美容室


 

 

第三章

 1通の招待状。それを見たとき、亜貴は2ヶ月前の出来事を鮮明に思い出した。
 凄い体験をしたと言うのに、どういうわけか今の今まですっかり失念していた。
 あの時、亜貴は童貞を捨てた。
 男としての人生に一生残る体験だと言うのに、何故忘れていたのだろう。
 亜貴はもう1つの事を思い出して引出しの中から会員証を取り出した。
 1ヶ月ほど前に財布の中身の整理をしたのだ。
 その時はいつの間にこんな見覚えのないカードが紛れこんだのだろうと思ったものだ。
 それでも妙に気になって引き出しにしまっておいたのが幸いした。
 なぜこんなに大事なものをたとえ1度でも捨てようとしたのだろう。
 恵美の最後のセリフまでもが、まるでついさっきの出来事のように脳裏に浮かぶ。
「次に私を指名してくださったら、もっといいことをして差し上げます。だから絶対に指名してくださいね」
 間違いなくこう言っていた。
 恵美の体内はこの上なく、まさに極上だった。
 あれを超える“もっといいこと”とは一体なんだろう。嫌が上でも期待が高まる。
 亜貴は握り締めていた招待状の文面を見た。
 文面と言っても、見る必要があるのは日時だけだ。
 なんと今日の、やはり深夜。
 どう言うわけか“特別カットコース”の存在を忘れていたのに5千円はきっちりと用意できている。
 今回は無け無しではないし、悩む必要もない。
 亜貴はただただ数時間を心待ちに過ごした。

 そして深夜。
 迷うことなく深夜の街を通り抜けて目的のビルへ。
 ここのエレベーターはなぜか必ず1階で待ち構えていてくれる。
 多少動きが悪いのは古いせいだろうが、客を迎えると言う意味ではベストなシステムだろう。
 目的のフロアに到着して、招待状と会員証を確認すると透明ガラスのはめられたドアを開けた。
 カランカラン。
 1歩踏みこむ。
(まただ!)
 前回と同様、入った瞬間に時空が変わったかのような感覚にとらわれる。
 今にして思えば、この感覚が全ての発端なのだろう。確信はないがそんな気がする。
「加茂宮さまですね。お待ちしてました」
 会員証を提示する前から受付の女性店員は亜貴に声を掛ける。
 亜貴からは見えないが、受付のモニターにはとうに亜貴の顧客データが表示されている。
「ええ。カットをお願いします。ところで…指名は出来ますか?」
「えーっとぉ…宮原でしょうか?」
 受付の女性は端末を見ながら聞き返す。
 そんな情報までデーターベース化されているようだ。
「ええ」
「大丈夫です。では、お荷物とお召し物をお預かりします」
「はい」
 恵美ほどの美貌の持ち主なら他の客に先を越されていたかもしれない。
 待ちきれないと言うのもあったが、何より恵美を他の客に取られたくない一心で早めに来店したのだ。
 これで指名という約束は果たせた。あとは恵美が約束を果たす番だ。
 亜貴は今度は躊躇することなく服を脱ぎ始めた。

 その頃、受付の女性の一人が店の奥へ行って恵美に指名の話をしていた。
「恵美さん。加茂宮さまからご指名です」
「加茂宮さま?やたっ」
 店内では客を迎える準備はすでに出来ていて、一番乗りの客を待っている状態だった。
 その一番乗りの客が、恵美の心待ちにしていた亜貴であると聞いて恵美は飛びあがって喜んだ。
 Dカップの胸が慣性の法則に従い、身体から少し遅れてゆっさゆっさと揺れる。
 先輩たちを差し置いて、インターンが一番乗りの客をかっさらう…。ねたみが出てもおかしくない状況だが、店内を埋め尽くしている耳に残らない特殊な“音”はそんな感情をも抑制させてしまう。
「加茂宮さまって、アレでしょ?恵美さんが狙ってるって言うお客様」
「そうなんです。今日こそは本当の女の良さを教えてあげるんです」
 そう言って胸元に持ってきた手をぐっと握る。
 実は恵美もまた亜貴が結構いいなと思っていた。
 普段なら自分から誘うなんてことはしないのに、2ヶ月前はどう言うわけか求めてしまった。
 向こうも求めていたし無言の同意の上で行為にふけったのだが、よりにもよって後ろの処女を失うと言う情けないオチがついてしまった。
 やり方を見れば亜貴が童貞だと言う事は分かる。
 意外に気持ち良かったということもあり、その場はそれで流しはした。
 しかし女として、相手を満足させたのが女そのものではなかったという事実はプライドが傷つけられてもおかしくはない。
 決意も新たに恵美はつい立の前に立った。

 脱いだ服を受付の女性に預けた亜貴は、今回は前を隠すなんて事はしない。
 ここは裸で良いんだ。裸が当たり前なんだと頭の中で声が響く。
 そうとも。ここでは隠すほうが恥ずかしいんだ。どうどうと見せればいい、どうどうと。
「ではお預かりします。奥へどうぞ」
 つい立の奥へと促される。
 言われるままつい立を超えると一人の女性が待ち構えていた。
「いらっしゃいませ」
 すると、少し鈍い山びこのように奥の方からも「いらっしゃいませ」と声がする。
「加茂宮さま、こちらへどうぞ」
 頭を上げた恵美は嬉々として亜貴の腕にしがみついた。
 亜貴もまた、分かっているとばかりに腕をひねって恵美の股間に手の平をあてがう。
 恵美の股間にはやっと2〜3センチほどに伸びた陰毛が生えているが、ツンツンすると言う感はなく、元々が細いせいかさわさわとして気持ちがいい。
 裸でなければ街中を歩くいちゃいちゃしたカップルという感じで洗髪用の椅子のところへ歩いていく。
 亜貴を椅子に座らせた直後、恵美の身体は一瞬動きが止まった。
 亜貴は全く気にしなかったが、恵美の脳裏に声が響いていたのだ。
「君が教育を担当している子がいたね。お客様に頼んで、あの子に洗髪をさせるんだ。その間、君はお客様の身体を自由にする事が出来るよ。一石二鳥だろう?」
 自慢の胸でノックアウトとは行かないまでもジャブくらいは与えてみせると意気込んでいただけに、恵美の心が揺れる。
 が、脳裏に響く声に逆らう事が出来ないのだ。
「ところで加茂宮さま。本日の洗髪は別の者にやらせてもよろしいですか?」
 背もたれを倒しながら恵美が問う。
 違う者が?それでは恵美のふくよかな胸の感触を顔面に受ける事が出来ないではないか。
 亜貴がそう言おうとしたとき、先に恵美が続けた。
「実は私の下に新人が入りまして。練習を兼ねてお客様の率直な意見を頂きたいんです。もちろん、その間私もそばにいますから」
 その恵美の言葉に続けて、今度は亜貴の脳裏に声が響いた。
「男性客に着くのは女性従業員だけだよ。別人の胸の感触を味わってみても良いんじゃないかな?」
 別人の胸の感触…。悪くないかもしれない。
 恵美が椅子の右手に立ってくれれば、その間恵美のことも触っていられるではないか。恵美の胸の感触は楽しめないが、別の女性の胸の感触を楽しみつつ、2人の女性の股間を同時に触るなんて想像も股間と一緒に膨らむ。
「いいですよ、別に」
 亜貴の許可を得た恵美は、少し離れたところにいた七里からチーフとしての許可も貰って、一人の女性を連れて戻ってきた。
 後輩と言うイメージを地で行くような小柄で可愛い女性というのが第一印象だろうか。
 くりっとした目も印象的だ。
 そして何よりも印象的なのが胸。美容師と言うのは巨乳である事が条件なのかと思えてしまうほどに、その女性もまた見事な胸を持っている。
 歩くだけでゆっさゆっさと上下する胸はDカップなど軽く超えて少し垂れているくらいではないだろうか。
「よろしくお願いしまぁす」
 早さがウリの美容室においてちょっと不似合いなおっとり気味のしゃべり方。
 こんな子ならちょっと失敗しても男は可愛さで許してしまうだろうなと思えてしまう雰囲気だ。
「じゃあ、詩乃ちゃん。教えられた通りにやってみて。間違いはその都度伝えるからそのつもりでね」
「はい。お願いしまぁすっ」
 どうしても少し語尾が延びるが、やる気だけはあるようだ。
「では、加茂宮さま。失礼して上に乗らせていただきますね。そのほうが見やすいので」
 そう言うと恵美は亜貴の許可も何もなく腹の上にまたがる形でお尻を置いた。
 亜貴のイチモツは恵美の全裸を見たときからその身を起こし始めていた。必然的にイチモツは腹部で前回同様に裏筋を晒していたのだ。
 それはつまり何も身に着けずに大股を開いている恵美の股間が直接イチモツに当たるという事になる。
 敏感な部分だけに毛の感触だけでなくヒダの感触までもが感じ取れてしまう。
 イチモツがビクビクッと反応するが、恵美は気にする様子がない。
 恵美が座ったまま位置を修正しようとするだけで恵美の股間にイチモツがよじられてイキそうになってしまう。
 おもわず腰をひねろうとするが、マウントポジションを取られているせいで身動きが取れない。
「詩乃ちゃん、始めていいわよ」
「はい。じゃあ、シャンプー、入りまーす!」
「お願いしまーす」
 恵美に負けず劣らずの元気な声でこれからシャンプーをすると言う事を告げると店内のあちこちからおざなり的な返事が返される。
 それが耳に入っているのかどうかは分からないが、詩乃は洗面台の奥に手を伸ばした。
 背が低くて胸が大きいという体格のせいで何気ない動作なのに胸の先が亜貴の顔に触れそうになる。いや、乳首はわずかだが亜貴の唇や鼻先に引っ掛かったりしている。
 と、いきなりシャワーの湯を出して、その湯を亜貴の頭にかけはじめた。
「し、詩乃ちゃんっ。フェイスタオル!」
「あ…。ごめんなさぁい」
 湯を止めて背伸びをするとフェイスタオルが入っているはずの開き戸を開ける。
「フェイスタオルなんかなくても良いのに…」
 そんなセリフを亜貴は飲み込み、詩乃の双胸を真下から見上げる角度で見つめた。
 その視線に気付いた恵美は心の中にもやもやした感情が沸き上がり、それを打ち消すように腰をうねうねをグラインドさせた。
「おっ、おおっ」
 思わず亜貴の口から嗚咽が漏れる。
 股間付近の太ももでイチモツを挟むスマタという行為があるが、そんなものよりも股間に近しい行為はイチモツを固くさせるには十分過ぎる刺激だ。
「詩乃ちゃん、ティッシュとって」
 いまだにフェイスタオルを探して背伸びをしている詩乃に恵美が頼む。
 おっとり系と思われた詩乃にしては素早い動きでティッシュを数枚取ると恵美に手渡す。
「くうっ」
 ビュッ!!
 イチモツの先端から白濁液が飛び出した。
 すんでのところでそれをティッシュで受けとめた恵美は満足げな笑みを浮かべる。
 女そのものではないが、女を直接感じさせる行為でイカせられた。後はこのまま一気に…。
 満足げな笑みから妖しげな笑みに形相を変え、イチモツに手を添える。
 これから何をされるのか分からない亜貴だが、とりあえずヌいた事で落ち着いたのだろう、身体から力を抜いて楽にしている。
「恵美さん。フェイスタオルがないのでちょっと取ってきまぁす」
 普段なら戸棚に入っているはず。そもそも来客準備は出来ていたはずなのに、そこの棚だけチェックし損ねていたらしく、詩乃は奥に姿を消した。
 詩乃のことなど関係なくイチモツを触りつづける恵美。ただ意味もなく触っていると言うわけではなく、垂直に立たせようとしている。
 そして満足の行く角度になったイチモツの上に腰を下ろした。
 ヌチャッ!
 楽にしていたはずの亜貴の身体が突然の感覚に硬直する。
 イチモツを覆う、熱くヌメヌメトした感触。これは一体?
 まるで何か熱い筒状のフクロをかぶされていくような…。もしかしたら恵美の体内?だけど、違う気がする。
 前に経験したときは入り口がきつく、奥は空洞のような広さが印象的だった。
 今は入り口のきつさはなくて、入り口から奥の方まで均等に包み込む安心感のような気持ち良さというのが正直な感想だ。
 違和感を感じつつも、気持ち良さにイチモツがビクビクと痙攣する。
 その痙攣を膣で感じ取り、恵美は再び満足げな笑みを浮かべた。
(どう?これが本当の女よっ)
 元々恵美はこんな強気な性格ではない。
 確かに行動派ではあるが、自らハメて「どう?」と言うことなど、普段からすればあり得ない。
 しかしそんなことにすら疑問を抱かない恵美は、そのままイかせるべく腰に回転運動を与えながら上下に動かした。
 それまで洗面台に頭を突っ込んでじっとしていた亜貴も、その刺激には耐えきれなくなり頭を上げた。
 視界に結合部とその状態がしっかりと入る。
 やはりイチモツはスリットに入っている。ではどうしてこんなに感覚が違うのだろう?
 その疑問を、亜貴は素直過ぎるほど素直に恵美にぶつけた。
「こんなに、ゆるかった…?」
 一昔前のマンガで使い古された「ガーンッッ!!!」というショックが恵美の脳天を直撃する。
(ゆるい?私が?嘘でしょ?お尻の穴に負けるって言うの…?)
 男に喩えるなら、短小だの早漏だのと言われたのと一緒だ。そのショックは計り知れない。
 そして亜貴のセリフをマイク越しにインカムで聞いていた大和田は、事務所で一人プッと噴き出して笑い転げていた。
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 事務所の椅子に座る大和田の机には普段散乱している伝票など1枚も見当たらない。
 代わりに4台のモニターと、劇場効果用のものと良く似たキーボードが1台。
 カメラは固定のようだが、ズームを駆使したモニターには店内の様子がカラーで隅々まで映し出されている。
 キーボードはインカムに繋がるラインを選択するためのセンターコントローラーらしく店内の随所に仕掛けられたユニットの番号がキーに割り振られている。
 ユニットとは、超小型のマイクとスピーカーが一体になった基板剥き出しの代物のことだ。
 それを使えば店内のピンポイント的な集音と発声が出来るようになっている。
 大和田がこのシステムを導入したのはかれこれ数年前にさかのぼる。
 その頃は店内で客に対して問題のある発言がなされていないかチェックするためだけに使用していた。
 それがある日、催眠術に関する本を入手したときから一変したのだ。
 読んでいくうちに自分にも出来るのではないかと、意外にものめりこんでしまった。
 読めば読むほど自分の店でフィールドと言うものが構築できるのではないかという確信に近づいていく。
 普段有線を流しているスピーカーを使えば、耳に残さずに一定リズムを脳裏に刻む“音”を流す事が可能だ。
 さらに、機能の半分しか使っていなかったユニットをその環境下でフルに使えば遠隔操作で暗示を掛ける事も可能だと言う事にも気付く。
 これはぜひとも試してみる価値があると考えた大和田は音響に詳しい知人の手を借りて数日の内に“音”を用意した。
 最初の実験台は当時美容師免許を取得したばかりの現チーフ・七里だった。
 腕はあるのに接客業向きでない彼女の性格を変えるべく催眠術を掛け、その時に彼女の処女膜を破ったのはちょっとした余談。
 その後、女性従業員を片っ端から喰らい、マインドコントロールの使い方を覚えた大和田は全裸でヘアカットすることが普通の事と思わせる事に成功。
 その快感を他の人にも味わせたいという思いと、これは儲けになるという考えから特別カットコースを設立するに至ったわけだ。
 そんな特別カットコースに恵美が参加するようになったのは4ヶ月前。
 そのさらに数日前に暗示を掛けておいたので当日、恵美はいったん帰ったものの指示しておいた時刻には店に戻ってきた。
「せ、先輩たち、なんで裸なんですか!?」
 夜中に店へ戻ってきた恵美の第一声だ。
 まだそこまでの暗示を掛けていないので、驚いて当たり前だろう。
 しかし裸の店員たちの陰から大和田がずいっと現れ、目前に手をかざした途端に恵美はトランス状態に陥った。
「ここは裸で良いんだ。裸が当たり前なんだ」
 大和田が耳元で囁く。
「これから行われるお得意さま限定の特別カットコースは従業員もお客様も裸だ。それが当たり前…普通なんだ。裸である以外は普通に接客するんだ。いいね?」
 恵美がうなずく。
「じゃあ更衣室で服を脱いでこようか」
 そうして恵美も全裸になり深夜カットコースの仲間入りを果たした。
 深夜でありながら50人強が来店し、慣れない恵美はそれでも3人のカットを経験するに至った。
 数時間の就業が無事に終わり、レジには50万もの大金が収められた。
 閉店後の掃除、レジ締め、顧客整理を各自分担して一番下っ端である恵美が最終報告のために大和田のもとへ向かう。
「大和田社長、全て終わりました」
「そう、ご苦労さま。初体験はどうだったかな?」
「はい、お客様が胸を触ってくださったのが嬉しかったです」
 満面の恵美で答える。
 暗示に掛かっていなければこんな返事は出来ないだろう。
 先ほどモニターで店内を監視していた大和田は恵美が驚いた様子を示したのでインカムのラインを切り替えて、
「お客様に身体を触られるのは美容師としての喜びだよ」
 と、暗示を掛けたのだ。
 ユニットから恵美に向けられて発信された声は恵美の脳裏で再生され、絶対の命令として機能したわけだ。
「ところで、あの…この特別カットコースのリストに登録されている方々と言うのはどう言う基準なんですか?」
「ん。ああ、それは…」
 大和田は丁寧に説明を始めた。
 簡単に言うと、1年以上の継続利用があり、上限30歳の学生ではないお得意さまという条件で抽出したものだ。
 それを聞いて恵美は少し残念そうに「ああ、そっか」とつぶやいた。
 気になった大和田は恵美にその理由を聞いた。
 客の中に気になる男性がいるという。
 出来ればその男性も呼びたいと思った恵美だったが、その男性は学生だから無理だと諦めたのだった。
「なるほどね。私が学生を除外している理由は1回で1万も掛かるからなんだ。バイトをしていたとしても学生にはきついだろう?」
 恵美は黙ってうなずく。
 普通のカット代に比べると言葉通り桁違いに高いそれを学生に求める事は出来ない。
 かと言って、学割が効くわけでもない。
 その時、恵美はふと考えが浮かんだ。
「あ、あのっ。私が。私が半分出すって言うのはダメですか?」
 その男性客には5千円だけを請求し、もう5千円は恵美が自分で払うと提言したのだ。
 大和田は別に鬼ではない。恵美のそんな想いを素直に受け入れて、特別カットコースのリストに加茂宮亜貴の名前が加えられた。
 学生がそのリストに加えられるのはもちろん異例中の異例だ。恵美のたっての希望がなければ実現しなかったであろう。
 そして料金表示が1万円ではなく5千円の招待状が初めて発送されたのが2ヶ月前のことになる。
 本当の代金を知らず、亜美の想いも知らず、亜貴は少々でしゃばり気味の大和田の暗示によって恵美を求めた。
 恵美もまた、大和田の暗示によってというよりも、それをきっかけに亜貴を求めた。
 本来、暗示で想いを遂げさせるなどとでしゃばった事はするべきではないのだろう。しかし入店からブローまでは結構あっという間なので、相手の心を探ると言った手間を省いてやらないと上手く行きようがないのだ。
 結果として互いの思いが遂げられたわけだが、閉店後に恵美が複雑な表情を見せたので、大和田はその理由を聞き出してアナルセックスの事実を聞く事になる。
「次こそは、女の良さを知らしめて見せます!」
 天井に誓いを立てた恵美に苦笑いしつつも、陰ながら応援するのが好きな大和田もまた誓いを立てていた。
 そして今回もまた余計な事ながらユニットで暗示を掛けていたのだ。
 ・
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 全ての事情を知る大和田だからこそ、ひっくり返るほどに笑えたのであろう。
 恵美は亜貴の腹の上で魂が抜けたようにしばらく呆然とし続けた。
 間もなくしてフェイスタオルを持って戻ってきた詩乃が、二人の様子が変わったことに気付かぬまま亜貴の顔にフェイスタオルを乗せる。
 突然動かなくなってしまった恵美が気にはなりつつも、亜貴は頭を洗面台に突っ込み直して再び身を任せた。
 フェイスタオル越しに胸が当たるなんて程度ではなく、胸が顔の上に置かれているような状態で洗髪が始められる。
 洗髪されている間も、呆然としたままの恵美の膣に包まれているイチモツにはそれなりの刺激が与えられている。
 呼吸に合わせて膣が形を変えるのだ。
 しかし決定的な刺激のないことが亜貴をじらせる事になる。我慢出来なくなった亜貴は強引に腰を動かそうとした。
(はっ!?)
 自分のお尻の下が突然動き出した事で恵美が我を取り戻した。
(そうだった、ぼうっとしている場合じゃなかった…)
 自分がなすべき事を思い出し、イチモツがまだ抜けていないことを確認すると、再び腰を上下に動かし始める。
 やっと直接的な刺激が来るようになった…。顔には詩乃の豊満な乳房、イチモツには恵美のスリットとその動き。こんなに気持ちがいいなんて…。
 亜貴の身体がビクビクと痙攣する。
 詩乃は詩乃で満足し、恵美は恵美で満足し、亜貴は亜貴で満足し…。理想的な3Pが構成されている。
「あっ、ああっ、あああんっ…」
 3人の中で唯一声を上げている恵美は、後輩が洗髪しているお客様の身体に馬乗りになって腰を振っている自分に、さらに興奮して髪までも振り乱し始めた。
 恵美の動きが激しくなると、亜貴への刺激も増えていく。
 このままでは、洗髪も終わっていないのにいきなり2発目までも出してしまう。
 いくらなんでもそれは早過ぎではないかと亜貴が危惧していると、詩乃の手が後頭部に回された。
 後頭部を洗うのだと気付いた亜貴が自力で頭を軽く持ち上げる。
 すると、やはり詩乃の体格では相手に覆い被さりながら洗髪すると言うのには無理があるのだろう。
 ただでさえ押し当てられていた詩乃の胸が、さらにきつく亜貴の顔に押しつけられたのだ。
 それでも足りないのか、詩乃は一生懸命に亜貴の顔を自分の胸に押し付けようとしている。
 大きな胸に顔を深く埋める…これは男の夢でもあるだろう。
 亜貴は多少苦しく感じながらも、自分からも顔を押し付けた。息が出来なくなるほどに。
 息は多少は止めていてもしばらくは持つ。
 亜貴は身の安全よりも気持ち良さを選んで詩乃の胸に顔を埋めつづけた。
 そのまましばらくの洗髪…。
(ああ、気持ちがいい…)
 間もなくして亜貴は自分が長い事息をしていなかった事に気づく事になる。
 余りの気持ち良さにボーッとしていたのと、酸欠で気が遠くなっていたのとが混合してしまっていたのだ。
 慌ててひじ掛けに置いていた手を挙げて亜貴は詩乃の胸をわしづかみにした。
「きゃっ!?」
 後頭部を持ち上げて一生懸命に亜貴の頭をこすっていた詩乃はいきなり胸を掴まれて身を引いた。
「ぷはーっ、はーっ、はーっ」
 フェイスタオルが荒い息に合わせて上下する。
 何が起きたのか一瞬分からなかった恵美と詩乃だったが、肩で息をする亜貴の様子を見て事態を理解したようだ。
「し、詩乃ちゃん。お客様を窒息させちゃダメ!」
 言いながらも腰の動きを止めない恵美は本当に事の重大さを分かっているのだろうか。
「ほら、もうシャンプーは十分だから、すすいで」
 その後、タオルで軽く拭くところまで恵美は粘っていたが結局はイかせることは諦めざるを得なくなってしまった。
 イきかけていたイチモツも萎えてしまい、背もたれを起こすまでに間に合わなかったのだ。
(せっかく良いところまで行っていたのに)
 チャンスをフイにして女そのものでイかせることが出来なかった事を悔しく思いつつ、恵美は亜貴の身体から降りた。
「どうぞ」
 タオルをターバンのように巻いた亜貴の左腕にしがみついて、カット台へと促す。
 もはや誘導としての役目は果たしていないが、恵美にとっては亜貴の満足げな笑みだけで十分なようだ。
 中途半端な性行為でぐちょぐちょになっている股間に亜貴が手を伸ばしてくれていることも恵美にとっては至上の喜びになっている。
 しかしその喜びを覆す存在に気付かされる。亜貴の右腕に詩乃がしがみついているのだ。
 しかも亜貴の右手が詩乃の股間に伸びている事は恵美の視界に十分に入る。
 どうやら指も入っているようだ。
 亜貴のイチモツがピクピクと反応しているのはどっちに感じているから?再びもやもやした感情が恵美の心に湧き上がった。
「し、詩乃ちゃん?もういいわよ」
「でも、お客様はまだちらほらだし、新人の私は出来る事が他にないですからぁ」
 そのセリフを聞いて、恵美の眉がぴくぴくと痙攣する。
「新人なら新人なりの仕事があるでしょう?」
 すると、その会話を偶然聞いていた七里が口を挟んだ。
「しばらくは恵美ちゃんが使ってていいわよ。下を使う事も覚えないとね。混んできたら返してもらうから」
 いつもは優しい七里が鬼に見える…。恵美は恨めしそうに七里へ視線を投げるが、当の七里は全く気付いていない。
「良かったですね、恵美先輩」
 何か、自分の思惑とは違う方に流されている気がする。恵美は内心そう思ったが、実はあながち間違いではなかったようだ。
 各人に暗示を与えている大和田にしてみれば、これでもフォローしているつもりなのだ。
「カットも引き続き、私が行ってもよろしいですか?」
 おざなりだが、一応聞く。指名を受けているのだから必要ないというのに。
「もちろん」
 亜貴の即答に、ああやっぱりこの人は私を選んでくれてる、と恵美は思わず酔いしれてしまう。
 恵美が当然カットすると分かっていた詩乃が恵美専用のカット用具を積んだカートを押してきた。
「カット入りまーす!」
「お願いしまーす」
「いつものカットでよろしいですか?」
「ええ」
 亜貴の頭から解いたタオルを詩乃に渡し、恵美は2ヶ月前ほどの緊張は見せずにはさみに手をかけた。
 ジョキッ。
 クシで長さを決めてはさみを入れる。その繰り返しだが、出来あがりはカットする者のセンスのままになる。
 全体の長さを決定すべく襟あしを整えて顔を上げたとき、恵美は詩乃がとんでもないところにいる事に気付いた。
「詩乃ちゃん、何してるの?」
「はい、エッチな事でぇす」
 椅子に座る亜貴の足の上に詩乃は向かい合わせに座っている。
 肝心なところは見えないが、言葉のままなら結合しているのかもしれない。
「何で?」
「えっと、他にする事がなかったのでぇ…」
「そりゃ私のカットは手本にならないでしょうけど、見るのも勉強でしょう?」
「はい、だからここでエッチしながら見てまぁす」
 はさみを持つ恵美の手がプルプルと震える。
「そこにいられたら、鏡に映った加茂宮さまの頭髪が見られないんだけど?」
 言われて振り返り、詩乃はえへへと頭を掻いた。
 しぶしぶと言う感じで詩乃が降りる。
 イチモツの状態から察するに、やはりそれは詩乃のスリットに入っていたようだ。
「じゃあ、おクチで…」
 腰を引くようにして降りた詩乃は、そのまま顔を亜貴の股間に埋めようとする。
 それを見ていた恵美のこめかみに冗談抜きで血管が浮き上がる。
「詩乃ちゃん。それでカットしてるところ見えるの…?」
 またしてもえへへと頭を掻く。
 その様子を見て、恵美はいつになくプチンッと切れた。
「詩乃ちゃん。自分の道具、お店にあるよね?ちょっと持ってきて」
 それを聞いて詩乃は自分がカットできるのか?と喜び勇んで更衣室へ走った。
 それを横目に、恵美は亜貴にそっと耳打ちする。
「あの娘のアソコにはさみでもクシでも入れてやってください」
 大和田が聞き耳を立てているユニットでも拾えないような小さな声だったが、亜貴にはしっかりと聞き取れた。
 思わず亜貴が振り向いて恵美を見る。
 女のやきもち。恵美自身も気づいていないと言うのに、亜貴がそれに気付けるはずもない。
 普段の亜貴ならば、そんな危険かつ酷いことは出来ないだろう。
 しかし“音”は常識と言うものを完全に払拭してしまう効果があるようだ。
 亜貴は、黙ってうなずいた。
「持ってきましたぁ!」
 これから何をされるのか、知る由もない詩乃は嬉しそうに袋からクシとはさみを取り出した。
「じゃ、詩乃ちゃん。あなたの道具を加茂宮さまに預けて」
「え?」
 まだきちんとした教育を受けていない詩乃はマネキン相手の練習すら許されてはいない。美容師学校の実習でも、クシに刃を当てて空を切る仕草しかしていないのだ。
 つまり、詩乃のはさみは新品と同様でまだ1度も物を切ったことがない。
 それでも毎日の手入れは怠ったことのないシロモノだ。
 そんな大事な道具を安易に人に預けるなんて詩乃には信じられなかった。
 拒絶しようとしたとき、詩乃の脳裏に言葉が響く。
「先輩の言うことは絶対だったね。よもや拒否しないね?」
 恵美の意図が掴めないものの、何かあるのだろうと判断した大和田のフォローだった。
 拒絶の言葉をぐっと飲み込み、詩乃は言われた通りに手渡した。
 受け取った亜貴がはさみの穴に指を入れて動かすと、はさみはしゃきしゃきと小気味いい音を立てる。
 詩乃はそれをじっと、恨めしそうに見つめている。
「そこで後ろを向いて、足を開いて。そうそう。そのまま前屈みになって足首を掴んで」
 恵美の言いなりに動かすと、詩乃の身体は亜貴のすぐ隣で2つ折りになって広げた股間を晒すことになった。
 詩乃は全てを晒すことをほのかに躊躇したが、その表情を見ることは出来ない。
 客に触られることは至上の喜びと暗示を掛けられはしたが、見せることについての暗示がなかったせいだ。
 裸が当たり前だと思ってはいても、こんな格好をするのは変じゃないかと詩乃が思っていると、亜貴の指がスリットに触れた。
 その直後、冷たくて細長いものがスリットの奥深くへ突き刺される。
「ひゃあっ!な、なにぃ…っ!?」
 処女ではないし、先ほど亜貴のイチモツを難なく受け入れていたのだから細いものを入れられたところで何てことはないだろう。
 なのに全身の筋肉を硬直させるそれが何であるかを詩乃は必死に考えた。
 思い当たるものが1つある。でも、まさか、そんな…。
 詩乃が思い当たったそれは見事に当たりだった。詩乃自身の持ち物であるはさみ。
 イチモツの太さに比べれば存在感がないくらいに細いものではあるが、冷たい金属の質感と想像に容易い長くとがった先端は十二分に恐怖の対象となる。
 何気なく挿し込まれたが、ホンの少し角度を間違えたら新たな穴がもう1つ開いてしまうところだった…。そう考えるだけで詩乃の恐怖が倍増する。
 この恐怖から逃れたい。そう考えるのに少しでも動いたら切っ先がどうなるか分かったものではないと言う恐怖からか、あるいは暗示によるものからか、詩乃の身体は全く動かない。
 ただ挿し込まれているだけでも詩乃の恐怖感は高まると言うのに、亜貴ははさみを抜いてもう1度挿し、また抜くという、まさにピストン運動を始めた。
「う、うう…」
 止めてと言いたいのに、その言葉までもが暗示のせいで出すことが出来ない詩乃は、逃れることの出来ない恐怖にただじっと耐えている。
 切っ先が内壁をこする度に元から硬直させていた太ももの筋肉をそれ以上に硬直させる。
 詩乃はただただ内部が傷つかないことだけを祈った。
 きつい体勢のままじっとしている詩乃が恐怖する様を筋肉の動きで感じ取った恵美は満足げと言うよりもSMの女王様のように妖しい笑みを浮かべている。
 その手はきちんと亜貴の髪をカットしている辺りが慣れなのであろう。
 カットのせいで亜貴は首を曲げられず、手元を確認することが出来ない。
 はさみが時折向きを変えてその切っ先を内壁にこすりつけるのはそのせいでもあるだろう。
 亜貴は手の感覚だけを頼りに、何かに当たったら向きを変え、引っ掛かったら少し戻して入れ直すと言う危険なピストン運動をしばらく続けた。
「うう、ふうぅっ、くふう…」
 詩乃の筋肉が長時間の緊張に徐々に絶えられなくなってくると、今度はぶるぶると震え始めた。
 スリットにはさみを出し入れされている状態で詩乃の身体は前後に揺れだし、踏ん張ってはいるが今にも倒れそうな状態になっている。
 このまま、下手に転んだら絶対に切っ先で膣内が傷つく。そう考えるだけで詩乃の顔は急に真っ青になり、くりっとした目には涙が浮かんできた。
 と。はさみを奥深くにまで挿し入れた亜貴は、その刃をいきなり広げた。
「ああっ!?」
 ヘアカット用のはさみは刃の長さが15センチ弱程度で、普通のものよりも若干長い。
 用途的に力が要らないために握りのほうは短いので、握りのほうを軽く開くだけで刃のほうは大きく開くのだ。
 体内…よりにもよって一番デリケートな膣内で牙を剥かれた恐怖心が、スリットから全身へ一気に駆け巡る。
「あ、あああ…」
 半分割になったことでさっきまでよりも倍の鋭さになった切っ先が膣内を突っ張らせる。
 このまま奥へ入れようものなら間違いなく膣の前後に2つの穴が追加される。かと言ってこのまま刃を閉じられたら膣内のどこかしらがちょん切れるのではないだろうか。そんな思いが詩乃の心を占有する。
 亜貴も同様のことを考えたようで、最初は広げた状態のままで抜こうとした。
「く、おおおお…」
 だが、そのままではどうしても途中で引っ掛かってしまい、それを抜くことは出来そうもない。
 しかも1度引いてしまうと元に押し戻すことも出来ない。
 詩乃の涙が床にぽたぽたと落ちる。いや、それは顔中にびっしりと掻いた汗だろうか。
 このままでは抜くことが出来ないと判断した亜貴は、その刃をゆっくりと閉じ始めた。
 体内で刃が閉じていくのを感じ取った詩乃は、無意識に足をがに股にして出来るだけ股間を広げようと工夫している。
「くはあ、ふはあ…」
 足をいくら広げたところでスリットの奥がどれほど影響するかは分からない。しかし刃は無事に全開状態の半分ほどの開度まで戻った。
 奥で刃がどの程度まで閉じたか分かっていない亜貴は、もう抜けるだろうとゆっくりと引っ張り始めた。
 だが、まだ開き過ぎだったようだ。2つに分かれた切っ先が膣内を広げるようになぞっていく。
「はあ、はああ…っ」
(だめぇ…っ。イクッ、イッちゃうぅっ)
 刃のほとんどが外に出て、切っ先が膣から膣前庭へ抜ける瞬間。
 ビクビクッビクウッッ!!
 詩乃の全身が痙攣して、そのまま力なく前につんのめるように床に崩れこむ。
 ぎりぎり反射的に手で押さえたおかげで、ぺたりとへたり込むような格好になる。
 無事でいられたという安心感からか、詩乃の顔に血の気が戻る。そもそも真っ青になる直前は頭を下げた状態のせいで顔は赤く膨れていたのだ。
 失禁してもおかしくはない恐怖を味わった詩乃は、そのまま呆然と座りつづけている。
 そんな様子を見て恵美は、わずかに可愛そうだとは思ったが、表面的にはいい気味だと満足げに笑った。
 ついでに言うと、もう1つの感情 ―― イかせて貰えていいなという思いが恵美の中に沸き起こっていた。
 ヘアカットは間もなく終わる。
 客もちらほらと増えてきたので、詩乃をそのままにしておくわけにはいかないと考えた恵美はカットする手を休めて詩乃の肩を揺さぶった。
「詩乃ちゃん。そろそろお客様が増えてきたから、シャンプーのほうに回って。加茂宮さまのカットももうすぐ終わるから、そしたらここの掃除もお願いね」
 先輩に言われたことは絶対…。詩乃はよろよろと身体を立たせようとした。
 しかし、足元がふらついて歩くどころか立つことすらままならない。
「詩乃ちゃん、もういいから。奥の事務所で休んでて」
 このままでは使えないなんてものじゃなく邪魔になると判断した恵美は詩乃に休憩を命じた。
 実は前回の恵美もお尻の処女を失ったせいか、その後足腰が立たなくなり、しばらく事務所で休んでいたのだ。
 詩乃を横目で気にしつつ、恵美は亜貴のカットを済ませる。
 再び亜貴の希望で剃毛を受ける頃には、恵美の身体は受け入れ体勢が十二分に出来あがっていた。
 アフターリンスもブローも後回しにして恵美は、前回も使った観葉植物の陰に亜貴を引っ張っていく。
「もう、我慢が出来ないんです…」
 今度は失敗しないようにと恵美は仰向けに寝転がり、両手を開いて亜貴を誘う。
 正常位。これならば失敗はすまい。やっとこれで思いが遂げられる…。
 まだ行為が始まってすらいないというのに恵美は満足感で心がいっぱいになるのだった。

 
 
< おわり >


 

 

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