魔法使いの小冒険


 

 

第2話

 さて、学校に着いてホームルーム(形式だけね)。その後、1限目の世界史が始まった。木沢っていうじいさんの授業はつまんないんで、何とかしようかと思ってる内に・・・菅井が遅刻して教室に入ってきたよ。遅刻なんてしたことがない菅井だったから、教室はちょっとだけざわついた。彼女の顔が真っ青だったんで、木沢も体調が悪いんだって思い込んで、そのまま座らせた。本当は体調悪いどころか、朝っぱらからトイレで張り切って、そのままノーパン、ノーブラで登校するぐらい元気なんだけどね。

 落ち着かない様子で何度も椅子に座りなおす菅井を見て面白がるのも飽きたんで、斜め右の廊下側に座ってノートをとってる、里美ちゃんをチェックすることにした。愛しの秋島里美ちゃん、可愛くて、控えめな性格もいい、僕のお目当ての美少女だ。肩までかかるぐらいの髪、合奏部でヴィオラを弾いてる細い指、白くて時々パステル調に赤らむ、きめの細かいお肌。彼女と同じ学校にいる限りは、僕は何があっても不登校にはならないと思うな。今まではチラチラ盗み見てるだけで満足してたんだけど、魔法使いになっちゃったんだから、それ以上のこと望んじゃうよね。

 世界史の資料集で顔を隠して、周りにばれないようにストローを咥える。必殺、『ノーティー・バブル』だ!(別に誰も殺さないけどね)

プウゥーーーゥウウウッ
フワフワフワ

 やや大きめのシャボン玉がのんびりと浮かび上がる。最初は風に任せて適当にふらつきながら、やがて進路を教卓に定めて飛んでいった。木沢先生の禿げ頭に当たって弾ける。魔法を使ってる僕よりも、本物の魔法使いが眠りの呪文を唱えてるみたいに退屈で難しい文章をだらだら読んでた木沢は、一息ついて立ち上がった。

「えーーぇぇぇ、私は、これから用事がありますので、この時間を自習にします。各自、この教室の中か図書館で、世界史に関する勉強や調べものをして下さい。以上。」

 きょとんとする生徒たちを置きざりに、木沢先生は教室を出て行っちゃった。後に残った僕らの大半は大喜びだ。図書館以外の場所に行っちゃおうとする男子もいれば、教室でおしゃべりを始める女子もいる。僕もちょっとの間、のんびりと里美ちゃんを眺めていようかな。・・と思ったら、斜め後ろの席に集まった女子の三人組がうるさくって、里美ウォッチングに集中できなくなっちゃった。うっとおしいから、小っちゃいバブルを飛ばしてみようかな。

「・・・それでね、ラストではちゃんと二人は結ばれて、スッゴイ感動らしいから、見に行こうよ〜。」

「それより、おしゃれで面白いヤツの方がいいよねぇ。私はトム・ハンクスとメグ・ライアンのの方がお薦めだなっ。理佳はどう?」

「そうね、ラブロマンスはこないだ見たもんね。それよりも、・・・それよりも私は・・私は男の人と気持ちいいことがしたいな。」

「え? 理佳って・・・欲求不満? そんなキャラだったっけ?」

「・・まぁ、私もぶっといチンポをぶち込まれて、ヒーヒー泣いてみたいけどね。」

「ちょっと、ちょっと、ユッコまでなに言ってんの。二人とも〜、なに学校でそんな過激トーク始めてるのよ。恥ずかしいからやめてよね。・・・そんなの浣腸プレイが一番に決まってるでしょ!」

 ゆでだこみたいになった三人が、口を押さえて、お互いを信じられないって顔で見つめ合ってる。やっと静かになったよ。決めた言葉をしゃべらせるのは、小さいバブルですむから楽だってことが分かったから、無駄な魔法にもならなかった。これでゆっくりと里美ちゃんを眺めて・・って思ったけど、眺めてるうちに、今朝の菅井とのことを引きずってる体が、もう待てないって言い出したんだ。本当はもう少し、いくつかのバブルを試してから実行するつもりだったんだけど・・・よし、こうなったらいきなり本日の目玉イベントに突入だ。

プゥゥゥぅーーーーーーーーーウウウウウウッ
フンワ フンワ フンワ

 なかなか大きなシャボン玉が、上下左右しながら右斜め前の方の、ちゃんと自習してる里美ちゃんの頭めがけて飛んでいく。早く・・早く当たれ・・・。ストロー咥えたままドキドキ見守ってる僕の気持ちとは裏腹に、廊下側の席には、風の抵抗があってなかなか進まない。それでも、やっと里美ちゃんの頭に当たって、ノーティー・バブルは弾けた。その後、彼女がシャープペンを机に置いて、席をたった時には、ガッツポーズしちゃったね。

 150センチ台後半の身長は、高くも低くもないってとこだけど、スリムなんで後姿も綺麗だ。教室を出て、廊下を進む彼女を尾行する。図書館への道の途中で、別の階段を登ってった彼女を見て、もうちょっと大きいガッツポーズ。そのまま追いかけようかと思ったけど、大事なことを思い出して、便所に行くことにしたんだ。身だしなみチェックと・・・。

 僕が、コンドームのはめ方をしっかり確認して(慣れが要るね)、便所を出たのは、それから結構時間がたってからだね。4階への階段を駆け上がって、さらに上を覗くと・・・シメシメ、屋上のドアが少し開いていて外の光が見えてた。さっき木沢に出した用事ってのは、ここのカギを開けとくってものだったんだ。はやる気持ちを抑えながら、僕はそのドアを、音が鳴らないように注意しながら開けた。そうしたら、開いたドアのすぐ向こうには、なんと制服のスカートが落ちてたんだよ!そぉっとドアを閉めて、スカートを拾い上げ、タンクを支えるコンクリートの壁づたいにちょっと進んで、左に曲がると、ぐっと視界が開けて、全景が僕の前に広がった。そしてその景色の真ん中には、すっぽんぽんになってオナニーに励んでる秋島里美ちゃんがいたんだ!「ありがとーぉぉぉ!」って、猪木の口調で叫びたかったね。雲一つない青空の下、彼女は雨よけの青いビニールシートを畳んだ上に座り込んで、一心不乱に右手を動かしてた。僕の存在にも全く気づいてないみたいだね。

 でも、僕はちょっとやり過ぎたことも後悔しちゃった。僕って性格が悪いのかな?念を入れて、ただオナニーをさせるだけじゃなくて、変態チックな暗示も込めていたんだ。そして里美ちゃんは暗示どおりに、左手に持った自分の上履きを鼻から口に当てて、一生懸命匂いを嗅ぎながらオナニーしてたんだよ。僕の中での天使みたいな存在なのは確かなんだけど、同時にそんな彼女に、僕の前だけで凄く下品なこともやらせたかった。そういうのって変かな?

 ちょっと可哀想な気もしてたんだけど、僕の「管制塔」が、ますますいきり立って来たってのも、正直なところ事実なんだ。彼女まで数メートルってとこまで、・・浅く速くて荒い呼吸がはっきりと聞き取れるところまで近づいても、彼女は気がつかないで自慰行為に熱中してる。体の色んな部分もくっきりと見える距離だよ。スリムだけど優しい曲線を描き始めている体。紅潮して桜色になってる肌。丸っこくて果物みたいなおっぱいと、遠慮がちに立ってるポッチみたいな乳首。そして手の動きに合わせて、速いピッチで鳴る、ぴちゃぴちゃって音。憧れの女の子が、目の前でこんなことをやってるんだ、突撃っきゃない・・・って思うんだけど、僕は正直迷ってた。十分満足したような気もするし、上履きの匂いをおかずにこんなことさせちゃってるってのも酷いように思えたんだね。

 だけど、足下に落ちてた、彼女の靴下を拾ったら、「管制塔」はゴーサインを出した。ビショビショに濡れた靴下。もう一つの変態チックな暗示として、靴下を十分しゃぶってから上履きをおかずにすること、って暗示を込めてたんだ(変態的でごめんね)。ルックス、性格バッチリ、物腰も丁寧で清楚な、あの里美ちゃんが、僕の魔法のせいでこんなお下品なことをしちゃった、って思ったら、頭のねじも飛んじゃったって訳なんだ。

「秋島さん、・・秋島さん」

「ん・・うんん・・えっ?・・きゃっ・・いやぁっ!」

 里美ちゃんは、ばね仕掛けの玩具みたいに跳び上がって近くのカッターシャツを手にとった。

「どうしたの?何でこんなところで、そんなことしてるのさ。」

「草野君・・何でもないの!・・何でもないから、お願い、あっち行ってぇ。」

「いいよ。それじゃぁね。」

 パニック状態の彼女に背を向けて、また一つシャボン玉を飛ばす。

「・・・ちょっと、待って。あの・・。」

「どうしたの?」

「あの、私がこんなことしてたって、誰にも言わないでほしいの。お願い!こんな・・こんなこと、普段は絶対にしないの。どうしてか分からないけど、今日だけこんな・・ぅぅ。」

「普段、絶対しないことを、たまたま僕が屋上に通りがかった日に限ってしちゃってたって言うの?・・・まぁ、信じるよ。二人だけの秘密にしといてあげてもいいよ。そのかわり。」

「そのかわり?」

 里美ちゃんの顔が不安に曇る。上目使いでこっちを伺う、困った顔も可愛いな。

「もっとしっかり君の裸を見せて。」

もう一つ小さめのシャボン玉が飛んだ。彼女が唾を飲む。

「・・いいよ。私の裸でよければ、好きなだけ見て。・・・でも、私だけが裸をみせるのは、恥ずかしいの。・・あの、こんなお願い変かもしれないけど・・・草野君も裸になってほしいの。」

「うーんと、どうしようかな・・。僕は別に、靴の匂い嗅ぎながら裸でオナニーしてた訳じゃないから、学校で裸になる必要はないような気もするし・・・」

 ちょっと意地悪っぽく、僕は悩んでみた。

「そんなこと言わないでぇ・・一生のお願い!服を脱いでから私の裸を見て!」

「だけどさぁ、秋島さん。僕だって一応男なんだから、女の子と裸で向かい合ったら、その後のことだって期待しちゃうよ。君だってそれがどういう状況なのか、その後どうなるのかぐらいは分かるだろ?そこも覚悟してまで、僕を誘惑してるの?」

「あ・・」

 彼女が一挙にトーンダウンした。彼女の強固な理性や倫理観と、魔法の効果とが、せめぎ合ってるみたいだ。そこでもう一発、後押しのシャボン玉を作ってやることにしたよ。

プウウウゥーーーーーーーーーーー
『ちょっと怖いけど、思い切って草野君に処女を捧げよう。本当は私、ずっと草野君とセックスがしたかったのよ。これはチャンスよ。彼の言うことを何でも聞いて、しっかりと奉仕すれば、彼女にしてもらえるかもしれないもの。早く彼のものになりたいくてしょうがないわ。』
ーーーーーーーーーゥゥゥウウウウウッ

「・・あの、私、そういうことって、全然経験ないから、上手く出来ないかもしれないんだけど、それでもよければ、お願いします。」

「セックスしてほしいの?」

「は、はい。・・・セ、セックスを・・してください。」

 真剣な表情で、どもりながらお願いされたんだからしょうがない。清純な乙女の願いを聞いてあげるのだって、魔法使いの役目だと思うんだ。

「じゃあまず、僕は何もしないで立ってるから、秋島さんが服を脱がしてくれる?」

「うん。」

 ぎこちない手つきで僕の制服のボタンを外していく里美ちゃん。もう、自分のカッターは払いのけて、さっきみたいに素っ裸でやってくれてるんだから、感激だよね。さっきのビニールシートの上にきちんと正座して、僕のシャツを丁寧に畳んでくれてる。お行儀がいいなぁ。

 ちょっと躊躇しながらも、ズボンのベルトと外して、チャックを下ろしていくれた。僕が足からズボンを抜くと、トランクスの前が一層膨らんだことに気がついて、目をそらそうとしながらも、チラチラ見てたよ。トランクスも脱がせてもらって、ついに僕も裸になっちゃった。(別に興味ない?ごめんね)

「キスするよ。」

 里美ちゃんは何も言わずにうなずいた。おぼつかない手で彼女の背中に手を回して、唇を重ねたのさ。舌を入れると、一瞬体が強ばったけど、力を抜いて受け入れてくれた。彼女の舌を舐めてみたんだけど、正直言って、その時の僕の意識は、時々当たる、彼女のおっぱいに集中されてたんだ。彼女だって、おへその下辺りに当たる、僕のモノをしっかり意識してたと思うよ。

「里美ちゃんの大事なところを、じっくり見ちゃうよ。」

「はい。」

 さっき彼女がオナニーしてた時みたいに座らせて、両足を開かせた。初めて見る実物のオマ*コ、色白の彼女らしく、淡いサーモンピンクだった。処女なのに、もう相当濡れて、クリトリスもめくれあがってるってのは、きっとさっきのオナニーの余韻だね。

 クリトリスに触れてみると、反射的に両足が閉じようとした。彼女の顔を見ると、両手で顔を覆ってたよ。

「恥ずかしいよぅ」

 消え入りそうな声を出す。

「靴下しゃっぶったりしながらオナニーなんかしてるよりは、こうする方がずっと健全でしょ? 秋島さんが完全な変態さんになっちゃわないうちに、僕が女にしてあげるから、痛くても我慢するんだよ。」

 優しく諭してあげる。僕って自分で思ってたよりも紳士だね。

「うん。・・・お願いします。」

 里美ちゃんが、両手で重心を支えて、体の力を抜いてくれた。僕はゴムを片手ではめて、何度か苦闘しつつも、彼女の中に侵入したんだ。小さいバブルを飛ばして、彼女が痛みよりも快感を感じるようにしながらね。・・・あ、あったかい。

「うっ・・・はぁぁあ・・・うぅん・・・」

 彼女があんまり苦しそうな顔をするんで、心配になったけど、これはしっかり感じてるって表情みたいだ。僕が腰を動かす度に、下のビニールシートがガサガサいうのが気になるけど、彼女はひたすら快感に身を任せくれている。

 ・・・どれだけの時間が過ぎたのかな。・・・あんまりたってないと思うんだけど、・・・僕はいきなりイっちゃった。予定としては、イく時に彼女にそう言うつもりだったんだけど・・・僕にとっても初めてだったんだからしょうがないよね?(ねっ?)。くやしいんで、小さいバブル飛ばして、彼女にもイってもらったよ。

「あぅぅっ・・・」

 僕のモノを、数回の収縮が責めて、彼女は完全に脱力。任務完了だね。

 しばらく僕も、余韻に浸ったよ。タバコを一服吸いたい気分ってのがちょっと分かったかもしれない(吸えないけどね)。制服のズボンから、ポケットティッシュを取り出して、何枚かひっぱり出そうとしてると、放心してた里美ちゃんが起き上がった。

「あ・・、私がやるわ。」

 血と二人のエキスが混ざってついてる僕のモノを、彼女が丁寧に拭いてくれた。そのあと僕に背を向けて、自分の股も拭いてる。僕はその間に服を着始めた。二人一緒に教室に戻るのもなんなんで、僕が先に行くことにしたんだ。

「秋島さん、今度はもっと柔らかい、ベッドとか布団の上でやろうね。だから、もうお下品なオナニーとかしちゃ駄目だよ。」

 ちょっとぶっきらぼうに言ってみると、ブラジャーをはめる途中だった彼女は、嬉しさとバツの悪さを噛みしめるように、うなずいた、今日から秋島里美ちゃんは、魔法使い様の彼女1号ってわけ。

 階段降りながら、里美ちゃんのサーモンピンクのマ*コを思い出してみる。すごく綺麗だったと思うけど、あんまり比べる対象がないんで、客観的にはどうなのかな?そんなこと悩みながら歩いてたら、上級生たちが廊下の向こうから歩いてくるのが見えた。まだ1時間目はまだ終わってないけど、ここは4階・・理科室で実験でもやってたのかな? あれっ、彼女は確か、バスケ部の人・・・ヘアバンドに見覚えあるぞ。前からちょっと目をつけてた、お姉さん系の大人びた顔つき、相馬先輩だ。よっし。またもや、ノーティー・バブルの出番だ。

 大きめのバブルが当たると、相馬先輩は歩みを遅らせて、教室移動をするほかの上級生たちから離れた。そっと、誰もいない、会議室へと入っていく。よしよし、僕も周りを見回した後、扉を横に引いたんだ。すると相馬先輩は、会議室の壁に足を寄りかからせて、逆立ちをしてた。スカートが完全にめくれあがって(めくれさがって?)、グレイのパンティーが丸見えだ。健康的に日焼けした足には、しなやかな筋肉がついててカッコいい。

「あのー・・何してるんですか?」

「見て分からない?逆立ちの練習よ。ほら、ボケッとしてないで、あなたも手伝って!」

 さすがはバスケ部の副キャプテン、体育会系だな〜。内側からカギをかけて、急いで彼女の近くに走りよる。相馬先輩は、半転して床に足をつけた。

「相馬洋子。三年よ。私ね、バスケやってるんだけど、今日突然ふっと、気がついたの。バスケがもっと上手くなるには、逆立ちの練習が不可欠だったのよ!悪いんだけど、君、足を支えててくれない?」

「いいですけど・・・逆立ちやるんだったら、パンツが邪魔なんじゃないですか?」

「あ、そうか! キミ、センスいいね。なんかうっとおしいと思ったら、パンツだ!そうそう・・ちょっと待ってて。」

 手際よくパンティーを下ろして、長机の上に置く。手際も思いっきりもよくて、見てて気持ちがいいね。

「さあ行くよ。ちゃんと支えてね・・・ソレッ!」

「はい、オーケーです。・・じゃあ、ちょっと足開いていきますよ。」

「え、開く?・・あ、そうか・・アンタに任せるよ。」

 頭に血が上ってるのかお腹に力が入っているのか、突っ張ったような声で、相馬先輩が了承した。お言葉に甘えて両足を掴んだままゆっくりと開いていくと、大事な部分をバッチリ近くで見ることが出来たよ。傍から見ると先輩、物凄い体勢になってるんだけどね。足を開くほど、僕の顔を彼女の股のすぐそばまで寄せることが出来る。先輩体が柔らかいんで、アソコがパックリ割れるまで、足を広げることが出来た。ふむふむ、なるほど。里美ちゃんとでは、確か小陰唇って呼ばれてたところの具合が違うかな・・・。先輩のは、内側がやや赤紫がかったピンクで、外側は少し黒ずんでる。クリトリスに近い方も分厚くなってる感じだ。里美ちゃんにはなかった、太腿付近の陰毛の剃り跡があるのは、アウトドア派だからかな?クリトリスは隠れちゃってる。・・・至近距離で見てると、ちょっと酸っぱい匂いが気になるな。朝練やって、そうとう汗でもかいたのかな?

「もういいかな・・」

 先輩が苦しそうな声を出す。頭に血が上ったみたいだ。

「あ、すいません、・・・これで、だいぶバスケも上達したんじゃないですか?」

「そう?サンキュッ。キミ名前なんていうの?」

「1−5の草野です。じゃあ、僕は、このへんで・・」

「じゃーね!今度ラーメンでもおごるよ。」

 明るくて大きな声で、相馬先輩は僕を見送ってくれたよ。ラーメンか・・どうせ今度会うんだったら、もうちょっとサービスしてもらおうかな。

 会議室を出て、廊下をさらに降りる。教室に向かってたら・・まずいな。うるさい松永に鉢合わせちゃった。図書館から帰ってきたってとこかな?同じ中学出てて、またクラスメートになってるから、気軽に話せる数少ない女子ではあるんだけど、とにかく気が強いんだよな。

「草野、アンタそっちから来たってことは、図書館行ってたんじゃないでしょ。どこほっつき歩いてたのよ?自習って時に自習してないから、アンタはテストで実力出せないのよ。大体ねぇ・・」

 あぁ〜もお、うるさい。自分に迷惑がかかることでもないのに、よくそう、べらべらお説教できるなぁ・・。僕は慌てて胸ポケットからストローを出して、息を吸ってから咥える。

「なにストロー咥えてんのよ? あんたまさか、自習サボってシャボン玉飛ばしてたの? 勘弁してよ、高校生でしょ?」

「うるせいなぁ松永、お前だって説教ばっかりしてる場合じゃないじゃないか。確か今日の、クラスのフェラチオ当番、お前だろ?」

 シャボンが弾ける。松永の眉がグッと上がって、はっと息を飲む。

「あっ・・そうだっ。しまったぁ〜当番忘れてた。・・ごめん、草野。今って・・溜まってる?」

「正直言うと、あんま溜まってないんだけど、でも一発頼んどくかな。」

「ん。」

 シャツの袖のボタンを外して、腕をまくりながら歩く松永と、一緒に人目に付かない場所を探すことにした。生徒指導室ぐらい空いてるかな・・。シャギーの入ったショートカット、長いまつげ。リスかなにかの小動物みたいで、愛着が湧きやすいルックスの松永は、黙ってさえいれば、けっこうイケてるんだ。頼んだよ、当番さん。それにしても、まだ二時間目にもなってないのに二発目かぁ・・・。今日は家までたどり着けるかなぁ?

 
 


 

 

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