悪魔の流儀

〜堕天使たちの挽歌〜


 

 

第10話 前編


 大門の寝室 土曜日 夕方

 目が覚めたら、心配そうに俺の顔をのぞき込んでいる梨央のやつと目が合った。
「うん?り、梨央?」
「あっ、ご主人様っ」
「大門様っ」
「局長っ」
 梨央の後ろから、部屋に控えていた綾と薫も立ち上がったのがみえる。
 ベッドに寝たままで見回すと、そこは俺の部屋だった。

「奥様ーっ!ご主人様が目を覚まされましたっ」
 大声で梨央が呼ぶと、足早に階段を上がる音がして、幸と冴子が部屋に入ってきた。
「武彦さんっ!どれだけ心配したと思ってるんですかっ!」
 入ってくるなり、幸が、目に涙を浮かべて迫って来る。
「本当ですよ、旦那様」
 冴子も同調して、うんうんと頷く。
「えーと、心配したって言われても。薫、今何時だ?」
「夕方の5時です。土曜日の」
「どっ、土曜日!?」
「そうですよ、武彦さん。昨日の明け方くらいに綾ちゃんが武彦さんを背負って帰ってきてから、武彦さんは丸1日半眠ったままだったんですから」
 そ、そうか、そりゃ心配もするわな。
「ん?綾が背負ってって、俺を?ひとりでか?」
「だって、綾ちゃんは元傭兵ですもの。そういうことは慣れているんですって」
 いや、この期に及んでまだその設定引っ張ります?
 最近いろんなことがありすぎて、俺なんかそんな話すっかり忘れてたんですけど。
「何があったのか綾ちゃんに訊いても、武彦さんの目が覚めてからって言って、話してくれないし」
 いや、そら、何があったか正直には話せんだろう。だいいち、俺自身よく覚えていない。

 でも、ヒマリとかいう女と俺が裸だったあの状況だもんな。きっと、あの女に何かの操作をされて、そういうことをさせられていたに違いない。

「やっぱり、みんなで袋叩きですか、局長?」
「いやいやいや!待てっ、薫!ぐあっ、痛てててててっ!」
 慌てて起きあがろうとした俺は、下半身がもの凄く突っ張るような痛みに襲われ、思わず声をあげる。
「って、なんじゃ、こりゃ!?」
 布団をのけてみると、俺のモノが今まで見たこともないくらい、それこそ、ズボンに収まらないほどにおっ勃っていた。
「あの、大門様。私が背負っているときからそうでした」
 と、顔を赤くしながら綾が言う。
「いや、それって、ずっとこのままだったってことなのか?」
 まさか、眠っている間もこうだったとでも言うんじゃないだろうな。
「……はい」
 頬を染めたままで綾が答える。いや、よく見ると、単に顔が赤いだけではなく、熱でもあるかのように潤んだ瞳をしている。
 見回すと、幸も薫も冴子も梨央も、少し潤みのかかった目をしている。
 
 俺は、自分の、ギンギンに勃ったモノに全員の視線が集中しているのを感じた。

「まったく、みんなに心配かけた上に、ここをこんなにして、いったい武彦さんは何を考えているんですか!」
「いや、こ、これはだな、幸」
「もう、こんなになってしまったら、私たちが鎮めるしかないじゃないですかっ」
 え?何を言ってるんだ、幸?
「そうですね、私たちみんなで、局長を鎮めてあげないと」
 薫、おまえまで何を?
「私もお手伝いさせていただきます、奥様」
「もちろん梨央もです!」
 口々にそう言うと、幸たちはその場で服を脱ぎ始める。

 何かがおかしい。
 たしかに普段からいやらしいことが好きなやつらだが、いつもなら、それよりも先に俺の体を心配したり、俺の身に何があったのかをまず確かめるこいつらが、急にこんなになるなんて。
 この、俺のモノの異常な勃ち方と関係あるのか?
 
 俺は、綾が、ひとりだけ服を脱がずに座ったままなのに気づく。
 顔を赤らめて、俺のモノを見つめ、ときどき物欲しそうな表情をするが、辛うじてこの異様な雰囲気に飲まれないでいるようだ。

「おい、綾?…うわっ」
 綾に声をかけようとした俺は、服を脱いでベッドに上がってきた幸に押し倒される。
「武彦さん。まずは私の番ですよ。ほら、武彦さんのを見てるだけで、私、もうこんなに濡れてしまってるんですから」
 幸が、俺の手を取って自分のアソコに導いていく。すると、もうそこは、中から溢れてくるものでトロトロに濡れていた。
「み、幸っ、ちょっと待てっ」
「ダメですよ、旦那様。この後の順番がつかえているんですから。さあ、奥様、今のうちに。ん、ちゅ」
 冴子が、俺の頭をベッドに押しつけるようにして口づけしてくる。
「んっ、んむ!さ、冴子?」
「ありがとう、冴子さん。それじゃ、いきますね、武彦さん。……あ、んんっ!すっ、すごいいいいっ!」
 ベッドに体を押しつけられた状態の俺の体に跨って、幸のアソコが俺のモノを飲み込んでいく。
「ひあああっ!た、武彦さんっ!すごいのっ!いつもよりずっと大きくて固いわっ!んああああっ」
 一気に根元まで俺のモノを飲み込んで、大きな声をあげる幸のアソコが、ヒクヒクと締め付けてくる。
「うふふ、良かったわね、幸。それじゃ私も」
 そう言うと、薫が幸と向かいあう形で俺の腹の上に跨る。
「はああんっ!あっ、か、薫ちゃん!んんんっ、あっ!」
「ん、んふ、ちゅ、やっぱり幸のおっぱい柔らかいわ」
「や、やぁ。薫ちゃんったら。ひゃあっ!あああっ」
 俺の意志そっちのけで、俺の上で絡み合う幸と薫。
「くうっ」
 たしかにこの状況はおかしい、おかしいとは思うんだが。
 幸の締め付けがいつもよりきついのか、俺のモノもおかしくなっているのか、理性とは裏腹にやたらと気持ちよく感じてしまう。
「あふ、ちゅぱ、ん、気持ちいいのね、幸。局長に挿れてもらって、そんなに。ん、ちゅ」
「あっ、そんなっ、薫ちゃんっ、んんんっ!ああっ、やっ、もうダメっ。私イキそうなのっ、あああっ!武彦さんもっ、イってちょうだいっ!」
「くううっ!な!?くあああっ」
 幸に、イって、と言われた途端に、俺のモノは射精してしまう。
「あああっ!そんな奥でぇ!んはあああああっ!」
 俺の目の前にある薫の体を、幸の腕が抱きしめ、アソコの中全体で俺のモノを締め付けてくる。
「はぁはぁ」
 薫の肩越しに幸の顔が見えたかと思うと、薫に抱きついたまま、その肩に頭を乗せて幸は喘いでいる。
「うふ、可愛らしいわ、幸」 
「はあぁ、んん、薫ちゃん」

「じゃあ、次は私の番だね、幸」
 薫が、自分の肩に頭を乗せている幸の耳元で囁く。
「うん」
 頷いた幸が、ゆっくりと俺の上から体を退けると、俺に背中を向けたまま、それと入れ替わるように薫が幸のいた位置に入る。
「それでは局長、次は私が」
「お、おいっ、薫!?」
 いや、この状況は絶対におかしい。
 俺は、体を起こして薫を止めようとする。しかし、冴子と幸が両側から俺の体を押さえつけてくる。
「ダメですよ、旦那様」
「そうですとも。はぁ、ふうぅ、みんな平等にしてあげないといけませんよ、武彦さん」
「さ、冴子。それに幸までっ」

「ん、いきますよっ、局長!んっ、くううううっ!ああああっ!」
 俺に背中を向けている薫が、顔だけこっちに向けて体を沈めと、薫の口が大きく開き、首がこちらに仰け反る。
「んくううっ!きっ、きついのっ!幸の言ったとおりだわっ、局長のっ、いつもより大きい!」
「ね、そうでしょ、薫ちゃん。さあ、武彦さん、薫ちゃんのことも気持ちよくしてあげて下さいね」
「くうっ!ま、待てっ、おまえら!何かおかしいとは思わないのか?」
「何がおかしいんですか、武彦さん?」
「いやっ、いきなりこんなこと始めてだなっ」
「くあああああっ!そうですっ、なにもおかしくないですよっ、局長!んんんんっ!」
「そうですよ、旦那様。いつもやっていることじゃないですか」
「そ、そりゃそうだけどっ」

 ダメだ、口で言って何とかなりそうな感じじゃない。というか、説得力がないのは俺の日頃の行いのせいか?

「くうううううっ!いつもよりっ、大きいから!固いのが、奥までゴツゴツと当たってっ!」
 そうこうしているうちに、俺に跨る薫の背中が飛び跳ねるように動き出す。
「くす、薫さん嬉しそう。梨央もお手伝いしちゃいます」
「んんっ、ああっ、梨央ちゃん!あむっ、ちゅっ」
 梨央が、薫と向かい合うように座るのがちらっと見える。
「ひゃあん!薫さんっ、梨央のおっぱい、そんなに激しくっ」
「くちゅっ、あふう、あ、梨央ちゃんのおっぱい、大きくて、羨ましいわっ」
「んふ、薫さんのおっぱいも可愛らしいですよ。ここ、こんなにピン、と勃って、触るとコリコリってするんです」
 こちらからは薫の背中しか見えないが、梨央の手が動くと薫の体がビクンと跳ねる。
「あふうっ!り、梨央ちゃん!そ、そんなことされたら私、イっちゃう!あああっ、もうダメです、局長!局長もイってください!」
「なっ、ぐわあああっ」
 まただ、薫のイって、という言葉に反応するように、俺のモノは射精してしまう。
「んくううううっ、ああっ、局長のっ、あづいですううううっ!」
 薫の体が、こちらに倒れそうなくらいに反り返ってくる。

「はあっ、んんっ、ああ、局長、凄かったですよ」
 ブリッジのような体勢で頭を俺の胸に乗せた薫と目が合い、その、トロンとした瞳で薫は微笑む。しかしまあそんな体勢で、器用な奴。
「うふふ、きゃん!」
 やっぱり無理があったのか、体勢が崩れて、俺の上に薫の体が倒れてくる。
「おいっ、薫。って、痛ててて、痛い痛い!」
 なんてことするんだ、俺のモノを飲み込んだまま体を倒すから、モノが捻られて痛いじゃないか。
「あ、すいませんっ、局長!んっ、はあっ、ああ、凄い。まだこんなに大きいままなんですね、局長」
「くっ、こら、握るな薫!」
 相変わらず勃ちっぱなしのモノを、薫が無造作に握ると、痺れるような快感が走る。
 これもやっぱり変だ。もう2度も出しているのにこんなにギンギンに勃っているなんて?俺は悪魔だから並の人間よりは精力があるかもしれんが、それでも、出せばそれなりに萎むはずだ。

「ふふっ、じゃあ、次は冴子さんの番ね」
「はい、薫ちゃん」
 薫と冴子が互いに見つめ合って妖しく微笑む。

 つうかおまえら、人のモノでバトンタッチするなよ。

「本当、今日はすごく大きいですね、旦那様。それでは、早速。はうっ、はああんっ!」
 手に握った俺のモノをアソコに宛い、冴子が体を沈めていく。
 どうしてこんなことになったのかは未だにわからないが、全員とひと通りやらなければ収まらないのか?

「うふううんっ!はああっ、すごいですっ、旦那様!大きいだけじゃなくて、すごく固くてっ!はあんっ、はんっ、あんっ!」
 冴子は、自慢の腰まである黒髪を振り乱して激しく腰を動かし始める。
「すごい、やっぱり冴子さんがそうやってると迫力があるわね、薫ちゃん」
「うん、なんていうか、大人の女性の色気っていうのかしら。見てるだけで私、またアソコが熱くなってきちゃう」
「梨央も憧れちゃいます〜」
「うふふ、梨央ちゃんには梨央ちゃんの魅力があるからいいのよ」
「えへへ、ありがとうございます、奥様」
 動かないように俺の体を押さえながら冴子が乱れる姿を眺めては、何かの品評会のように思い思いに評する幸、薫、梨央の3人。

「はんっ、うんっ、はああんっ。ああっ、こんなに大きくて固いのもらったら、すぐイっちゃいそうですっ、旦那様!はんっ、んん、むっ、くちゅ、んむむ」
 俺の上に跨り、蕩けた表情で腰を動かしていた冴子が、こっちに体を倒して俺の口に吸いつく。
「ああ、本当にすごいわ、冴子さん。見ていると、私たちも当てられちゃうわね、薫ちゃん」
「そうだね、幸。私たちも、ん、あふ」
 体を倒して俺の口を吸う冴子の体越しに、舌を絡ませる幸と薫。
「んん、あっ、奥様と薫ちゃんの胸が私の体に当たって!」
「あ、ごめんなさい、冴子さん。じゃあ、今度は冴子さんに、んむ、あふ」
 冴子の体を支えて起こし、幸が今度は冴子と唇を重ねる。
「じゃあ、私はこっちに。ん、ぴちゃ」
 薫は、冴子の胸に手を這わせ、首筋を舐めていく。
「んんんっ、むうっ!はあっ、ああっ、奥様!薫ちゃん!」
 冴子の体がビクンと跳ねて、アソコが俺のモノをキュッ、と締め上げた。
「あくうっ、さ、冴子!」 

 目の前で展開されている光景は、何もなければもの凄くそそられるハーレム状態だが、明らかに何かあるのがわかっている以上、素直に楽しめそうにない。
 それにも関わらず、俺のモノはカチカチに勃っていて、しかもいつもよりも気持ちよく感じるのだから、なおさら始末が悪い。

「はうっ、ああっ!奥様!薫ちゃん!わ、私っ、もうっ。んはあああんっ!あああっ、わたしっ、もうダメですっ!イって下さいっ、旦那様!」
「ま、またっ。くうううっ!」
 なんでだ?なんで俺はこいつらに言われるまま射精してしまうんだ?
「はうううううんっ!私の中がっ、旦那様ので満たされてえええっ!」
 深々と俺のモノを飲み込み、首を反らせて冴子が叫ぶ。ドクドクと流れ出るのがわかるくらいの勢いで俺の精液が搾り取られていく。
「ううううん、はあああぁ、こんなに出していただいて、うふううう、ん、ぴちゃ、ちゅ」
 体をビクビク震わせていた冴子が、またこっちに体を倒してきて、俺の体を舐め回す。

「冴子さ〜ん、早く交替してくださいよ〜、梨央はもう我慢できませんよう〜」
 余韻に浸るかのように俺の体を舐めている冴子の横で、梨央が堪えきれないという風にせっつく。
「あら、ごめんね、梨央ちゃん。さ、どうぞ、梨央ちゃん」
 だから、俺の意向は無視かよ。
「は〜い、冴子さん。えへへっ、ご主人様!うわあっ、ホントに大きいですっ!」
 冴子に場所を譲られた梨央が、早速俺の上に跨ってくる。

「ごめんなさい、ご主人様。ホントはまず胸を使ってご奉仕しなくちゃいけないんでしょうけど、なんか、今日はどうしてもすぐに中に入れたいんです。だからっ、はんんっ!ひゃああっ!」
 いつもなら、自慢の胸を使って一回は俺から搾り取る梨央が、がっつくように俺のモノをアソコに挿し込んでいく。
「きゃ!あんっ、す、すごいですっ、ご主人様!」
 俺のモノを、一気にアソコの奥まで飲み込みながら、梨央が悲鳴のような喘ぎ声をあげる。
「お、大きすぎてっ、梨央の中がご主人様でいっぱいになってっ、ひゃうんっ、息が苦しくなりそうです!んくううっ!」
 梨央が、息継ぎするように大きく口を開けて喘ぎながら腰を揺すり始める。
「はあっ、んふうっ!ひゃんっ、うふうっ!」
「うふふ、梨央ちゃん、そんなに慌てなくてもいいのよ。もっとゆっくり」
 息苦しそうにしながらも勢いよく腰を動かしている梨央に寄り添い、ゆっくりと体を撫でてやりながら幸が優しく囁く。
「ううんっ、奥様ぁ。はあああぁっ、んあああっ」
「ほら、ゆっくり動いても気持ちいいでしょ?」
「んんっ、はいいいいっ!ふあああああっ!」
 幸に諭されるように、ゆっくりと、しかし大きく腰を動かし始める梨央。
「んっ、ひゃあああっ。こっ、この方がっ、奥まで入ってきてっ、んふううううっ」
「ふふっ、可愛らしいわ、梨央ちゃん」
 幸が、梨央に頬摺りをして、その胸を優しくつかむ。
「ふわああああっ!おっ、奥様!そんなことされたら、すぐにイっちゃいそうですぅ!」
「くす、イっちゃってもいいのよ、梨央ちゃん」
「やあああっ、でもおっ、なんかもったいないですううっ!あああああんっ!」
「だったら、何度でも武彦さんにしてもらったらいいのよ」

 ん?何度でも!?

「ふああい、奥様ぁ。んああああっ!あっ!きゃうんんんっ!」
 突然、梨央の動きが激しくなって、アソコの中がきつくなってくる。
「んっ!ひゃあああっ!動くたびにっ、ご主人様のおちんちんがっ、奥まで突き抜けそうですううっ!」
 息苦しそうに喘ぎながら、梨央は跳ねるように動き続けるのを止めない。体が跳ねるたびに、梨央の頭がガクンと大きく揺れている。
「んふ、梨央ちゃん本当に可愛いわ」
「あふうっ、おっ、奥様!ああっ、ひゃああああっ!りっ、梨央ももうイっちゃいますぅ!だからっ、ご主人様もイって下さいいいいっ!」
「だからっ、ぐああああっ」
 それがまるで合言葉のように、俺のモノは簡単に反応して精を吐き出し、それと同時に、涎を垂らしながらガクガクと頭を振っていた梨央の体が固まる。
「ふああああああっ!いっぱいっ、いっぱい出てますぅ!ひゃあああっ!」
 体を硬直させたまま絶叫する梨央。
「あああぁっ、あっ、ああっ、んっ、あふう」
 ブルッ、と体を震わせていた梨央の体から力が抜けて、こっちに倒れてくる。
「ふわぁ、また後でお願いしますね、ご主人様」
 上目遣いで俺の方を見る梨央が淫らな微笑みを浮かべる。

 マジでか?本当にこいつら、まだやるつもりなのか?
 あ、まだ綾が残っているはずだが、でも、綾なら!

「さあ、次は綾ちゃんの番よ」
「「え?」」
 冴子の声に聞き返したのはふたり。俺と、綾だ。
「あら、綾ちゃんったらまだ服を着たままなの?」
 幸が、少し咎めるような口調で、しかし、目元には優しげな笑みを浮かべたまま、メイド服を着たまま座っている綾に歩み寄る。
「え、あの、あっ、奥様?」
「ほら、綾ちゃん、早く服を脱いで旦那様の所に行きましょ」
 幸と冴子が、ふたりがかりで座っていた綾を立たせ、服を脱がせにかかる。
「や、奥様っ、冴子さんっ!」
「お、おい、おまえら!?う、うわ!」
「ダメですよ、局長はここに寝てないと」
「んふう、そうですよぉ、ご主人様」
 起きあがろうとした俺を、薫と梨央がベッドに押さえつける。
「こらっ、薫、梨央、おまえらなあっ!」
「ご主人様、綾さんも可愛がってあげないと可哀想じゃないですか」
 俺の抗議など全く意に介さないかのように、淫靡に微笑んだまま俺を押さえつけている薫と梨央。

「きゃんっ!おっ、奥様!?」
 幸が、綾のアソコに指を突っ込むと、綾が甲高い悲鳴を上げる。
「うふふ、ほらあ、綾ちゃんたら、こんなにぐっしょり濡らしているじゃないの」
「あ、いや、これはっ、その!」
「ふふ、わかってるわよ。綾ちゃんも旦那様のおちんちんを挿れて欲しいのね」
「や、冴子さん!?」
「ほら、こっち。さあ、ここに膝をついて、綾ちゃん」
 幸と冴子に導かれ、綾が仰向けで寝かされている俺の上で膝立ちになる。
「お、奥様!」
「それでは旦那様、いきますよ。綾ちゃんを可愛がって下さいね」
「おいっ、冴子っ、幸っ!」
「さ、冴子さん!?やっ!ああああっ!」
 幸と冴子に導かれるように綾は、俺の上に跨らされ、冴子が、手に持った俺のモノを綾のアソコに当てて、幸が肩を押すようにして綾の体を沈めていく。
「あくううううっ!あっ、あああああっ!」
「どう?大きくて気持ちいいでしょう、綾ちゃん?」
「んくうっ、はいいぃ。あああっ、イイっ、で、でもっ」
 ためらいがちに、それでも確実に腰を動かし始める綾。しかし、まだ完全に欲情に飲まれてはいなさそうだ。

「くうっ、綾っ!」
「んはあああっ!なっ、なんでしょうかっ、大門様!」
 俺が、綾に声をかけると、腰を動かし、喘ぎながらも、綾からまともそうな反応が返ってくる。
「おまえっ、まだ理性は残っているなっ?この状況がっ、いったいどういうことかわかるかっ?」
「だっ、大門様が目を覚まされてからっ、くふうっ、大門様のおちんちんにっ、強い魔力を感じますっ、かはああっ!」
「なんっ、だとっ?」
「それでっ、大門様のおちんちんを見ているとっ、とてもいやらしい気持ちになってっ、んんんっ、無性に大門様に挿れて欲しくなってしまってっ!」
 なっ!それでこいつらはこんなことに?
「そっ、それでかっ!しかし、いったい!?」
「これはっ、あああっ、きっとあの女が何か細工をしてこんなことにっ!あふううんっ!」
 しかし、そう説明している綾の動きが、少しずつ大きくなっていくのを俺は感じる。
「ひゃああっ、これは、きっと何かの罠だからっ、私は耐えないとっ、んんっ、私がしっかりしないとっ、て思っていたのにっ」
 自分で腰を振りながらも、綾は歯を食いしばって、必死に何かに耐えているような表情を見せる。

「あらあら、綾ちゃんったら、何をおしゃべりしているの?武彦さんに挿れてもらって気持ちいいんでしょ?」
「はあっ、奥様っ、はいいっ」
「そうそう、もっと快感に身を任せてもいいのよ、綾ちゃん」
「んふうううっ、ああっ、冴子さんっ!」
「ほら、聞こえる、綾ちゃん?局長と綾ちゃんの繋がっているところから、クチュクチュって、とってもいやらしい音がしているの」
「か、薫さんっ、あふうっ!ひゃあああんっ!」

 幸と冴子、薫の3人が、それぞれに綾を愛撫しながら、綾に残った理性を剥ぎ取りにかかる。

「おい、おまえら!んっ、んぷっ」
「えへへ、じゃあ、私はご主人様に。はあん」
 いきなり、梨央のでかい胸が俺の口を塞ぐ。
「くああああっ!こ、こんなあっ!ああっ、すごいいいっ!すっ、すみません大門様!わっ、わたしっ、もう耐えられそうにありませんっ!はんんんっ、あんっ、はあっ」
「んむむむっ!んんっ!?」
 梨央の胸に埋もれながら、俺は、綾の動きがさっきまでと比べて、格段に激しくなったのを感じた。
「んぷっ!おいっ、綾!?」
「ああんっ!すごいっ、すごく大きいですっ、大門様!大門様のおちんちんっ、奥まで入ってっ、すごく気持ちイイですっ!」
 やっと梨央の胸を引き離した俺の目に飛び込んできたのは、完全に欲情に飲まれた牝の顔で、俺のモノを貪るように腰を振っている綾の姿だった。
「綾……」
「ふあああっ、大門様っ、すごく固くてっ、ものすごくイイんですっ。ああっ、大門さまっ、もっと、アヤにもっと、もっとくださいっ!」
「くっ!」
 潤んだ瞳で、淫らに腰を動かし続ける綾。自分のことを「アヤ」と呼んでいることから、俺は、綾が完全に理性を無くしてしまったことを知る。
「くふううっ!ああっ、ダメっ、アヤはっ、もうイキそうですっ!んんんっ、きっ、きてくださいっ!アヤの中に熱いのっ、いっぱい出してくださいいいっ!」
「くああっ、綾っ!」
 く、他のやつらの時と同じで結局はこうなるのか!
「ふあああああああっ!あっ、アヤの中がっ、熱いのでいっぱいになってるうううっ!」
 俺の腹に手をつき、首を反らせて硬直した綾の体がビクンビクンと何度か跳ね、その度に、ビュビュッ、と俺の精液を搾り取っていく。
「あんっ、んんっ、はあっ、うふううん」
 俺のモノを絞り尽くすと、綾の体がクタッ、となって俺の上に倒れてくる。

「すごかったわ、綾ちゃん」
「んん、奥様ぁ」
「でもね、ほら、ごらんなさい、綾ちゃん。武彦さんの、まだこんなに元気なのよ」
「ん、あぁ、本当ですぅ」
 そう、5人と立て続けにやったというのに、まだ俺のモノは勃ったままだ。
「だから、まだまだみんなで頑張って鎮めてあげないと。できるわね、綾ちゃん?」
「ふぁい、奥様」
「うんうん、いい子ね、綾ちゃん」

 幸たちは本気でまだまだやり続けるつもりなのか?いったい、いつまでこれが続くんだ?
 綾の言ったとおり、これがあの女の仕掛けた罠だとしたら、このままだといったいどうなるんだ?
 得体の知れない不安が俺を襲う。

「それじゃ、武彦さん、もう一度私からですね」

 俺の不安をよそに、蕩けきった瞳で、再び俺の上に跨ってくる幸。

「ま、待て、幸?くううっ」
「んはあああっ、まだこんなに大きいなんてっ!本当にすごいわっ、武彦さんっ!」

 もう、俺の声は届かないのか、制止も聞かずに幸は腰を動かし始め、その喘ぎ声が響き始めた。

「んふ、次は私ですよ、局長ぉ、ぴちゃ」
「ああ、旦那様、私、アソコがまた熱くなってきて、ん、あふ」
「ご主人様、もっといっぱいしてくださいね、くちゅ、ん」
「んふ、大門様ぁ、もっともっとアヤを可愛がってくださいね」

 残りの4人は、思い思いに淫らな言葉を並べて俺の体を舐め回してくる。
 部屋に充満する淫臭に、俺は目眩がしてきそうになった。

 
 


 

 

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