虚像現実


 

 

@ch.1


「たまきちゃん。お疲れ!」
「あ、山本さん、おつかれさまです!」
 元気よく挨拶を返してくれた少女。艶のある黒髪を腰まで伸ばし、大きな二重の眼と、ハリのある声、ちょっと犬チックな口がチャームポイントアイドル歌手。彼女は現在売り出し中の正統派、清純派アイドル歌手、橘たまき(たちばなたまき)だ。本名では漢字で「環」だが、漢字二文字だとバランスが悪いということで名前は平仮名になった。で、俺はそのマネージャー。今は音楽番組の収録が終わったところ。午後7時過ぎだ。

「斉藤さん。私、楽屋で着替えてきますので」
「ん。わかった。じゃあ楽屋の前で待ってるよ。ちゃっちゃと着替えてね」

 いつもの流れだと、このあと俺が運転する車でたまきを家まで送り届けて、今日の仕事は終了。

 だが今日は違う。

 うまくいけば、そう、うまくいけば今までとは180度違った生活が始まる。もう準備は完了している。あとは、実際に試してみるだけだ。
 たまきがいる楽屋のドアをノックする。
「たまきちゃん、着替え、終わった?」
 ちょっとの間。ゴトゴトと物音がしたあと、返事が返ってくる。
「あ、もうちょっとです。今、衣装脱ぎ終わったので、あとは着るだけです〜」
 よし、このタイミングしかない。ドアに手をかけ、ゆっくりノブをまわす。

 ガチャリ

 鍵は掛かっていなかった。普段のたまきなら、例え俺がドアの前に待機していようと鍵はかけている。
 そもそも事務所自体がそういう風に教育している。当然のことだ。だが今日は掛かっていない。
 いや、まだわからない。たまたま掛け忘れているだけかもしれない。

「たまきちゃん、開けていいかな?」
「あ、はい。斉藤さんだったらいいですよ」

 これで完璧だ。
 もはや疑いようはない。俺の世界はこれから変わる。
 一応、辺りを確認し、だれにも見られていないことを確認。素早くドアを開けて楽屋に入る。
 俺の目には、下着姿で衣装をたたんでいるたまきがいる。
 よし。これも予定通りだ。もう何の迷いもない。たまきを好きなようにできる!

「たまきちゃん、衣装をたたむのはいいから、ちょっとその椅子に座ってもらえるかな?」
「はい。わかりました」

 椅子に座るたまき。その正面に立って、俺はキーワードを言う。

「エッチなチワワ」

 不意にたまきの眼から意思の光が消え、力の抜けた体が、椅子の背もたれにもたれかかる。

「よし、たまき。朝、俺のだした命令は覚えているか?」
「・・・はい。親に、今日は泊まりの仕事だと電話しなければいけない・・・。楽屋のドアに鍵を掛けてはいけない・・・。衣装は脱いだらすぐに畳まなければいけない・・・。山本さんには何を見られても大丈夫です・・・。」

 自分の催眠術に自信を持っていなかった俺は、3つの保険を掛けた。それがこの命令だ。
 簡単な命令なら従うかもしれないが、本人が嫌がるような(ようするにエッチな事とか)命令は効かないかもしれない。最悪の場合、催眠状態自体が解けてしまう可能性だってある。
 だから段階的に試せる用に、考えたのがこの保険だ。下着姿の状態で、俺の入室を許可するなら、もう迷わず好きなようにするつもりだった。
 上手くいけば美少女を好きにできるのだ。万が一この先で催眠状態が解けても、充分お釣が出る。刑務所くらい行ってやる。

「よし、いいぞたまき。では質問だ。今たまきに好きな人はいるか?」
「・・・」
「答えられないのか。じゃあ俺が答えてやろう。お前の好きな人は俺だ。マネージャーの斉藤だ」
「・・・はい。・・・私の好きな人はマネージャの斉藤さんです」
「たまきは好きな人の為だったらなんでもしてあげたいと思っている。そうだな?」
「・・・はい。そうです」
「好きな人が言ったことなら、どんな事でも正しいと思う。そうだな?」
「・・・はい。思います」
「よし・・・では俺が手を叩いたら催眠状態が解け、催眠状態でおきた事は忘れるが、心の中では一番大事なこととして残る」
「・・・はい。残ります」

 パン

 手を叩く。世界が変わる音。


「あ、斉藤さん・・・。」
「たまき・・・俺の事、好きか?」
「え・・・身近にいる社会人として尊敬していますけど・・・」

 下着姿のまま、事務所で教えられた模範的な回答を答えるたまき。だが、動揺は隠せていない。耳のさきから足の指まで身体を紅くしている。

「そうじゃない、一人の異性としてだよ!俺はたまきが好きだ!たまきにも俺を好きでいて欲しい!」
「え、あ、そ・・・こ、困ります!急にそんなこと・・・・」

 何も言わずたまきを抱きしめる。本番後のかすかな汗のにおいと、柑橘系の香料の馨りが鼻腔をくすぐる。抱きしめた腕からは通常より高い体温を感じる。

「斉藤さん・・・・わ、わたしも・・・・」

 そういいながら。
 両腕を俺の背中に回すたまき。既に期待感と興奮で完全にいきり立っていたペニスが半裸のたまきのお腹にあたる。
「俺、たまきとセックスしたいんだけど・・・いいかな?」
「え、あ、はい、いいです。・・・え、私、何を? え、そんな急に、嬉しいけどでもこんな所で、私汗かいたから恥ずかしいし・・あ、でも斉藤さんつらそうなのでしてあげたいですけど・・・・」

 なんだか催眠術や心の葛藤などが混ざり合っているようだが、もう俺もがまんできない。何万人ものファン(無論俺もその一人だ)が夢想するたまきとできる。
 それがすぐ目の前にあるんだ。我慢などもうできない。
 背広のズボンをぬぎ、トランクスを膝まで下ろす。もはや先走りまで出始めたペニスが勢いよく飛び出る。

「きゃう!・・・これが男の人の・・・」

 驚くたまき。おそらく初めて見たのだろう。最後の自制心を使って、俺はたまきに語りかけた。

「たまき・・・。パンティ、脱いでくれないかな・・・すぐにでも入れたいんだ」

 下着を脱ぐたまき。うっすらと陰毛の生える局部があらわになる。当然濡れてはいない。当たり前だ。
 だが準備はしていた。背広の上着のポケットからローションのはいったチューブを出し、ペニスとたまきの局部に上から垂らす。

「きゃっ・・・冷たいっ・・・なんですかこれ・・・・?」
「ローションっていって、たまきが痛くないようにするものだよ。これで滑りをよくするんだ」

 言い終わるやいなや、立位のまま俺はすぐにペニスをたまきに突き刺した。

「んっ・・・!、つっ・・・!」

 たいした悲鳴もあげずに、俺の物の深く受け入れるたまき。先端が膜に引っかかったようだったが、ローションのおかげでそこまでは痛みを感じなかったようだ。
 ついに、たまきを征服した。
 催眠術によって堕とした最初の一人。アイドル橘たまき。俺の世界の第一歩。最高の気分だ。

「たまき、大丈夫か?」
「あっ・・・ちょっと痛いですけど・・・マキに聞いていたほどじゃないです・・・。」
 マキはたまきの学校の友達だったかな。まあそんな女はどうでもいい。ゆっくり腰を上下に動かす。

「んっ、んっ、・・・はぁっ・・・。あっ・・・、斉藤さんっ!・・・んっ、わたし・・・しっ・・、んんぅっ!」
「ん?どうしたんだたまき?」
 腰の動きにあわせて、たまきの声が弾む。
 少しずつ、ペースをあげていく。たまきの顔が痛みで歪まない様に注意しながら、だ。
「あっ!んっっ!さいっとうさんっ!き、気持ちいいですかっ、んっ!気持ちよく、なってくださいっ!あぅっ!」
 催眠術のおかげか、元々そういう娘なのかわからないが、実に献身的にこちらの動きにあわせて動こうとするたまき。
「んあぅぅ!はひぃぅゅっ!ふかいぃぃっっ!さいとうさぁぁん!はぅぅぅぅん!」
 立位のせいで、たまきの自重で根元までたまきの中に埋没するペニス。
「中でだすよ、たまき!」
 たまきの尻に強く腰を打ち付ける。肌と肌がぶつかる破裂音のような音が響く。
「はぃぃ!だしてくださひっ!んぁぅ!あぁぁぁあぁぁぁっ!」
 腰を押し付け、精子を放つ。
「はぁぁあ、んふぅぅっ、あついのがなかにぃっ、ぴくぴくしてる・・・あぁぁぁあ・・・」


 俺はたまきの嬌声をきき、膣内で射精の余韻を味わいながら、たまきをこれからどう調教して俺の色に染めていくか、という事と、今さっきたまきの膣内に射精しながら決めた次のターゲットをどう堕とすか、そんなことを考えていた。

 
 


 

 

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