ばして、大きな声で「ハイッ」って声を上げたんだ。里美ちゃんはピンプルが見せてる紙を大事そうに受け取って制服の胸ポケットにしまうと、急に何かを思い出したみたいに焦り始めた。

「あ…、い、いけない!こんなことしてる場合じゃないわ。」

 急に教室の隅の掃除道具箱に走りよって、ホウキとチリトリを出して来たよ。

「草野君ゴメンね。オバちゃん、今日はお仕事が沢山残ってるから、デートなんて、してられないの。」

「えぇっ!そんな〜。一緒に帰って僕のうちで遊ぼうって、お昼休みに約束したのに〜。」

 僕がダダこねても、里美ちゃんはもう足下を掃除し始めちゃってて、僕の言葉に全然耳を貸してくれないんだ。

「ホラホラ、ちょっとそこどいてくれる?オバちゃんのお掃除、邪魔しちゃ駄目よ、ボク。」

 僕を押しのけて、里美ちゃんはセッセと床の掃き掃除を始めちゃった。何か喋り方も急に変わったような気がするし、どうなってるの?

「なあ、オバちゃん。知ってるか?この教室は掃除の時間にも掃除されてるみていだけど、このボウズの部屋は全然掃除してねえから、もっと汚いんだぜ。」

 里美ちゃんは僕の言葉は適当にあしらってたのに、ピンプルが言うと、里美ちゃんは手を止めた。

「まぁっ!そんなに汚れてるんだったら、オバちゃん、今すぐ掃除に行かないと。こうしちゃいられないわ!」

 里美ちゃんは、下校しようとしてるクラスメイトたちを押しのけながら、右手にホウキ、左手にチリトリを持ったまま、教室を走って出て行っちゃった。

「里美ちゃん…。そんなのないよ〜。一緒に帰ろうって行ったのにー。」

「グダグダ抜かしてんじゃねえ。彼氏の部屋を掃除して帰りを待っててくれるなんて、よく出来た彼女じゃねえか。ボウズはその間、集中して魔法の修行に励んでりゃいいんだ。ほら、今の魔法、さっき調整したばっかにしては、上手く効いたろ。」

「・・・今の名刺のこと?」

 僕は里美ちゃんの変貌ぶりを目の当たりにしてたから、ちょっとだけさっきの名刺に興味が湧いてきたんだ。これって、ノーティ・バブルと何か違うのかな?

「名刺っていうんだな。まあ、この紙切れ自体には魔力も何にもねえ。っていうか昔の俺の故郷とかにこんな紙を配る習慣もなかったな。それでも人の名前に思念を込めたり、文字に力を持たせて護符として使うってな魔法は古今東西、色んな形で存在してたんだぜ。この国の今の習慣に併せて、俺様がちょっと手を加えた魔術って訳だ。護符魔術の特徴を理解するには丁度いい技だと思うから、しっかり体得しろ。」

「あの〜。でもこれさ…、わざわざ紙とか用意して、相手の名前を調べて、相手に手渡すなんてことしなくてもさぁ、シャボン玉一つフワフワって…」

 途中まで言って、ピンプルの曲がった顔がさらに怒りで曲がったのがわかったから、最後まで言えなかったよ。

「だからテメェはわかんねえ奴だな。見習のくせに、師匠の前でわかったふうな口をききやがって。黙ってよく見とけ。まずは…、おい、あいつの名前は何って言うんだ。」

「松永律子だけど…」

 ピンプルは紙をもう一枚取り出すと、右上に、「公認ヌード新体操選手」って書き込んで、真中に「松永律子」って書いたんだ。ピンプルが、友達とオシャベリしてる松永の目の前まで跳ねていって、即席の名刺を突きつけると、松永も突然「気をつけ」の姿勢になって、大声で返事をしたよ。ピンプルがテープみたいなもので名刺を松永のおでこに貼り付けると、彼女は教室の隅で、助走をとるみたいに小走りに駆け出した。唖然としたのは次の瞬間。なんと松永は、教室の隅から隅まで、4回も連続でバク転をして見せたんだ。僕は彼女の豪快なパンチラよりも、一流の体操選手みたいな技の切れにすっかり見入っちゃった。教室中を所狭しと跳ね回る松永は、いつの間にか上着もシャツもスカートも落としていきながら、スムーズに演技を続けてる。絶対にこんな運動神経ある奴じゃなかったはずなのに…凄すぎだってば。オリンピックとか出られるんじゃないの?

 いつ手にしたのかもわからないけど、気がついたら松永は制服のスカーフを右手に持ってて、リボンみたいにクルクルを輪を作る。教室にまだ残ってたクラスメイトは、パニックになるどころか、彼女に拍手喝采だよ。生き物みたいに動くスカーフの先から松永本人に目を戻すと、いつの間にかブラジャーが床に落ちてて、パンティー一丁になっちゃってる。ホントにプロの技ですね。いい仕事しますね。

 松永はスカーフを放り投げて、両手で水玉パンティーのゴムをつまむと、その場で高くジャンプ。両足を空中でパンティーから抜き取って、全裸になって着地。次の瞬間には左足を高々と上げて、Y字バランスをしちゃったんだ。脚も背筋もピンっと伸びてて、全然グラつかない。大事なところは、姿勢のせいでちょっと変形しながらもパックリ丸見えになっちゃってる。技術点、芸術点ともに10.0でしょう、これは。男子も女子も思わず拍手したり指笛を鳴らしたりと、大喝采だよ。

「どうだ、ボウズ。ノーティー・バブルだけで、ここまで出来るか?」

 いつの間にかピンプルが僕の肩にのっていて、僕の頬っぺたを嬉しそうに突付いてくる。

「凄い。本物の体操選手みたいじゃん。…あと、みんなの反応もなんだか…」

「周りの反応の変化まで気づいたのは、まあ誉めてやろうか。名刺に「公認」って一言書けば、周りもそいつの仕事、身分を受け入れるようになってんだ。後はまぁ、当然気がついただろうけど、この護符は本人の元々の技術や能力を超えて変身させちまうんだ。ただの思い込みじゃねえっ、てのがノーティー・バブルとは違うところだ。「小鬼の護符」って魔法に手を加えて作った。うーん、ピンプル様特製の「小鬼の名刺」とでも呼ぼうかな。」

 松永は、まだおでこに名刺を貼り付けたまま、笑顔でギャラリーの拍手に答えてる。本物の新体操選手さながらに、右のギャラリーの次は左のギャラリーへと、動き回ってポーズを変えては、すっぽんぽんの体を隅々までみんなに見せつけちゃってるんだ。

「今の時代では、大した魔術師もいない分、人間の中に大した敵もいないだろうが、昔の本物の魔術師たちは人間の中にだって沢山敵を持ってた。もしテメェがシャボン玉と紋章しか使えなくて、寝てる間に里美と一緒に密室の牢獄に監禁されたらどうする?人の意識を操る魔法だけじゃ、脱出もままならねぇ訳だ。けど里美に「超怪力格闘家」って名刺を渡せば、素手で牢獄だってぶっ壊してくれる。もっと言えば、誰か他のヤツに予め「武術の達人一級ボディーガード」って名刺を渡しとけば、寝ずにお前の身を守ってくれるから、そもそも寝てる間に監禁されたりする心配もねえ。魔法をかけるまでがちょっと面倒だが、いざかかるとなかなか強力なのがこの、護符魔術ってやつなんだ。…おい、小僧、聞いてんのか?」

「ね、ピンプル。」

「おお?」

「僕、この魔法覚えたいよ〜!」


 数学準備室に隠れて、魔法の修行が始まったよ。これが思ったよりも大変。紙やインクに秘密がある訳でもなくて、書くときに呪文を唱えながら、意識を封じ込めないといけないんだ。でもこれがなかなか難しくって、思わず書いてる字のほうに集中して呪文が途切れちゃったりするんだよね。

『…その細かく刻んだ葉っぱを潰した芋とでこねくり回す。パン屑つけて、油で揚げたら出来上がり。黒胡椒をたっぷりまぶせば小鬼のご馳走出来上がり。召し上がれ。』

「最後まで気を抜くな。…そうそう。初めのうちはそうやってちゃんと呪文を全部口で唱えながら書くようにしとけ。慣れてくりゃ心の中で唱えることも出来るし、頭の中で一瞬だけ、全部の呪文が螺旋状に並んでそれが凄い勢いでペンから紙に流れ出るイメージを思い浮かべるだけでもかけることが出来る。でも最初のうちは万全を期して、ちゃんと口で唱えておきな。なんせ相手に見せるまで効果があるかどうかがわからねえのが護符魔術だ。」

「…って、ピンプルがうるさくて集中出来ないよ!書くこと、呪文を唱えること、聞くことまで同時に出来ないってば。」

 僕が弱音を吐いても、ピンプルはお構いなし。こんなスパルタな師匠に僕、ついていけるのかな?

「…そろそろ、それなりに集中切らさずに書けるようになってきてんじゃねえのか?そんな感じでいつでも素早くかけるように練習しとけ。右上に職業とか身分っぽいものを、真中は標的の名前を書き込むために空けておく、資格だの能力だの追加で説明するものがあったら左側に書き込む。全部を素早く書けるようにならねえと実戦で何か思いついても役には立たねえぞ。じゃ、さっそく試してみっか?」

「えっ、試すって、もう?」

 僕がピンプルに蹴り出されて廊下に出ると、放課後の廊下には友達とお喋りして居残りしてた女子たちや、文化系の部活の生徒たちで意外とまだ賑やかだったんだ。ピンプルがせかすから、僕はまだ不安だったけど、思いきって名前がわかる人を探してみたんだよ。しばらく廊下を歩いてみると、いました、いました。いいターゲット。去年同じクラスだった小山麻美。ちょっとおでこが広くて顔の作りがはっきりしてて、可愛い感じの子だけど、性格は男っぽいっていうか、結構はっきりしてるんだよね。気が強い彼女が変身しちゃうんなら、僕の作った『小鬼の名刺』も本物だと思うよ。颯爽と廊下を歩いて下校しようとしてる小山の後をつけながら、急いで名刺に名前を書き込む。

「小山、ちょっと待ってよ。」

「あれ?草野じゃん。久しぶり。元気にしてるの?」

 ちょっとハスキーな、元気そうな声が返ってくる。僕が元気になるかどうかも、君次第だよー。思いきって小山に、名刺を見せて最後の呪文を唱えちゃう。

『申し遅れましたが、貴方はこういうものです』

 僕もビックリしたんだけど、名刺がカメラのフラッシュみたいに、一瞬小山に向かってピカッ!って光ったんだ。僕と小山にしか見えてない光なのかも…。小山は元気一杯の笑顔だったのに、突然驚いたような顔で「気をつけ」の姿勢になって硬直しちゃった。

「は、ハイ!」

 ホントは小山に殴られるかと思ったよ。だって久しぶりに話し掛けた元クラスメイトの僕が見せたのは、「公認パイずり行商人」なんて訳わかんない言葉の隣に自分の名前が書いてある、馬鹿にしたような名刺だったんだから。でも小山は驚いた表情のまま返事をして、名刺を受け取って、大事そうに自分の制服の胸ポケットに入れちゃうと、そのまま躊躇もなく僕の手を取ると、自分のオッパイに押し付けちゃった。

「草野君…よろしかったら、パイずりしますけど、おひとついかがですか?」

 可愛い顔立ちの小山に明るい表情で勧められちゃうと、ついつい、じゃぁひとつ…ってなっちゃうよね。服の上からでも、触り応えのある大きさのオッパイのムニュムニュした感触がはっきり伝わってくるんだもん。

「僕は別にいいんだけど、小山は本当にいいの?学校の廊下で、誰に見られるかわかんないよ。あっ、もうオッパイ出しちゃって。こんなところでパイずりなんかしちゃって恥ずかしくないの?」

「だってこういうお仕事だもん。ほーら、綺麗で形もいいオッパイでしょ?自慢の商売道具だもん、誰に見られても恥ずかしくないよ。ほらほら。」

 嬉しそうにシャツを首もとまでたくし上げた小山が、クリーム色のブラジャーを勢いよく下ろすと、おわん型でなかなか立派なオッパイがプルルンってこぼれでてきちゃった。小山がおどけた感じに肩を揺らしながらオッパイをブルブルと揺すると、すっかり僕の目も釘付けになっちゃった。色々質問して魔法の効果を確かめるつもりだったのに、オッパイ見せつけられただけで完全に彼女のお客さんになっちゃった。確かにこれは、どこに持っていっても恥ずかしくない美乳でございますよ。

「うふっ。麻美の乳首ちゃん舐めて。」

 小山が両手でオッパイを持ち上げて、甘えたような声で僕にせまってくる。僕がたまらずにツンとした小山の乳首に吸い付いてる間に、小山の手は器用に僕のベルトを外して、ズボンもトランクスも下ろしていっちゃう。一連の動きに全く無駄がない。まさに匠の技だってば。愛しの里美ちゃんは、今ごろ僕の部屋の床を雑巾がけでもしてくれてるのかな?彼氏の僕がその間に小山の乳首をしゃぶってるなんて、何だか申し訳ないよ。でもこれも魔法使いの修行なんだから、許してね、里美ちゃん。

 手で合図されて、僕がオッパイから顔を離すと、小山の悪戯っぽい笑顔がだんだん下の方に下りていくよ。立ちつくしてる僕の股間の前に膝をついて、小山が僕を上目づかいで見上げる。普段はハキハキした性格で、男子にも女子にも人気がある姉御肌の小山なのに、僕に紙切れ一枚渡されただけで、こんなところでオッパイ出してひざまずいちゃって、嬉しそうにパイずりまで始めようとしてるんだよ。

「それでは、草野君のおチンチン、麻美の大事なオッパイを目一杯使って、たっぷりサービスさせてもらいますね。擦るスピードとか強さとか、注文があったら途中でどんどんしてくださいね。」

 小山の張りのあるオッパイに包まれちゃって、僕のアソコが見えなくなっちゃう。挟んでる美乳の両側から手で支えると、小山はいかにも心を込めてるって感じの仕草で、僕のアソコを上下前後にさすり始めたよ。これが気持ちいいのなんの。僕の様子をコマめに確かめながら、緩急をつけて奉仕してくるんだ。まさにプロ。匠の至芸ここにありって感じのオッパイ使いだよ。僕はもっとじっくり味わいたかったのに、すぐにノックダウンされそうになっちゃった。

「わっ、小山。もう駄目だよ、出ちゃう。」

「もう?じゃあ麻美のお手々の上に出して。」

 小山が両手を器みたいに出してるんだけど、僕は上手くコントロール出来なくて、小山の手の上だけじゃなくて、なんと顔にもオッパイにもかけちゃった。

「あー、ゴメン、小山。」

「もう。元気よすぎるお客さんね。ま、いっか。はい、精子のお代も頂いたから、毎度ありがとうございますだね。それともこの元気だったら、もう一回出来るかな?」

 小山のハスキーで悪戯っぽい声に誘惑されて、僕はもう一回お願いすることにしちゃった。だってここまでだったら、まだ小山の演技の可能性が…、絶対無いか…。

「お、パイずりの行商やってるな。」

「へー、もうそんな季節なんだ。」

 仲の良さそうな男女の生徒が、小山がティッシュで自分の体を拭いて、僕との第二戦を始める横を、呑気に通り過ぎてく。みんな、しっかりこのお仕事を「公認」してくれてるみたいだね。お子ちゃまの僕だってさすがに二回戦ともなると、小山のオッパイサービス受けながらも、周りを見る余裕が出来てくるよ。あ、今度の二人組は同じクラスの仲良し女子コンビだ。僕はアソコを小山に奉仕してもらいながらも、紙とペンを取り出して佐野と国見を呼び止めたよ。

「おーい、佐野っちと国見ちゃん。こっちこっち。」

「え!草野君こんなところで何やって…、あ、なんだ、麻美ちゃんか。お仕事ご苦労様。」

 二人とも、相手が「公認パイずり行商人」だとわかると納得して、安心して近づいて来てくれるんだ。いつも佐野奈々が大人しい国見綾香の保護者ぶってる二人だけど、見た目のレベルも低くないから、二人にも名刺をあげちゃおうかな。僕は小山にパイずりをさせながら、クラスメイト二人に名刺をかざしたよ。

「『申し遅れましたが、貴方たちはこういうものです』はい、これが佐野っちで、これが国見ちゃんのだよ。」

 光とともに直立不動になった二人は、いい返事をすると、お互い向かい合って一礼して、乱取り稽古みたいなものを始めたんだ。

「ウッシ。遠慮するな国見!気持ちで負けたらどうにもならんぞ。ガっと来い!」

 一生懸命低くて野太い声を作って話してるのが佐野っち。胸ポケットに入った名刺には、『柔道師範 佐野奈々』って書いてあるんだ。名刺の左端には、『柔道四段』って書いてあるよ。怖いね〜。でも、二人がお互いに奥襟をとりあおうとしばらく競り合って、いざ組んだ瞬間、なんとあっさり国見ちゃんに釣込み腰で投げられちゃった。国見ちゃんが「師範」の佐野っちを、容赦なく寝技で責め立てる。廊下で真剣なキャットファイトが始まって、見てる僕もさらに興奮してるよ。なんで国見ちゃんが「師範」の佐野っちにあっさり大技かけられたかって?実は国見ちゃんの胸ポケットにある名刺には、『柔道門下生、レズ調教師 国見綾香  柔道十段』って書いてあるんだ。いつも佐野っちの後ろをついていく、引っ込み思案の国見ちゃんだけど、今は「師範」よりもずっと柔道が強い門下生なんだよ。そして二束のワラジを履いてる国見ちゃんが寝技に入ったら…。

「ウフフ。師範ったら、強ーい師範のはずなのに、綾香の上四方固め、解けないんですか?どうしたのかしら、ジタバタしちゃって。可愛い。」

 マウントポジションになった国見ちゃんが、佐野っちの耳に息を吹きかけてる。佐野っちは真っ赤になって、国見ちゃんの技を解こうとしてるよ。

「くそー、真面目にやれっ国見!貴様柔道を何だと心得とる。こんな固め技ぐらい、ふんっ、ふんっ。くそー!」

「一生懸命になってる奈々ちゃんは本当に素敵よ。今から奈々ちゃんの体に徹底的に女の味を覚えこませて、綾香のペットにしてあげちゃうから。柔道の心得?柔よく剛を制すんじゃなかったかしら。こんなふうに。」

「はーん。そこは…そこは駄目だ。」

 制服姿の女子高生二人が、組んずほぐれつのグラウンド格闘をしてるだけでもちょっとやらしい感じがしちゃうけど、さらに今の国見ちゃんは完全なレズ調教を始めるつもりだよ。佐野っちは「師範」として真剣に柔道の稽古をつけようとしてるんだけど、国見ちゃんの方が弟子なのにどう見ても強いんだ。両足片手で巧みに佐野っちの動きを封じながら、右手と口を使って佐野っちを容赦なく責め立てていくよ。うーん、何か官能的な画になってきたよ(趣味が渋すぎ?)。

「あら?あらら?ひょっとして真面目に稽古してないのって、師範の方じゃありません?ここの湿り具合って何ですか〜?綾香と抱き合ってて、感じちゃったんでしょ。うふふふ。」

「違う、汗だ!感じてなんか…はぁぁあ!指なんか入れるな。」

 横四方固めをかけてる国見ちゃんが、スカートの捲くれあがった佐野っちの股間を右手でイジメてるみたい。ここからの角度だと僕から詳しい様子が見えないんだけど、向こう側に回り込もうと思っても、僕は僕で急所をガッチリと小山のオッパイでロックされてるから、身動き出来ない(調子にノリすぎ?)。国見ちゃんの立てる、クチュクチュってヤラしい音を聞きながら、小山のオッパイをさらに強めに動かしてもらうことが精一杯っす。

「やめろー、グリグリしないで。力が入らないー。もう…、もう…。」

「あーら、あっさり降参しちゃうの?弱っちい奈々ちゃんは、柔道家なんてやめちゃって、今日から綾香の可愛いレズペットになっちゃうのかしら?」

 国見ちゃんが手と言葉とで佐野っちをサディスティックに調教してる。柔道四段を完全に子供扱いしちゃうなんて、やっぱり十段の体裁きって凄いんだね。それに調教師としての腕前も一流。今の国見ちゃんはどう見ても奥手な16歳には見えないんですけど。

「だ、駄目だ。柔の道は捨てることは出来ない。はぅっ…。私は一生…、一柔道師範なんだー!あぁっ、イヤーァァァ。」

 抑えこまれたまま、佐野っちが全身をヒクつかせてる。3分もかからずに柔道師範とレズってイカせちゃった国見ちゃんも立派。3分前まで武道なんて全然興味なかったのに、友達にイカされながらも柔道家としての自分を最後まで捨てずに果てた佐野っちの根性も立派。そして…隣のレズキャットファイトの助けがあったとは言え、2回目の僕をちょうど3分でイカせた小山もまた立派。3人とも見事じゃ。正に最高のプロフェッショナルじゃ。…ってフルチンで腕組んで頷いてる場合じゃないか。とにかく僕の護符魔術はちゃんと効果があるんだ。大したもんでしょ。

 満足げに胸元や両手をまた拭いて、立ち上がった小山は、楽しそうにパイずりの宣伝をしながら、たくし上げられた服の下からオッパイ丸出しにしたまま廊下を歩いていっちゃったよ。今日の間に何人ぐらいを抜いてあげるのかな?国見ちゃんはと言うと、悶絶してる佐野っちを放っておいて、妖しげな笑みを浮かべながら小山とは逆方向に歩き始めたよ。柔道の達人で一流のレズ調教師。今日の国見ちゃんに目をつけられた女子は絶対に逃げられない運命だね。あ〜コワ。

 僕がすっかり満足して1階の廊下を歩いていると、なんともう1人、どうしても魔法の効果を試したい可愛い子ちゃんに出会っちゃった。1年生かな?知らない娘なんだけど、お人形さんみたいに可愛らしいキュートな子じゃありませんか。里美ちゃんほど美形ってわけじゃないけど、何だか誰でも守ってあげたくなるような、ちょっと小動物チックな顔立ちをした、小柄な子だよ。ジャージの長ズボンと、体操服の上着を着て、廊下を走ってたんだ。知らない子に声をかけるなんて、普段の僕だったらすごく大変なことだけど、今日は勝算があったんだよ。だってその子の体操服の胸のところには、「1−2 吉川あゆみ」って書いたゼッケンが縫いつけられてたんだもん。あゆみちゃんには可哀想だけど、ピンク魔術師に名前を知られちゃったんだから、もう僕の遊びにお付き合いしてもらうしかないんだよー。

「こらっ。廊下を走ったら駄目だよ。」

「きゃっ、ゴメンなさーい。」

 僕とすれ違った後で、後ろから声をかけられて、あゆみちゃんはちょっと泣きそうな顔で後ろを振り返る。声をかけたのが先生じゃないってわかって、バツが悪そうに首をすくめてお辞儀したよ。表情が豊かで、やっぱりキュートな子だなあ。

「1年の吉川って言います。陸上部なんですけど、ストップウォッチが壊れちゃって、先輩が急いで職員室行って借りて来いって言ってたから…。ゴメンなさい。気をつけますーす。」

 目をつぶってペコペコ謝ってるあゆみちゃんの側に近寄って、紙にバレちゃった名前を書き込んで見せてあげちゃう。

「どのみちストップウォッチ届けるのは遅くなるんだから、あせらないでよかったんだよ。ほら、『申し遅れましたが、貴方はこういうものです』」

 ピカッと光ってあゆみちゃんが息を飲む。ビックリした顔も無邪気で愛くるしいけど、この後は大人のサービスに専念してもらわないとね。なんてったって職業が『公認セックスカウンセラー』で、左端には『淫乱』ってまで書いてあるんだから。

 あゆみちゃんはソロソロと受け取った名刺をジャージズボンのポケットに入れると、ゆっくりと僕に近づいてきて、そのまま僕の体に寄りかかっちゃった。

「ねぇ、君。あゆみ、部活のことより、貴方のことの方が心配になっちゃった。貴方ぐらいの年の子たちって、男の子も女の子も色んな性の悩みを抱えてるものよ。あゆみが一つ一つ、私の体を使って解決してあげたいなぁ。」

 ため息混じりにあゆみちゃんが、アンニュイなお姉さんみたいな口調で言い寄ってくるよ。左手を僕の背中に回して、右手で僕の乳首をツンツン刺激してる。一瞬での変貌振りに、魔法をかけた僕でさえ唖然としちゃうね。

「じ、実はさっきもう、二回も抜いてきちゃってるから、セックス自体は今日はもう十分って感じなんだけど、あゆみちゃんが裸になったところが見たいな〜、なんて…。それがまあ、悩みと言えば悩みかな。」

「もうっ、若いのに、二回で十分とか言っちゃって。そっちの方が問題よ。今から私のカウンセラーとしての経験と技術を見せつけてあげるわ。二度と二回で十分なんてこと言えないように、この後5回ぐらいオルガズムに達してもらうから、覚悟しなさい。」

 僕は背伸びをしたあゆみちゃんに、急にキスをされちゃった。凄い舌使いで責めながら、あゆみちゃんは一気に僕を押し倒しちゃう。僕のお腹の上に座り込んだあゆみちゃんは、体をセクシーにクネクネさせながら、体操服を脱ぎ捨てちゃった。うっすら汗の匂いがするあゆみちゃんの体はスレンダーでしなやかな感じだったよ。あんまり女を感じさせない体で精一杯セクシーな仕草をしてるあゆみちゃんのアンバランスさが、何だか逆にヤラしい感じを出してたんだ。スポーツブラを放り投げて、小ぶりのオッパイを自分で揉みしだくと、すぐに肌色の乳首の色がちょっと濃くなって、プックリと前に出てきたよ。

「お、吉川か、カウンセリングお疲れ様。」

 僕らの横を、灰色のスーツを来た中年の先生が通り過ぎてく。ここは職員室のすぐ近くだから、今みたいに先生の行き来が多いんだね。放課後の廊下で教え子が男の子の上に乗っかって裸になろうとしてるのに、先生まで「公認」しちゃってるんだよ。

「カウンセラーのプライドにかけて、無理やりにでも勃起させちゃうんだから、見てなさい。」

 あゆみちゃんが僕を見下ろしながら一言口にすると、急に腰を上げて僕をひっくり返して、僕の脚の方に頭を向けてしゃがみ込むと、おもむろに僕のズボンもトランクスも剥いじゃった。なんとあゆみちゃんはその直後、僕のお尻の穴を凄い勢いで舐めまくったんだ。僕は急のことに、すっかりパニックになっちゃった。

「わー、何?何すんのー。やめてよ、あゆみちゃん、まだ高校1年生でしょ?こんなことやめた方がいいよー。」

「高1だし、…本当はまだ処女だけど、それでも私はセックスカウンセラーなのよ。仕事のためにどんなことだってするのが私の誇りなのよ。ほら、勃起しなさい。ほら、射精しなさい。これでもかー!」

 あゆみちゃんにお尻の穴の周りから中からベロで攻撃されて、僕はさっき連続で2回もイッたばかりなのに、アソコがまた固くなってきちゃった。

「ほらっ、これこそがカウンセリングよ。私の中で思いっきりイッちゃいなさいよ。あなたを悩みから解き放ってあげるんだから。」

「あれ〜。」

 情けなく下半身裸で勃起してる僕をまた仰向けにすると、発情して目がすわってるあゆみちゃんはジャージのズボンもパンティーも同時に一気に足首まで下ろして、僕を跨いでしゃがみ込んでく。僕はあゆみちゃん可愛さに、ちょっと腰が引けてきちゃった。

「ちょ、ちょっと待って、あゆみちゃん。さすがにこれはマズいってば。初めてなのに、こんな形で、初対面で、しかも今日3発目の僕とやっちゃうってのは、ちょっと重すぎない?今度じっくり可愛がってあげるから、またにしようよ。いや、そのマタじゃなくて…ちょ、待ってよー。わわっ。」

 容赦なく僕のアソコの上に座り込んだあゆみちゃん。ジュッ、…ジュジュジュリッて摩擦があって、熱い粘膜の抵抗があえなく破けちゃった。あゆみちゃんが満面の笑みでピストン運動をすると、僕らの結合してる部分から赤い血がたれてきちゃってる。やっちゃったよ〜。あゆみちゃんゴメンね。里美ちゃんゴメンね。あー、気持ちいい。

「はぁ〜ん。感じるわ。普通破瓜の直後にもう感じるなんてありえないはずなのに・・・、あゆみってやっぱりド淫乱なのね。」

 あゆみちゃんがヨガリながら激しくピストンしている横を、先生たちが何人も通り過ぎてく。校内で処女だった女生徒が股からまだ血を出しながら騎乗位で腰振ってるのに、みんな当たり前みたいな顔して通り過ぎて行っちゃうよ。このおかしな状況が余計に僕を興奮させて、僕は本日3回目の大放出をしちゃった。

「嬉しい〜。あゆみもイク〜!」

 あゆみちゃんが絶叫して、天井を仰いだ後、僕の胸元に覆い被さったよ。二人の荒い呼吸がだんだん落ち着いていくのを、お互いの肌で感じていると、イッた瞬間の余韻が味わえてるみたいですっごい気持ちいい感じ。

「うふふ。さあ本日4発目にチャレンジしましょっか。あゆみは人生2発目よ。ホントにこの仕事やっててよかったな〜。」

 あゆみちゃんが立ち上がって、足首にまとわりついてるジャージとパンティを完全に脱ぎ捨てて、全裸になる。よーし、僕ももうこうなったら、何発でも付き合っちゃうぞ!…あれ?スッポンポンのあゆみちゃん。急にキョトンとして、訳がわかんないってような表情で僕を見てる。え?…何かヤバイ?

「キャーァァ。何これぇ?変態ー!」

 あゆみちゃんが裸の自分に気がついて、泣き叫びながらうずくまる。僕は裸の自分の下半身を抑えながら、あせって「違う、違うんだよ」って口走るだけ。これはヤバイよー。何がどうなったのかわかんないけど、魔法が解けちゃってるよー。

「馬鹿かボウズ!よく考えて行動しやがれ。」

 ピンプルの声が聞こえて、慌てて探してみると、廊下が急にぶどうの蔓で覆われる。凄い勢いでぶどうの蔓に囲まれちゃうと、あゆみちゃんも泣き叫ぶのをやめて、ぶどうの蔓の中で急に眠り始めちゃった。

「名刺を手放したら、術は解けるんだよ。テメエ俺が姉ちゃんをヌード新体操選手にした時のことをよく見てなかったのか。」

「え?…あ…そう言えば、テープでおでこに貼ってたような。」

「そうだ。服を脱いでも魔法が持続するようにするには、この名刺の場合は体に貼り付けとくしかねえんだ。よく覚えとけ。エロガキ。」

 そんなこと…、最初に教えといてよ。本当にピンプルの教え方は厳しくてついていけないよ…。でもあゆみちゃんの術が解けた時はホントあせったよ。ピンプルが助けてくれなくてあのままだったら、僕、完全にアウトだったね。本当によかったよ。

「で、服を脱ぎそうな仕事を与えておきながら、名刺を服に入れるだけにさせといたのは、この姉ちゃんだけなのか?他にもいるんだったら、テメエで処理しろよ。」

 え…?他の人?…小山は名刺を確か胸ポケットに入れてパイずりの行商してるはずだし、国見ちゃんもレズ調教とかしてたら…もしかして二人とも今ごろ…。

「キャーァァァ、助けてー!」
「ヤァァーン、なんでぇぇ?」

 二階のそれぞれ違う方向から、同時に女の子の悲鳴が上がったよ。これってやっぱり…。そぉっとピンプルの方を見ても、ピンプルは知らん振りって様子で、足を組んで寝っ転がっちゃってる。大騒動になる前に、何とかしないと…。トホホホホ。魔法使いは辛いよ。

 
 


 

 

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