3種の神器


 

 

第35章 紫さんの失踪


 ぼんやりと釈然としないまま朝食を済ませて車に乗り込んだ俺は元気になった公子さんと頓珍漢な会話を繰り返して登校した。素っ気ない俺の態度をどう思ったのか公子さんの表情が硬い。
 俺がぼんやりしたままでも時間はいつもどおりに過ぎていった。つまらない授業を聞き流し、味もわからずに弁当を詰め込み、授業は終わった。
 女子バレー部の練習のお誘いも断り、迎えの車を呼んだ。公子さんは熊野グループの大株主である祖父や俺の代理で株主総会に出席しているために彩さんだけが迎えに来た。

「まっすぐ帰りますか?」
「うん」

 彩さんに誘われているようにも感じたが、我が心ここにあらず。
 腑抜けたまま部屋に入り当番の筒井七瀬さんの世話を受けた。俺から学生服を脱がせた七瀬さんが普段着を着せてポケットの中身を確かめ、携帯を手渡してハンカチ&ティッシュを片付けた。溜まっていた携帯のメールに返信。しばらくメールをやり取りしてから宿題を片付けた。宿題を終え、コーヒーを飲み終えると公子さんが帰ってきたので食堂に向かいいつもより遅めの夕食。
 公子さんが遅くなった詫びを言ってから夕食が始まった。

「あれ、紫さんは?」
「連絡が無いので少し心配なんですが」

 化粧を落としてゆったりとした普段着に着替えた公子さんが答えた。紫さんは魔力を持ち、神器も持ち歩いているから大丈夫だろう。なごやかに雑談しながら夕食を終え、デザートを楽しんだが紫さんは帰ってこなかった。

「どうしたんだろうね?」
「遅くなるときは必ず連絡くれるんですが」
「合コンかしら?」

 何気ない公子さんの一言に数名がうろたえた。彩さん、皐月さん、そして七瀬さん。

(この3人・・・なんだっけ?)

 部屋に戻ってTVを見ながら考え込むが頭がはっきりしない。当番の七瀬さんが風呂の風呂の用意ができたことを告げ、一人で風呂に入りながら考え続けた。髪を洗い冷水のシャワーを浴びるが考えはまとまらない。ぎりぎりまで熱くしたシャワーを浴びても頭はもやもやしたまま。
 ざっと体を洗ってから湯船に浸かり、僕たちの状態をチェックした。公子さんと彩さんは病み上がりの身体を労わって早めに寝ていた。未帆さん、望ちゃん、深雪さん、マリさん、美奈子とチェックしていき、和夏はバイトを終えて帰宅中の電車の中。女子バレー部の部員たちもいつもどおり。皐月さんは記憶を消したのが功を奏して平常心。
 そして絵里は・・・寝ているのか失神しているのか意識が無い。
 紫さんは・・・神器を持ち歩いているせいか状態が把握できない。

「あの、成樹様。大丈夫ですか?」
「え、大丈夫だけど」
「タオルと着替えはいつものところにありますから」
「ありがとう」

 長風呂を心配した七瀬さんが声をかけてきて、すりガラスに七瀬さんの細いシルエットが映った

(皐月さんも僕にしたし、残ってるのは七瀬さんだけだな)

 細すぎる公子さんに比べてすっきりと細身の七瀬さんをどうするか湯船で考えた。大人しくて控えめな七瀬さんはどんなエッチをするんだろうか?
 まだ見ていない七瀬さんのヌードを想像してペニスが硬くなり始めた。どうやって七瀬さんを僕にするのか? を考えながらいたずら心で僕になっている女子バレー部員たちに俺を思いながらオナニーしたくなるように操った。
 まだまだ色気の足りない厨学生だが、エスカレータ式の我が学園だから甲校生になっても一緒だ。その頃には色っぽくなっているだろうから将来への投資として俺への思いを刻み込んだ。

 茹りそうになってから風呂を出てバスタオルを使いパジャマを身に着けた。勃起したペニスがパジャマのズボンの上からもはっきりと確認できるが、七瀬さんを僕にするつもりなので気にせずに寝室に行き次の間に控えていた七瀬さんに声をかけた。

「筒井さん、喉がカラカラ。冷たいものを持ってきて」
「はい、ミネラルウォーターでいいですか? 成樹様」
「ジョッキにたくさん氷を入れてね」
「はい、少しお待ちください」

 グラスや氷はこの部屋にもあるがジョッキはない。食堂まで取りに行った七瀬さんが戻るまでに和夏との定時メールを終わらせた。和夏に対する罪悪感を少し感じたが、浮気ではなくただの性欲処理だと自分に言い聞かせた。
 七瀬さんが戻ってくると茹るほど長風呂をしていた俺は汗をかいていた。

「はい、お待たせしました。成樹様」
「ありがとう」

 ジョッキを受け取って冷たいミネラルウォーターを飲みながら七瀬さんに魅了の魔力を存分に使った。充分に魅了された七瀬さんは顔を赤らめて俺がミネラルウォーターを飲み干すのを待ち、俺の汗に気づいた。

「成樹様。汗が」
「うん。長風呂したから」

 タオルを用意した七瀬さんが俺の汗を拭き取っていった。魅了の魔力を放射する俺の目を避けて下を向き、パジャマの上からでもはっきりとわかる勃起にあわてて目を逸らした。俺の背中に回って髪を拭いている七瀬さんに飲み干したジョッキを揺すって空になったことを知らせた。

「あ、すみません」
「お代わり」
「は、はい」

 俺が差し出したジョッキにミネラルウォーターを注いだ七瀬さんは完全に魅了の魔力に絡め取られて俺の視線を外せなくなった。俺がゆっくりとミネラルウォーターを飲み干すのを瞬きもせずに見つめ、緊張に耐え切れずに口で息をした。
 ふらふらと俺のそばに来た七瀬さんにミネラルウォーターを口移しで飲ませると頬を上気させながら美味しそうに飲み込んでいった。口移しのミネラルウォーターを飲み干すとうっとりと口を開いて次の口移しを待つ七瀬さん。
 再び口移しで飲ませ、そのまま舌を入れると俺の唾液も飲み込んでいくが自分からは舌を絡めてこない。
 今度は氷を口に含み、七瀬さんの口に氷を押し込んだ。うっとりと俺に入れられた氷を口の中で転がしている七瀬さんの薄い唇を舐めるようにキスしながらメイド服を脱がせていった。
 メイド服の方紐をずらすとビクっと身体を震わせ、ブラウスの前を開けていくと嫌々するように体を捩る。再び舌を入れてひとつの氷を二人で舐めるようするとおとなしくなった。

 一つ、二つ・・・5つボタンを外してからブラに包まれた胸を探り当てて大きさを確かめるように重ねた。氷に邪魔されながらも俺の舌を夢中になって受け止めつつも身体が強張る。
 二人の舌で溶かした水を七瀬さんの口に流し込むと飲み込むのに夢中になって身体の緊張がほぐれるが、俺の手がしっかりとおっぱいを確かめるように包み込むと緊張した。
 肺活量の差を生かしてしつこく舌を絡ませると苦しくなった七瀬さんが鼻で息をした。

 すぅーーー

 大きな音で息を吸い込んだ七瀬さんがより赤くなった。酸欠と羞恥で真っ赤になった七瀬さんの服を素早く脱がし、スカートが床に落ちた。はだけたブラウスと下着だけの姿になった七瀬さんをようやくキスから開放すると口で息をしながら座り込んだ。
 せっかくはだけたブラウスの前をかき合わせ、俯いて細い肩を震わせている。

「筒井さん。見せて」
「嫌、恥ずかしい」
「ほっそりとしてきれいだよ」
「恥ずかしい!見ないで」

 座り込んだ七瀬さんに向かい合うようにして俺も膝をつき、肩に手を置く。ビクっと肩を震わせた七瀬さんが顔を上げて俺を見つめた。魅了の瞳で見つめると七瀬さんのほうからキスをしてきた。
 しっかりとブラウスを手で押さえながらも情熱的に俺にむしゃぶりつき、上半身を預ける。肩に置いた手を下に下ろし、ブラウスの裾から手を入れ、背中のブラのホックを外した。

「!?」

 キスをしたままの七瀬さんの目が大きく開き、ブラウスを押さえる手に力が入る。大きく開いた目に遠慮なく魅了の魔力を流し込み、何度もディープキスを繰り返していく。
 俺の舌が離れると飛びつくようにして俺にキスをして舌をむさぼる七瀬さん。
 受身になって七瀬さんのキスを楽しんでいるうちと七瀬さんの手が愛しそうに俺の顔を挟み込んできた。小鳥のようについばむキスを繰り返し、感極まっている七瀬さんを眺めると。

 はらり

 ずっと手で押さえていたブラウスの前がはだけ、薄いベージュのブラが見えた。ホックの外されたブラは落ちそうで落ちないが俺の唇を求める動きにあわせて動き、ちらちらと隠されていた胸が目に入った。
 積極的に七瀬さんのキスに答え、強く舌を吸い、唾液を飲み干すと七瀬さんの息が上がった。

 ペタン
 はーはー

 座り込んだ七瀬さんが荒くなった息を整え、キスが中断された。ホックの外されたブラは上にずり上がり、小さな胸が呼吸につれて上下していた。

 ・・・・・・

 うっとりと俺を眺めながら息を整えた七瀬さんが俺の視線に気づいた。

「きゃっ、駄目ー」

 ブラウスの前を必死に合わせ、少しでも俺の視線に晒されたいように身体を丸める七瀬さん。ゆっくりと立ち上がり七瀬さんの後ろに陣取った。
 きつく抑えたブラウスがまくれ上がり、ブラとお揃いのライトベージュのショーツの大半が目に入った。胸に比べれば女らしい曲線を描いてはいるが、小さなお尻に小さなショーツがぴったりと張り付いている。

 大きなおっぱいもいいが、小さなおっぱいも可愛い。そして大きなお尻もいいが、小さなお尻も捨てがたい。様々な女性を僕にできる魔力の素晴らしさに感謝の念を捧げてから七瀬さんのお尻を撫で回した。

「!?きゃっ」

 跳ね上がった七瀬さんがブラウスの裾を押さえるが、ショーツの大半は見えたまま。すべすべとしたお尻を心行くまで撫で回した。四つん這いになってお尻を撫で回す俺の手から逃げる七瀬さんを追い回してベッドの上に追い込んだ。
 恐怖と言うよりも羞恥で顔を強張らせた七瀬さんを枕元に追い込んで俺はパジャマを脱いでいった。

「ひっ!」

 トランクスを盛り上げる俺の下半身を見た七瀬さんが悲鳴を上げて身体を丸めた。体育座りのように膝を抱えた七瀬さんに声をかける。

「筒井さん。恥ずかしがらずに見せてよ」

 ぶんぶんと勢いよく頭を振って拒絶する七瀬さんだが魅了の魔力を発する俺のめから視線を外せない。このまま操って身体にまとわりついているブラウスや下着を自分から脱がせようか? それとも恥ずかしがっているのをじっくりと俺が脱がせようか?

「筒井さんのきれいな身体が見たいよ」
「胸小さいですし」
「見たい!、お願い」

 あえて操らずに魅了の魔力だけを使ってみた。真っ赤になった七瀬さんがそっぽを向いた。しかしきつくブラウスを押さえていた手がだらんと垂れ下がった。
 前が開いたブラウス、フルカップのレース飾りの多いブラは上にずり上がり小さな胸が目に飛び込んできた。

(んー、確かに小さい)

 自称Bカップの公子さんよりは大きいが、望ちゃんや紫さんよりは明らかに小さい。青く感じるほど白い肌が肩から続き、胸板も薄く胸も薄い。
 恥ずかしさから朱に染まった肌に映え、濃い肌色だった胸の先が濃くなったように見えた。面積の少ない乳輪に乳首が埋もれ、体育館のシャワールームで見た厨学生と大差が無いようにも見えた。

「小さいけど可愛いよ。そして綺麗だ」
「小さくて恥ずかしいです。もういいですか?」

 魔力で魅了して、発情させて、感じさせてというパターンばかり続けていたので、胸を見られるだけで恥ずかしがり、興奮しないで埋もれている乳首に少し感動した。
 脇を向いて目を閉じる七瀬さんのなだらかな胸の膨らみを裾野からゆっくりと指先でなぞり上げるととぴくぴくと身体が跳ねて緊張を伝えてきた。
 指先で胸の裾野を確認するように円を描き、徐々に半径を狭めていき乳輪の輪郭をなぞる。

「!?」

 息を呑んだ七瀬さんを安心させるように指先を胸から外し、ほっとして身体の力を抜いたところで左の乳首に吸い付くと反り返って緊張するのが面白い。
 指先とは反対に乳首に吸い付いた舌で大きく円を描くようにして舌先で胸全体を舐めていき、右の乳首に行く振りをして脇の下を舐めてみた。

「ひっ!?」

 面白いほど反応するが、感じたと言うよりもくすぐったいのだろう。身体を捩って俺の舌先から逃れようとするのだが、控え目な性格そのままに抵抗は弱かった。
 涙を浮かべて悶える七瀬さんと目があったので咲絵さん譲りの演技力で愛情を熱演しつつ軽く唇を合わせると七瀬さんの方から舌を入れてきた。
 情熱的に舌を絡めながらも胸を手で覆う姿がいじらしい。

「下も見せて」

 俺を見つめたまま涙をこぼす七瀬さん。魅了の魔力は充分に効いているのだが、そしてさっさとショーツを脱がせて精液を注ぎ込めば七瀬さんも僕になる。
 ぽろぽろと涙を流しながらも七瀬さんの身体から力が抜けた。

「嫌?」
「・・・」首を振る。
「恥ずかしい?」
「・・・」頷く。
「我慢できないんだけど」
「・・・暗くして」

 リクエストに応えて寝室の照明を手元のリモコンで操作した。可変抵抗を右に回すと部屋の照明が明るくなった。しかし充分に俺の唾液を呑み込んだ七瀬さんには部屋が暗くなったように思わせるくらいは簡単だ。
 暗くなった(ように思いこんだ)七瀬さんが腰を浮かせてショーツを脱ぎ去った。

「優しくしてください」
「うん」

 軽くキスしてから俺も服を脱ぎ、控えめに脚を開いた七瀬さんの股間に移動してお○○こを観察した。
 魔力で発情させていないので色素の薄い性器はぴったりと閉じていた。見えていない事になっているので指先で入り口を探る振りをして悪戯した。

「駄目、恥ずかしい」

 年相応の経験はあるのだろうが、慎ましく閉じた性器は指の侵入すら拒んだ。少しでも濡らそうと指先をクリちゃんに移動させるがそれも拒まれた。

「暗くて入れるところが判らないよ」
「でも、恥ずかしくて」
「明るくしちゃ駄目?」
「恥ずかしいから、許してください」

 入り口が判らない振りを続けて亀頭をお○○こに擦りつけ、特に念入りにクリちゃんを擦った。

「あ、そこ違う」
「どこ?」
「もっと下です」

 もっと下の入り口ははっきりと見えているのだが、しつこくクリちゃんに亀頭を擦りつけた。

「わかんないよー、このまま出ちゃうよ」
「もっと下の方を」

 苛ついた声色でぐりぐりとペニスをクリちゃんに擦りつけ続けると七瀬さんも焦ってきた。

「あの、私が上になりますから」
「いいの?」

 真っ暗で見えない筈なのに、赤くなった七瀬さんがにっこり笑って俺を仰向けに寝かせた。臍に付きそうなくらいに勃起したペニスをこわごわと掴んで跨ってきた。
 顔は真っ赤に上気しているのに七瀬さんの手は冷たくて勃起したペニスに心地よく絡みつき、ゆっくりとあてがわれた。
 散々亀頭でクリちゃんを愛撫したのだが相変わらずぴたりと閉じたままのお○○こに擦りつけるようにして馴染ませる七瀬さん。

「早くして、我慢できないよ」

 暗く(感じ)て俺には見えないはずなのにぎこちない笑顔を向けた七瀬さんが腰を下ろしてきた。歯の痛みを我慢するかのように顔を歪ませながら、じっくりと確実に呑み込み、そして根本まで納めた七瀬さんがほっとため息をついた。
 外に溢れるほどではないが、それなりに潤っていた七瀬さんの中はしっとりと濡れて適度なキツさと堅さで俺に快感を与えるのだが。

「全部入っちゃいました」
「うう、気持ちいいよ」
「できるだけ我慢してくださいね」
「すぐに出ちゃいそう」
「駄目ですよ。妊娠しちゃうから」
「でも出したい!」
「そんな・・・」

 魅了されて自ら跨ってはきたものの、妊娠の事は考えていなかったらしい。困ったように俺の上で硬直した七瀬さんを下から突き上げた。

「い、駄目。出しちゃ駄目です」

 そう言われても、今から避妊するのは嫌だ。眉を顰める七瀬さんに構わずに腰の動きを早めていくと逃げようとする。

「出したい。七瀬さんに出したい!」
「駄目。お願い。外に」
「やだやだやだ」

 末っ子の我が儘ぶりを遺憾なく発揮して駄々をこねて七瀬さんを困らせた。魔力で魅了されて俺の我が儘を受け止めたいという感情と妊娠への恐怖で七瀬さんが戸惑っている。
 俺の突き上げから逃れようとする腰を掴んで七瀬さんを揺すり立てた。

「駄目。何でもしますから、中に出すのは許して」

 泣きそうな顔が明るい照明のお陰でよく見えた。困惑する七瀬さんを射精の恐怖で縛り付けながらしばらく楽しみつつ腰の突き上げを激しくしていった。

「そろそろ出るよ」
「駄目」
「だったら、口に出させてよ」
「駄目、恥ずかしい」
「暗くて見えないから」
「できないです」

 俺の上から逃げようとしていた七瀬さんが今度は俺にしがみついて口内射精を拒んだ。腰から手を離して思い切り突き上げて七瀬さんを振り解き素早くペニスを口に押し込んだ。

「ん、んー」
「出る。呑んで」

 無理矢理口に押し込んだせいで歯がペニスに当たるが、それが切っ掛けになり射精が始まった。七瀬さんの髪を掴み、喉の奥に向けて長々と続く射精を楽しんだ。
 けほけほと咽せている七瀬さんに必要以上に無邪気な声で快感を告げた。

「ふわー、気持ちよかったよ。七瀬さん」

 暗くて見えないはずの目をぱちくりとさせた七瀬さんの口から呑みきれない精液がこぼれていく。いつまでも俺がペニスを抜き取らないでいると眼を閉じて啜っていき、少しずつ呑み込んでいった。
 口の脇にこぼれる精液も啜り終わると遠慮がちに下を動かしてペニスを綺麗にしていく。

「うう、気持ちよすぎる」

 目元を赤くした七瀬さんが嬉しそうに下の動きを大きくし、ちゅぽんっと音を立ててペニスから口を離した。暗くて俺に見られていないと思いこんでいる七瀬さんが顔をしかめながら精液を呑み込んでいくが、慣れない粘り気に辛そうだ。
 頭を優しく撫でているとキッと真面目な顔になって呑み込んだ。

「ふわー、とっても気持ちよかったよ」
「あ、いえ」
「でも今度は七瀬さんの中に出したいよ」
「こ、今度は避妊具を使ってください。お願いします」
「えー、厨学生がどうやってコンドームを買うの?」
「私が、あの、買っておきますから」

 公子さんにピルを手配させるつもりだったが、恥ずかしがり屋の七瀬さんにコンドームを買わせるのも面白そうだ。しばらくは七瀬さんの恥じらいを楽しませて貰おう。

「あの、戻ります。お休みなさい」
「うん、ありがとう。気持ちよかった」
「着替えますから明るくしないで下さいね」
「えー、見せてよ」
「駄目です。恥ずかしいから」

 暗くて見えていないはずなのに、七瀬さんは下着とメイド服をかき集めて寝室を出て行った。

 射精した事が切っ掛けになったのか、紫さんの魔力でぼーっとしていた頭がハッキリしてきた。紫さんがどういう目的で俺の記憶を封じようとしたのか、今日帰ってこない事はどう関係するのか?
 冴えてきた頭で推理を重ねた。俺の僕ではあるが、完全に支配できていない紫さんの行動の意味はなんだろう。
 旭さんについて俺の知る限りの情報を得ようとしていた事から、旭さんに関連するのだろうが俺も旭さんの住所も連絡先も知らない。
 魔力によって俺に惹かれ、俺の僕になっている状態から自分の意志で逃れてみせると言い切った紫さんの意図が読めない。
 ひょっとすると、旭さんの魔力を手に入れる事で俺の神器の魔力に対抗しようと言うのだろうか?

 考えがまとまらないままに新たに僕になった七瀬さんが、一方的に俺が射精して終わった事による不満をシャワーを浴びながら慰めているのが感じられた。精神的には満たされても肉体的に満たされないって状態なのだろう。
 相変わらず紫さんの事は魔力でも判らないので、七瀬さんやバレー部員たちが俺を思って慰めた翌日にどんな顔を見せるのかを楽しみにして眠りについた。

 俺の僕になった翌朝、七瀬さんは俺の顔をみるなり真っ赤になった。他の僕たちも気づいたようで気まずい雰囲気が流れるが、屋敷のメンバーを全員僕にした俺は浮かれて気にしない。
 公子さんは株主総会のシーズンで忙しくしているが、俺は気ままに屋敷の僕たちをベッドに引きずり込んで楽しい日々を送った。

 紫さんが屋敷から失踪して一ヶ月が過ぎ夏休みに入った。公子さんが私立探偵を雇ってまで探したが行方はわからない。俺の魔力でも紫さんの所在も状態もわからずにいた。

 記憶を消された皐月さんは、なぜ拒めないのか判らぬままに俺に押し倒されて弄ばれる日々。ピルの服用を始めたが効果が出るまでの間は泣きながら中出しを拒んだ。俺も妊娠させる気は無いのだが、泣いて許しを請う皐月さんに対して淫乱ナースの能力を封印したままフェラを教え込み、中出しとアナルセックスのどちらかを選ばせた。
 泣く泣くアナルセックスを選んだ皐月さんに何回も浣腸を施し、脂汗を流して苦しがる姿をビデオカメラに収めてから肛門を犯した。
 ピルが効果を発揮するまでは泣きながらアナルへの射精を望んだ皐月さんは、ピルで避妊できるようになるとアナルを拒む。その時の気分で好きなほうを使い、当番の日にはどちらも使えるようにと浣腸を自分でするように命じた。
 時折俺が見せる優しさと魅了の魔力を調整し、俺に惹かれてはいるが恋しているまではいかない状態を保った。なぜか俺を拒めずに、しかし好きでもないのに感じてしまう事に戸惑う皐月さんをからかうように優しくしたり、冷たく弄んだりを繰り返した。

 恥ずかしがり屋の七瀬さんは、いきなり俺にスカートをめくられては涙ぐみ、どこでどうやってコンドームを買ったのか告白させられては涙ぐんだ。
 小さめの胸にコンプレックスがある七瀬さんの胸を可愛いと言っては喜ばせつつも、わざとらしくテーブルの上に巨乳のグラビアを広げておく意地悪に涙ぐむのも愛しい。

 夏休みにはいると時間の余裕が出来たので和夏とのデートを頻繁に繰り返したが、残念な事に和夏はしつこく親に呼ばれて帰省してしまった。
 上野駅の新幹線ホームで涙の別れをした俺は屋敷では食べられないジャンクフードを大量に食べて満足して帰宅した。

 修羅場が俺を待ちかまえていた。

 
 


 

 

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