ハーレムマンション


 

 



その1

〜主人公はマンションの管理人です!! 〜


 オレの名前は青山ユウト。
 この物語の主人公だ!!
 オレは東京の都内のあるマンションで、管理人をしている。
 なぜこのマンションで管理人をし始めたかと言うと、オーナーからの話によれば、美人な奥さんや女の子、芸人が住んでいる事が多いと言う事で、今のアンタにピッタリな仕事だと言う訳で、オレに仕事を与えてくれたんだが・・・。

「青山クン、本日からこちらで管理人をしてもらうよ!!」
「はい!! 住居者の皆様にいい暮らしを届けられるように全力でサポートをし、お仕事させてもらいます!!」
「いい心意気だね♪ では、君にコレをプレゼントしよう〜」
「何ですか?」

 オーナーがさり気なく小さな箱から取り出したのは、自分が全く予想をしていないアイテムであった。
 うさんくさい話ではあるが、これは事実であるので語るしかあるまい・・・。

「コレはな・・・。君の住む部屋でこのボタンを押せば、お前の管理するマンションに結界を張ることが出来るんだよ!!」
「えっ………!? 今何とっ!?」

 この時既に、オレはこれから始まることを予想していたのか、清らかで人に対しても優しかったオレの心は、深い闇の底へと落ちて行った。

 そして、オーナーからもらったこのアイテムの使い方を簡単に説明しよう!!
 これは、オレがこれから仕事をしていく上で、重要な必須アイテムとなるであろう・・・。

 使い方その1:自身の部屋でスイッチを入れてボタンを押す♪
 使い方その2:その後、オレが管理するマンションに結界が張られる。
 使い方その3:結界が張られたマンション内に入ったモノは、強制的にオレの管理物とし言いなりになり、自由にする事が可能である。
 使い方その4:マンション内の住民は、管理人であるオレの命令には、何一つ逆らえなくなる。
 使い方その5:この力を使い、住民の異性と性行為を行った場合、その異性は管理人の奴隷になる。

 以上の5項目が簡単なこのアイテムの使い方♪
 これまでにも、オーナーは複数のマンションの管理人にこのアイテムを渡して来たらしい・・・。
 何しろ、途中で住居場所を変更されたり、ヘンな事が起きては困るからと、オーナー自ら開発したんだそう・・・。

「じゃあ、青山クンもこれからこの立派なマンションの管理人だ!!」
「しっかり宜しく頼むよ!! あっ・・・、時々チェックしに来るからね!!」
「あ・・・、ありがとうございます・・・」
「それから後給料の話だけど・・・」
「はいっ!?」
「いや、いいや!! とにかく、それがあれば上手く仕事が進むはずだから、宜しく!!」

 その後、オレはオーナーと管理人室で別れて一人、アイテムを見つけ、使おうか・・・、使わないか・・・、考えていた。

「こんばんわ〜!! あの、アナタが新しい管理人さんですか?」
「あっ・・・、はい!! 挨拶が遅れました。ワタクシ、本日よりこちらの担当となりました青山です!!」

“ボチッ!! ”

 オーナーが去った後、さっそく一人の女の子がオレの部屋を訪れた。
 新しい管理人がやって来たと言う事で挨拶しに来たようだ。
 だが、オレはこの時、目の前の女の子が非常に可愛く見えてしまって、会話をしながら例のアイテムのボタンを、押してしまった。

「では、これからワタクシ、管理人様の事を青山様と呼ばさせていただきますね!!」
「へっ・・・!? 何この急な変わりようは・・・」

 ボタンを押した途端、女子大生とも思われる女の子の表情が一気に変わった。

「何を言ってるんですか? 私は青山様の管理物ですよ・・・? 好きにしてくれて構いませんからね!! いつでも呼んで下さい!!」
「管理物・・・、確かにそうだよな・・・。言ってみればオレは、実際にこのマンションの管理人だし・・・」
「はい・・・!! では、用がありましたら331号室までお願いしますね♪」

 何と言うシチュエーションだろうか・・・。
 ひょっとして、他の先輩社員の方々も、このアイテムを使って仕事を上手く熟しているんだろうか?
 普通だとあり得ない・・・。エロくてイヤらしい事しか想像できないんですけど〜〜!!

 でも、せっかくの機会だし、出世を目指して頑張りますかな(笑)!!

 
 


 

 

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