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獅子の月 24の日 古人曰く、勝利欲する者、敵を見よ、己を見よ、天を見よ、地を見よ。 簡単に言えば、勝ちたいならすべての情報を集めよということだ。 目的の村を、ガービィを使って偵察する。 面白い者を見つけた。 より詳しく調べようとしたところ、レッドソニアとアイシャが喧嘩を始めてしまった。 遺恨を残さぬため、勝負させたところ、予想を裏切ってレッドソニアの勝ち。 まあ、結果として仲良くなったから良いか。 カラスのガービィの目を通して地上を見る。 村の西側には、教会と墓地がある。 この墓地は使えそうだ。 確かここの教会は、若い尼僧が一人で守っていたな。 どんなやつか覗いてみるか。 ガービィは尼僧の私室の窓と思しき窓のそばの木の枝に降り立つ。 すると、鞭が肉を打つ音と、みだらなあえぎ声が聞こえてきた。 「神よ」 ばし 「あん!淫らな」 ばし 「はあ!この私を」 ばし 「お救いください」 エロルの口に冷笑が浮かぶ。 少年時代に、己の信仰する「女神」に裏切られて以来、神やそれに仕えるものをまったく信じない男である。 (所詮信仰などというものはマゾヒズムの一種ということか。なら自らを鞭打って欲情する尼僧がいてもおかしくないな。) この罰当たりな男はそう考えていた。 「あひい!」 どうやら絶頂に達したのか、ひときわ大きい声が響く。しばらくして、窓の死角になっていたところから、半裸の女が現れる。 「ぶ!」 傲岸不遜なエロルですら圧倒された。 異常に大きいのだ。 胸が。 自分の頭部ぐらいある。 そこでガービィとのリンクが切れた。 レッドソニアとアイシャの言い争う声が聞こえて、集中が切れたのだ。 「見ろ!あたしのほうが胸もでかいし、お尻もでかい!あたしのほうがいやらしい身体だろ!」 胸を突き出して断言するレッドソニアに、冷笑で答えるアイシャ。 「あ〜ら、胸とお尻が大きいのは認めますけど、なんですか?そのごつごつした筋肉は?しなやかな私の身体のほうが扇情的ですわ」 「後から来たくせに生意気言うんじゃねえ!」 「でも雌犬として忠誠を誓ったのは私のほうが先ですわ」 要するに女同士の上下関係を、はっきりさせようということらしい。 「くぅ、あたしはエロル様に処女を奪っていただいたんだぞ!お前なんか自分で膜破っちまったんじゃねえか!」 「そうですわ。だからこそ御主人様のすばらしさが一層わかるのです」 どうやら口ではアイシャのほうが上のようだ。レッドソニアの赤毛が鬣のように逆立つ。 口でだめなら腕力で、ということらしい。 「下らん喧嘩しているんじゃない」 「エロル様!」 「ご主人さまぁ」 見かねて仲裁に乗り出したエロル。 「けんかするような犬なら要らんぞ」 「!」 「!」 冷酷な言葉に凍りつく二人。 エロルに不要と断じられる。もう抱いてくれないなら死んだほうがましだ。 「いやあ!」 「ごめんなさいい!捨てないでくださいい!」 二人でひざまずき、エロルの腰にしがみつく。そして二人の手は競い合うように、エロルの股間に伸びる。ローブの上から愛撫する。 「とは言うものの、このままじゃ納得いくまいな」 二人を見下ろすエロル。 「ひとつ勝負をして決めるか」 床に向かい合って座るレッドソニアとアイシャ。 いわゆる松葉崩しの体勢だ。 二人の股間は黒い双頭の張型で繋がっている。 「いいか、相手に逝かされた方が負けだ。負けたものは勝った者に二度と逆らうな」 「オホホ、石像相手に鍛え続けた腰使い、見せてあげますわ」 「ほえ面かかせてやる」 「はじめ!」 エロルの号令とともに腰を動かしはじめる二人。 「くっ、うん、あ、う」 「はん、あふ、ああん」 ぱんぱんと肉がぶつかり合う音が響く。 退屈そうに見ているエロル。 (まあ、アイシャの勝ちだな) レッドソニアとアイシャでは、使った媚薬の量が違う。大量に投薬されたレッドソニアのほうが、より性感を開発されたため、逝きやすいはずだ。 「おほほ、どうですか、それ、それ」 「はうん、ひい、あうん」 勝ち誇ったアイシャが余裕を持って腰を動かし、その腰使いにレッドソニアが泣かされている。 予想通りの戦況に興ざめした顔のエロル。しかし予想は覆された。 「まけてたまるかぁ!」 力を振り絞ったレッドソニアが、アイシャにのしかかる。 「きゃあ!」 「くらえ!」 気合とともに男顔負けの荒々しい腰使いをするレッドソニア。 「いや、はん、すごい、くぅ」 「そらそらそらぁ!」 エロルの目の前でレッドソニアの尻がテンポよく動く。それを見て服を脱ぎだすエロル。 「すごいぃ!すごいのぅ!」 「逝け!いっちまええ!」 「だめぇ!逝くう!」 「とどめだぁ!」 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」 お互いに胸を突き出すように、背を逸らす。痙攣を起こすアイシャ。 ゆっくりと身体を重ねる雌犬たち。 「ああ、すごい、わたしのまけですぅ、おねえさま」 「ふふ、なんだい、かわいくなっちまって」 快楽を共有したためか、二匹の間で共感めいたものが生まれた。 しかしその暖かなものは、すぐに冷水を浴びることとなった。 レッドソニアの肛門の違和感によって。 「いや!ひ!冷たい!なに!」 後ろを見れば肛門のあたりに、透明な粘液状の物体が絡み付いていた。 その粘液状の物体の一部が、触手となり肛門に突き刺さっていたのだ。 「あぐ、ひ、つめた、あ、あつい」 一瞬氷を入れられたように冷たさを感じた肛門は、次の瞬間からとろけるような熱を持ち始めた。 「いやぁ、あつぃ、へん、へんなのぅ、おしりがぁ、おしりのあながぁ」 うわごとのように異常を訴えるレッドソニア。 「おしりがぁ!おしりのあながうじゅくのぅ!」 フィルタースライムVer2の力である。 エロルは彼女の尻を引っぱたいた。 「ひぐう!」 衝撃が子宮と、第二の性器となったレッドソニアの肛門に響く。 「お尻なんて上品な言い方をするな」 「はああ、すみませんん!」 尻をゆすって謝罪するレッドソニア。もっと叩いてほしそうだ。 「お前らの身体の穴という穴はすべて、俺の精をぶち込まれるためにあるんだ」 「はいい!」 再び尻をたたかれ、悦びの悲鳴をあげるレッドソニア。 「これからはケツマ〇コとよべ」 「はいい!ケツマ〇コ!ケツマ〇コ!」 狂ったように連呼するレッドソニア。その彼女の尻を、エロルの肉槍が襲った。 「ひぎいい!ケツマ〇コいい!ケツマ〇コいい〜!」 フィルタースライムが潤滑剤となりすべりをよくしている。 レッドソニアの肛門を襲う肉槍の猛威は、張型を伝わって、アイシャをも襲っていた。 「あふぅう!すごい、御主人様とお姉さま!二人に犯されている!ああ、また、また逝く!」 「あたしも!あたしもいっちゃう!ケツマ〇コ!ケツマ〇コでいっちゃうう!」 「そら」 「「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」」 二つの女体がつぶされた。 そしてその肉の重みが、支配関係を象徴するものとして、雌犬たちの脳に焼き付けられた。 「御主人様ぁ、次は私のケツ〇ンコのバージン奪ってくださぁい」 獅子の月 25の日 解石剤が完成したので、レニを元に戻す。 フィルタースライムVer2をけしかけたが、これは失敗だった。 それでも襲い掛かってくるとは意外だ。 こいつに関してはVer1でよかったかもしれない。 正直レッドソニアのおかげで助かった。 昔の恨みを晴らしてやりたかったが仕方ない。 残念だが別の使い方をするとしよう。 裏町を歩く、マントで身を隠した二人組。 銀髪の女がその二人とすれ違ったあと、行き先を変えた。 (こんなところで、ゼノビアの弟子に会えるとは、ついてるね) 銀蜘蛛のレニは幸運にほくそ笑んだ。 北の魔女ゼノビア。 かつて裏社会で名をはせた、“調教師”。 しかし彼女は何者かに殺された。 彼女の死とともに、その莫大な財産と、助手兼ペットであった少年が行方不明になった。 そうなると、その少年が彼女の死にかかわっていると考えるのは自明の理だ。 ゼノビアは盗賊ギルドの幹部でもあり、ギルドは面子にかけて彼女の敵をとらねばならない。 その少年は貴重な情報源と言えた。 (うふふ、以前みたいにお尻を犯して射精をねだらせてあげようかしらね。散々じらして、情報と精液をはかせてあげましょ) ショタコンにして、サデスティンであるレニは、以前ゼノビアとともに彼で遊んだことを思い出し、舌なめずりをする。 標的は、人通りの少ないほうへと歩いていく。 (好都合ね) この先は行き止まりのはずだ。 そう思ったとき、後ろのマント姿が振り返った。そしてマントを脱いでその姿をさらす。 レニは凍りついた。 尾行に気づかれていたからではない。 マントの下から裸の女が出てきたからでもない。 そこにいるのは常識に完全に反するものだったからだ。 「何で、こんなところに、メドーサが!」 その叫びは音にならなかった。 すでにレニは石像と化していた。 「う…」 体が暖かい。吹雪の中から温泉に入ったようだ。固まった体がやわらかくなっていく。 「!」 レニの意識は覚醒した。自分は何か刺激臭のする液体につけられている。 薄目を開けて回りを確認する。 (あの餓鬼!) そこには、壁の棚に大きな甕を載せようとしていた、あの少年がいた。 (なめたまねしてくれやがって) ばね仕掛けのように飛び上がり、いきなり後ろから襲い掛かる。 しかし足がもつれて、たたらを踏んだ。まだ体が完全に回復していなかったのだ。 「!」 (しまった!) 振り向いた少年がレニに甕の中身をぶちまけた。透明な粘液状のものが全身にまとわりつく。 (え?) 「あひいいい!」 粘液が胸や股間に塊を作る。すると恐ろしい快感がレニを襲った。 「ひ!いや!くぅ!」 抜けそうになる腰を、自慰を始めようとする手を、強固な意志でねじ伏せ、敵から距離を取ろうとする。 足がもつれて倒れこんだ。ビーカーやフラスコが置いてある机に。ガラスの破片が飛び散った。 「無駄な抵抗はやめろ、レニ」 「はぅ、いったい何をした?!」 「簡単に言うと生きた媚薬をけしかけたのさ」 「なに?」 「もう、これがほしくてたまらんはずだ」 そういって少年―エロルはローブを脱ぐ。薬と魔法で移譲に肥大化した男根があらわになる。 「く!」 レニはひきつけられる目をそらし、机にしがみつくように後ろを向いた。 その手が胸と股間にいく。 (もう我慢できないようだな) 冷笑してエロルが歩み寄る。 一歩。 二歩。 そこでレニが振り返った。 レニの右手がまっすぐ、エロルの喉を狙う。その手にはガラスの破片が。 「なに!」 恐るべきレニの精神力。 彼女は自分の性感帯、乳首や陰核をガラスで傷つけて正気を保ち、反撃のチャンスを手にしたのだ。 もはや避けられるタイミングではない エロルは間違いなく死んでいた。 そこに彼の忠実な“犬”がいなければ。 銀蜘蛛のレニがこの世の最後に見たもの。 自分を殴り飛ばした赤毛のオーガーの女だった。 獅子の月の日 廃物利用の実験をする。 あの尼僧にいいプレゼントができた。 ゴブリンやオーガーどものおもちゃがなくなった。 代わりを用意せねば。 エロルはゴーレムを引き連れて、地下道を歩いていた。 このゴーレムたちは、もともとアイシャによって石像となった被害者である。 アイシャを襲おうとして裸になったところで、石になったので、全員裸、しかも下半身はみな興奮状態である。 彼の目的地、それはゴブリンやオーガーたちの休憩所である。 そこにかつてジャミナと呼ばれていた女がいた。 「ああん、いいの、オーガーのお〇んぽ様ぁ、おっきくていいの、ゴブリンのちっさいち〇ぽ、いっぱいくわえてあげる、ざーめんのませてぇ」 正気を失ったジャミナは、ゴブリンやオーガーに下げ渡され、彼らの性奴隷となっていた。ストレス解消にいいようだ。 エロルが指を鳴らした。 ゴブリンとオーガーが一瞬硬直した後、ジャミナから離れて部屋を出て行く。 「ああん、どこいくの、まだほしいのぅ」 全身精液まみれ、ゴブリンやーオーガーの歯形が刻まれ、股関節を脱臼したジャミナは、それでも男を求めて這っていく。 もはや人間の尊厳など何もない。 その彼女をゴーレムが抱え上げ、その石の男根を前後から突き刺した。 「ひわ、かたい、つめたいぃい」 ゴーレムたちが腰を振り出す。 「はぐ、くる、いい」 よがりだすジャミナ。 それを見ながら、懐から赤い宝石を出すエロル、つぶやくように呪文を唱えだす。 ジャミナは幾度も絶頂に達した。 何度も何度も。 彼女の心臓がついに止まるまで。 しかし彼女の魂は天に昇ることはなかった。 最期の瞬間、その魂は赤い宝石に吸い込まれたのだ。 快楽に狂った魂を宿した、赤い宝石にエロルの顔が映る。 その美貌の鏡像は、彼の魂のようにゆがんでいた。 大漁 つかれた ホーントストーン 成功 ねむ (以後意味不明の文字がずらずらと・・・) プリスは妖しい気配を感じて目覚めた。 裏の墓地だ。 急いでブレストプレートを身に着け、メイスを持って駆けつける。 月の光の下、怪しいフード姿の男の周りを、白骨が囲んでいた。 その足で立ち上がって。 「ネクロマンシー!」 その名が浮かぶ。教団で禁呪に指定されている魔法だ。 「神よ!」 一言祈りをささげる。 聖なる力が波紋のように広がり、スケルトンを吹き飛ばした。 メイスを構える。 そのとき赤い閃光が走った。 「!」 額に何かがくっついた。そのとたん体から力が抜ける。 「な、なに?」 息が荒くなる。動悸が激しくなる。 「いったい、なにを、っは!」 自分が濡れているのに気がついた。足をすり合わせようとする。 スケルトンがプリスを押さえ込む。 「は、はなせ」 神に祈ろうとする。しかし雑念が入って集中できない。 男が歩み寄ってくる。 ドクン (ホシイ、オ〇ンポサマ、ホシイ) (なにいまの?) 自分の中で声がする、自分の声のような他人の声のような。 「さて、お前の秘密を見せてもらおうか」 男の手が鎧を、衣服を剥ぎ取った。 「いやああ!」 彼女のコンプレックスの源である、巨乳があらわとなる。 「ふふふ、犯しがいのありそうな胸だ」 「いやあ」 これがいやで信仰の道に逃げ込んだのだ。その後もずっと隠してきたのになぜ知られてしまったのか、しかもこんな邪教徒に。 男が裸になった。全身が凍りついた。“あの声”が再び響く。 (ホシイ、ニンゲンノオ〇ンポサマ、リッパナオ〇ンポサマ) (なんなのよ、これ!) 逃げ出そうにも体に力が入らない。目を背けることすらできない。 男の男根の先端が唇に触れる。体が勝手に動く。男根を口いっぱいにほうばる。 (おイしイ) 二つの声が一つになった。不自由な体を一生懸命動かししゃぶりつくす。 欲望にさいなまれ、被虐の喜びに目覚めていても、清らかであった尼僧は今、最低の淫売のように男に奉仕していた。 両手が自由になる。何の疑問もなくそのむねで男根をはさんだ。 「ワタシノオッパイ、キモチイイデショ、スキナダケオカシテェ」 (何言ってるの私) そこで正気に返る。 「きゃあ!」 後ろに飛びのいた。 手がメイスを探す。 そこに鞭が襲い掛かった。 ビシイイ 「ひい!」 「好きなんだろう、鞭が、遠慮するな!」 びし びし 「だぁめぇええ」 容赦なく鞭が襲う。 快感と痛みが同時に襲い掛かってくる。 プリスは程なく気絶してしまった。 そして意識を取り戻したとき、彼女は村の女たちとともに地下牢に入れられていた。 < 続く >
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