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  「お題」から「あらすじ」を考えよう

01: 名前:彩民投稿日:2015/01/03(土) 07:07
2chの「エロ画像に勝手に設定付け足してもっとエロくするスレ」が凄く良かったので…

画像では著作権の問題があるので、言葉でお題を出し合いましょう。

02: 名前:彩民投稿日:2015/01/03(土) 07:08
と言う事で早速
次のキーワードを使ってあらすじを考えて下さい
「穴あきパンツ」「ルール」「エルフ」

03: 名前:風狂の振り子投稿日:2015/01/03(土) 23:59
どうも、風狂の振り子です。
もともと三題噺は好きなので、ちょっと考えてみました。
とはいっても、ベタな感じですが……ていうか、あらすじじゃなくて完結しちゃってますけど(苦笑)。

その1 注文の多いダンジョン

 それは、とある王国の外れにある森の中……。
 偉大なる魔法使いが、難攻不落のダンジョンを造りだした。
 そして広く挑戦者を求め、ダンジョンをクリアしたものには一生かけても使い切れないほどの富と、これまで魔法使いが集めた英知の全てを与えるという話が国中を駆け巡った。

 そのため、腕に覚えのある冒険者が数多く詰めかけたが、誰もダンジョンをクリアできなかった。
 ある者は途中で断念して引き返し、ある者は戻って来なかった。
 不思議なことに、戻ってきた者は憑きものが落ちたかのようにそのダンジョンへの関心をなくしていて、ダンジョンの情報を聞き出そうとして尋ねても、なにも答えることはなかった。
 ひどいのは、戻って来なかった同行者のことも忘れているということだった。
 だから、戻って来なかったのが女ばかりだということに気づくものはなかった。

 そしてある日、そのダンジョンを二人連れの男女が訪れた。
 ひとりは若き剣士、もうひとりはエルフの女盗賊であった。
 森での退屈な生活に飽きたエルフが故郷を飛び出し、生来の手先の器用さとエルフならではの精霊魔法を活かして冒険者となり、とある酒場で剣士と意気投合してコンビを組んだという、よくあるパターンのコンビであった。

エルフ「ここがそのダンジョンね」
剣士「ん?あそこに受付ってあるけど?」

 ふたりが受付に近づくと、中から初老の男が顔を出した。

男「おふたりさん、ダンジョンの挑戦者かね?」
剣士「そうですけど」
男「なら、これをつけなされ」

 そう言って差し出されたのは、六芒星を形取ったペンダントだった。

剣士「これは?」
男「ダンジョン挑戦者の証じゃ。これを身につけて最奥部の部屋にいる魔法使い様に会うと、クリアを認められるのじゃ」
剣士「なるほど……」

 男に言われて、ふたりはペンダントを首から下げる。
 すると、ペンダントが輝いたかと思うと、ふたりの瞳から光が失せ、虚ろな表情になった。
 だが、男に呼ばれるとすぐに我に返ったように元に戻った。

男「おまえさんたちに言っておくが、このダンジョンにはルールがあっての、途中何カ所か魔法使い様からの指示を書いた張り紙があって、それには必ず従わなければならんと言うことなのじゃ」
剣士「む……それで命の危険があるのならさすがに従いかねるが……」
男「それほどのものではない。まあ、ダンジョンの難易度を少し上げる程度のものじゃ」
エルフ「そういうことならいいんじゃないの?」
剣士「まあ、そうだな……」

 男の言うことに同意すると、ふたりはダンジョンに入っていく。

 そして、一階の奥の部屋の前に最初の張り紙があった。

”女は、この先の階段は鎧を脱いで四つん這いでおりること。そして、男はその後ろからついていくこと”

エルフ「なによ、これ!下着で降りろってこと!?」
剣士「そうだな……途中で敵に襲われたらどうするんだよ?」

 ふたりとも、張り紙を見て憤慨する。
 その時、胸のペンダントが輝いた。

エルフ「……でも、張り紙の命令には従わないといけないのよね」
剣士「そうだな。まあ、あの男も命の危険はないといってたし。装備は僕が持ってあげるから」

 どうしても張り紙に従わなければならない様に思えて、エルフはレザーアーマーを脱いで剣士に渡す。

エルフ「やだ、これってすごく降りにくいじゃないの」
剣士「気をつけるんだぞ……」

 エルフを気遣いながらも、剣士の視線はその尻に釘付けになっているのだから。
 下着姿の、細身だが形のいい尻が、こちらに突き上げられて目の前で揺れているのだから。

エルフ「ちょっと、どうしたの?」
剣士「うん、すごくいいよ……えっ?あ、いや、なんでもない」


 階段を降りた後も、張り紙がいくつもあった。
 どれも、恥ずかしかったりばかばかしかったりする指示が書いてあったが、ふたりはなんとかそれをこなした。

 そして、ダンジョンもかなり深いところまで来て……。

”このサイズより短い耳の者は先に進めなので、引き返すこと。また、このサイズより耳の長い者は引き返してはならない、必ず先に進むこと”

 その張り紙の下には、二本の棒があった。
 どうやら、それで耳のサイズを測れということらしい。
 その棒と棒の間の長さは、人間の耳には大きすぎたが、耳の長いエルフには短すぎるくらいだった。

剣士「しかたないな。でも、張り紙には従わなければいけないし、俺は引き返すよ」
エルフ「そうね、ちょっと心細いけど、なんとか頑張ってみるわ」
剣士「気をつけろよ。俺は出口で待ってるから」
エルフ「うん」

 しかたなく剣士と別れて、エルフは先へと進む。
 そして、次の張り紙は。

”この先に進むには、次の部屋に置いてある装備に着替えること。ただし、下着はつけてはならない”

 その部屋にあったのは、赤い鞣し革でできた、ビキニタイプのレザーアーマーだった。
 しかし。

エルフ「なによこれっ!?丸見えじゃないの!」

 そのレザーアーマーのブラはほとんど紐だけで乳房は露わになり、パンツも股下から切れ目が入ってあそこの部分に穴が開いていた。
 さすがにエルフが躊躇っていると、またもやペンダントが輝く。

エルフ「……でも、この方が動きやすいかもしれないわね」

 実際、身につけてみるといつもつけているレザーアーマーよりも軽くて身動きが楽なような気がした。
 歩くたびに丸見えの胸が揺れるし、股間がすうっと冷たい感じがして恥ずかしいけど、見ている者がいないので少し気が楽だった。

 そして、とうとう最深部と思える部屋にきた。

”部屋の中にいる者の言うとおりにすること。そうすれば、とても幸せになれる”

 エルフが中に入ると、なんと中にいたのは受付の男だった。
 まるで、王様の座るような豪華な椅子に腰掛け、周りを下着姿の女が取り囲んでいた。

エルフ「あ、あなたは!?」
魔法使い「儂が、このダンジョンを造った魔法使いじゃ。よく来たの、ここが最後の部屋じゃ」
エルフ「じゃあ、これでクリアなのね!?」
魔法使い「まだじゃ、最後に儂の試練を受けねばならん。おまえは盗賊じゃったの?」
エルフ「そうだけど?」
魔法使い「なら、あの宝箱を開けよ」
エルフ「そんなの、お安いご用よ」
魔法使い「ただし、儂とセックスしながらじゃ。イク前に宝箱を開けたらおまえの勝ち、ダンジョンクリアじゃ。しかし、宝箱を開ける前にイッてしまったら、おまえは儂のものになるんじゃ」
エルフ「ええっ!?」

 エルフが驚いたその時、ペンダントが輝いた。

エルフ「わかったわ、いいわよ」

 そう言うと、エルフは宝箱の鍵穴に針金を入れる。
 すると、後ろから近づいた魔法使いがその胸を鷲掴みにした。

エルフ「ちょっと!そんなことしたら鍵を掛けられないじゃないの!」
魔法使い「なにを言う。セックスしながらなんじゃからこのぐらい我慢せんか。ほら、尻をもっと突き上げろ」
エルフ「わかったわよ」

 エルフが尻を突き上げると、赤いレザーパンツの裂け目がぱっくりと開いてアソコが丸開きになった。
 そこに、魔法使いが有無を言わさず肉棒を突き入れる。

エルフ「やんっ!そんないきなり!?」
魔法使い「そうは言っても、けっこう濡れておるではないか。さては、その格好で歩いていて興奮しておったのかの?」
エルフ「う、うるさい!あんっ、ちょっと!」
魔法使い「うるさいのはおまえじゃ。ほら、もっと腰を動かせ」
エルフ「わ、わかったわよ!んっ、あんっ、はうっ、やだ、大っきい!」

 中の者の言うとおりにしろと張り紙にあったとおり、魔法使いの命令に従って腰を動かすエルフ。
 もう、宝箱を開けるどころではなかった。
 しかし、そうやって言われるままに腰を動かしていると、なんだか幸せな気持ちになってきた。
 なにより、魔法使いの大きいのが中で擦れて気持ちいい。

 そして……。

エルフ「あんっ、いいっ、あなたのっ、堅くてすごく気持ちいいのっ!やあっ、イクッ!もうイッちゃううううううっ!」

 ドクドクと射精されて、エルフは盛大に絶頂する。
 もう、針金なんか放り出して、鍵のかかった宝箱にしがみつくのがやっとだった。

魔法使い「儂の勝ちじゃな。これでおまえは儂のものじゃ」
エルフ「うん、それでいいわよ。もっといっぱいしてくれるなら、私、喜んであなたのものになるわ」

 そう言って振り向いたエルフの頬は興奮で上気し、熱っぽく潤んだ瞳で魔法使いを見つめていた。
 レザーパンツの裂け目から、精液混じりの愛液がトロトロとこぼれ落ちている。

魔法使い「ほっほう、しかし、出口で待っておるあの男はどうするんじゃ?」
エルフ「やだ。かれはただの冒険仲間でカレシとかじゃないもの。適当に追い返しちゃってよ」
魔法使い「わかったわかった。あの男には忘却の魔法をかけて追い返すわい」
エルフ「うん、そうしちゃって。それよりも、もう一度あなたとしたいの……」
魔法使い「しかたないの、では、そこに座って足を開くんじゃ」
エルフ「うん」

 言われるとおりにその場に座って、大きく足を開く。
 そうすると、赤いレザーパンツのまたがぱっくりと開き、ぐしょ濡れのアソコが丸見えになったのだった。

04: 名前:風狂の振り子投稿日:2015/01/04(日) 00:17
で、こっちは本当にあらすじだけです。

その2 裏稼業は性風俗

とある町の歓楽街にある冒険者の店。
そこの店には、変わったルールがあり、その店でひとつ仕事を斡旋してもらうと、マスターの言うことをひとつ聞かなければならないのだった。
じつは、マスターは悪魔と契約して特殊な能力を得ており、仕事を一件斡旋してもらった者は、本人の意志とは関係なくマスターの命令をひとつ聞かなければならなかった。
設定としては、仕事の報酬とマスターの命令の内容を連動させて、報酬のいい依頼を斡旋してもらうためには、無理な命令も聞かなくてはいけないようにするといいかもしれません。
で、その店には、実は裏稼業で歓楽街にある性風俗の店もやっていて、美人の冒険者が来ると最初は楽な仕事を斡旋して、その代わりに頼み事めかしてこの店でしか仕事を受けないように命令し、逃げられなくなった相手に新たに仕事を斡旋しては見返りの命令によってだんだんと調教して、風俗店で働かせていた。
ある日その餌食なったのが美人のエルフで、彼女はマスターの命令に逆らえずに、穴あきパンツを穿いて夜の酒場で踊らされたりさせられて、最終的には娼婦になってしまう。

というのですが、これで、単に登場人物がエルフってだけじゃなくて、マスターに命令されたことをやっているシーンやえっちシーンとかでエルフならでは、というシチュを入れることができたらとは思いますけど。

05: 名前:彩民投稿日:2015/01/04(日) 02:41
さすが風狂さん!初っ端からあらすじっていうレベルじゃないww
しかも素晴らしいですね。別に穴あきパンツフェチでは無いんですけどエロかったですw
2番目の物は仕事もエロに上手く繋げられたらより面白そう、じゃなかったエロくなりそうな予感が。

言い出しっぺなので一応書いてみます。
-----
とある村のエルフは「合理性」を何よりも大切にし、合理的な考えに従うことを村のルールとしていた。
彼らは他の種族との争いを避ける為に森の奥深くに隠れ住んでおり、決して世に出て来ることは無い。

しかし、ある冒険者が偶然、森のエルフの住処に辿り着いた。
森を風のように走り抜けるエルフと違い、人間で、しかも単身ここまで来れる者は初めてだ。
おそらくこの男に敵う者は村にいないと「合理的」に考え、エルフ達は彼を歓迎する事にした。
ある日、冒険者はエルフから村のルールを聞く。興味を持った冒険者は試す様に述べた。
「それなら、トイレに行きやすくする為に最初からズボンに穴開けたほうが良いんじゃないか?」
それを聞いたエルフ達は従い、村の伝統衣装とパンツに穴を開けた。
そのアイデアは「合理的」であるし、そもそも強い冒険者に逆らうことは非合理的だからだ。

冒険者は一晩の内に男のエルフを全員殺した。
朝になり、惨状を知った女のエルフ達は絶望に打ちひしがれる。しかし、何でもない事の様に冒険者はこう言った。
「男が居なくなったし、この村はもう滅ぶしかないな。だけど、今ここに一人だけ男が居るよな?」
それを聞いた女のエルフ達は争う様に冒険者の足元に跪く。
冒険者が「一番エロい事をしたヤツを犯してやる」と言えば、誰もが思い思いの方法で自慰をし始め、「一番早く隣のヤツをイかせたヤツとヤってやる」と言えば恐らく友達や家族であろうエルフ同士が進んでまぐわい、村で一番美しい少女のエルフは冒険者から直接指名されると笑顔で腰に跨り、更には(あらすじの為省略されました)。
「もう飽きたから俺は行くわ」
このままでは村が無くなってしまうと必死に引き止めるエルフ達。しかし、冒険者は言った。
「これからは町に出て、人間の男から子種もらえば良いんじゃね?」

ある森からは毎年、幾人かの穴あきパンツを履き、性器を露出させた女エルフが人里に姿を見せるという。
そして孕むまで人間達に自ら望んで犯されると、感謝を述べまた森に帰っていく。
風の噂では、生まれた子供が女であればそのまま村の一員となり、男であれば殺されるという。

おわり

06: 名前:風狂の振り子投稿日:2015/01/04(日) 23:32
どうも、風狂の振り子です。
自分が考えてみた感想と、彩民さんのを読んでみた感想ですが……。

正直、最初はファンタジーで穴あきパンツっていうのがなかなかイメージつかなかったんですよね。
でも、エルフが出る以上かなりの確率でファンタジーですし、どうしよう……って。
RPGっぽく考えると、いちばん穴あきパンツがはまりそうなのは踊り子なんですけど、エルフの踊り子ってのもあんまり見ないし、とか。
それに、お題にエルフが入っている以上エルフらしい要素も入れたいし、とも思ってひねり出したのがこれです。
まあ、三題噺って簡単に繋がらないものを繋げるからこそですし、そうやって無理矢理結びつけると普段は思いつかないお話になっていい練習にはなるんですよね。

彩民さんのを見たときはちょっと怖いなー、というか異色なものを感じました。
ファンタジーなのに、読後感が都市伝説ものっぽくて。
よく読むと(よく読まなくても)すっごいヒドいお話なんですけどね(笑)。
えっちシーンは、冒険者が森でやりたい放題やっているときよりも、最後の言い伝えになってる部分の方を膨らませる方がワタシの好みかなと思います。
なんか、すごく妖しい雰囲気のお話になりそうで。
穴あきパンツを履いて現れて、孕むまでセックスして喜んで森に帰って行くエルフの少女って、ものすごく妖しくてエロいなー、とワタシは思ったりします。

ルールに関してはワタシも迷ったんですよね。
最初からルールが決まっていてそれに従うパターンにするか、ルールブックとか規則ものみたいに、なんかのマジックアイテムに書き込んだことが新しくルールになるパターンにするかで。
こういうのって、考える人によって好みや取り方が別れるところだと思いますし。
もっと、他の方のも読んでみたいなとは思います……。

07: 名前:紅夢抄投稿日:2015/05/16(土) 03:03


エルフ 穴あきパンツ ルール

「ねむ……」

今日は大切な入社式だ。恥をかかないようにきちっとしなきゃ。
俺はまだ覚醒しきってない頭をぶんぶん振り回し、mc株式会社の自動ドアをくぐりかけた。

「あぶない! どいて!! そいつ殺せない!!!」

すると俺の後ろからトラックが突っ込んできた。いや、どいてって無理っす。
俺以外に一人轢かれそうになってた人いたんだけど、神業マトリックスを見せて神回避してた。はぁ? というかよく俺、運ちゃんの声聞こえたよね。時速100キロの猛スピードで突っ込んできそうな勢いで、俺をピンポイントで殺しに来てんだもん。やれやれ、俺が何したって言うんだい?

「……!!??」

俺は声を出す間もなく轢かれて死んだ。スイーツ笑。


……。


「……ふぇ……?」

 真っ暗だった。目を覚ますとそこには、神様がいた。神様光源なの? 何か光ってるけど。神様から話を聞くと、何やら俺を轢いたトラックの運ちゃんの転生体らしい。俺何言ってんの?

「だーからー。私死んだの。そしたら神様になってたのよ。神様ってばちょべりばめんどくさーい。飲酒運転しなきゃ良かった。ビールうめぇ」

色々ふざけんな。mc株式会社を物理的に破壊しといて反省する素振りすら見せていない。
紫ロングの美女(元運ちゃん)は申し訳なさそう……という表情も見せずにけらけら笑いながらこう言った。

「いやー流石にすまねぇと思ったからさ、あんたに良い思いさせたげる。じゃ」

 神様らしき存在はそれだけ言うと、俺を落とした。手を挙げただけで、まるで俺の座っていた場所に地面などなかったみたいに、俺は落下した。落花生って感じで神様俺を落とした。神様、酒とそれを飲み食いしてた。仕事しろよ。


どん! とワンピみたいな音がする。俺が地面に頭打ち付けたせいだ。もうちょい優しく落とせよ。

「ここは……?」

 俺の脳に自称神様の酒焼けした声が届く。

(ここは異世界よーん。エルなんとかとかいる感じとか? ひっく。ノクタ的なあれよ)

何なんですかね酔っぱらい。死神でもいんのか?

目の前には色とりどりの花が咲き誇っていた。それだけ見れば幻想的で、綺麗で、この世のものとは思えない。ぽかぽかいい陽気で雲一つない青空。
目を凝らしてみたけど、小さな虫もいないみたいだ。寝転がっても安心だね。俺かぶれやすいんだ。

 まぁそんな事よりも神様に至急確認したい。

「あのー神様? 俺なんでパンツしか履いてないの?」

 しかも陰茎部分にだけ穴空いてるんだけど。

(橋神州都(はしかみ しゅうと)が穴あきパンツ履いてるときは……ざざー……っていうルールにしといたのよ。あっ、通信が、ががー、ぴー、ブツッ)

 お前今自分で全部言うたやん。こんなみっともない姿見て楽しみたいだけだろお前。

 俺は一人でぶつぶつ神に文句言いながら、これからどうしようか途方に暮れた。そうしたら。

「みーつけた」

 俺の後ろから鈴の鳴るような可愛らしい声が響いた。俺が振り返る間もなく抱きしめられる。

「私エルフィン。エルフって呼んでね。ちなみに耳の長いエルフとは違うから安心してね♪」


 ふわぁ、といい匂いが鼻をくすぐる。この美しい場所に良く映える、花の香り。
彼女の言の通り、エルフィン……エルフは伝承に良く聞くエルフではない。20才ぐらいの金髪碧眼の普乳おっぱいだけど、普通に人間っぽい。
彼女は、ギリシャの女神様が良く着てるような真っ白いアレみたいな服装をしている。

「……人間?」
「うん!」

 そう言うと、いきなりエルフは俺にキスしてきた。
 ちゅっ、と彼女が音を立てると、既に大きくなっている俺の息子をいじり出した。

「えっ? くっ」

 彼女の手つきは、その清楚な見た目からは似つかわしくない程上手く、あっという間に達してしまった。

「ん〜おいしー」

 しかも発射する直前、思いっきり飲んでもらった。賢者になったこともあり、冷静になった俺は、エルフにちょっと聞いてみた。

「なんでそんなに上手いの?」

 質問を間違えた感がある。

「? 5分くらい前に別れたけど、10年くらい付き合ってた彼氏いたから、かな?」
「な、なんで別れたんだ?」
「そりゃ元彼が、君が遠くにいたのに気付いて、デート途中に私振られちゃったの」

 最初は意味が分からなくて泣きかけたんだけど、私もすぐ君を見つけられて、納得した。っと顔を赤く染めて俺を見つめるエルフ。

 ……? ……これ、もしかして、もしかするんじゃないか?

「ねえ、エルフ?」
「なぁに?」

「橋神州都が穴あきパンツ履いてるときってなんかルールある?」

彼女はにっこりと笑うとこう言ったんだ。

「何言ってるの? 君が穴あきパンツ履いてて、それ履いてる時以外裸なら、女は君に積極的にご奉仕して、君の為に尽くさなきゃいけないなんて普通に世界のルールじゃない」

(おしまい)


こんなんでどうでしょ。次のお題「機械洗脳 巫女 悪堕ち」 書く人いるかなー。

08: 名前:風狂の振り子投稿日:2015/05/16(土) 22:39
>紅夢抄さん
ワタシはもともとナンセンス系のショートショートもけっこう書いてた人間なので、こういういきなり展開やトンデモ設定は全然オッケーですけど……それにしてもヒドい(笑)。
いや、何がヒドいってトラックの運ちゃんが転生して神様になってるっていうのがヒドい。
しかも、無茶苦茶やる気ないし。
ていうか、この女神様、冒頭のセリフからするとトラックの運ちゃんの時から女の人ですよね。
一瞬、男の運ちゃんが女神転生したのかと思っちゃいましたですよ(まあ、それはそれでナンセンスものとしてはありなんですけど)。

で、次のお題は「機械洗脳 巫女 悪堕ち」ですか……。
なんか、探したらエロゲや小説でありそうな気もしますけど(←こら)
でも、巫女さんを機械洗脳ってあまりないかも……。
ていうか、まともにやったらけっこうな長編ができそうですよね。

というわけで(←どういうわけで?)、さっくりと短そうな感じのを考えてみました。
例によってあらすじの域を超えてます(←スレの趣旨を理解していない)。その1 神託の巫女

ここは都内某所。
入り口に立つ鳥居の扁額に、『甕錦宮(みかにしきのみや)神社』と書いてある、いかにも格式の高そうな社があった。
建物も立派で、由緒もありそうな神社であるのに、境内には参拝客もなく、およそ街中にあるとはとても思えない静謐な空気が漂っていた。
その理由は、この神社がガイドブックはもちろん、メディアに出ることもほとんどないこと、そして、この神社が一般人にはあまり縁のない、国家鎮守を祈るためのものだったからである。

しかし、この神社にはごく限られた人間しか知らない役割があった。

「……神託が出ました。東南アジアへの進出は、今しばらく様子を見るべし、半年の間に大きく情勢が変わろう、とのことです」
「ありがとうございます。では、さっそくこの神託を本社へ持ち帰ることにいたします」

 緋袴に白装束の巫女に向かって、スーツ姿の恰幅のいい中年男が恭しく頭を下げる。
 彼は、この国でも知らないものはないという大企業の社長だった。

 この、甕錦宮神社の代々の宮司に神託が下りるというのは、政界の要人や、この国でも古くから続く老舗の大企業や財閥のトップしか知らぬ秘密であった。
 そして、その神託は間違いなく当たるということも。
 かつて、名宰相と呼ばれた総理大臣も、重要な決断を下すときにはこの神社へ神託を仰ぎに来たこともあったほどであった。

 そして、中年男に頭を下げられている巫女こそが、現在のこの神社の宮司である甕錦宮礼子(みかにしきのみや れいこ)であった。
 その身から漂う雰囲気、風格は、目の前にいる男を小者と錯覚させるほどで、その上、腰まである黒髪に、透き通るほどに白い肌、細面に切れ長の目をした美人だった。
 まだ、30にも届かない若年でありながら、礼子はこの神社の当主として重きをなし、連日、政財界の重鎮がその神託を伺いに訪れていたのだった。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――


「この靄のかかったような感じ……いったいなんなのかしら?」

 その日の務めを終えて社殿から屋敷に戻りながら、礼子は妙な胸騒ぎを感じていた。
 しかし、その理由は自分でもわからない。

 代々の甕錦宮の当主が持つ力は、依頼されたことについては神託で知ることができるが、己の未来は知ることができなかった。
 それは、礼子とても例外ではない。
 だから、具体的なことはいっさいわからないが、なにか良からぬことが起きるのではないかという、言いしれぬ不安が湧き上がってくる。「あら……どうしたのかしら?」

 屋敷に戻ってきた礼子は、灯りが点いていないことに首を傾げる。
 この屋敷には、代々甕錦宮家に仕えてきて、礼子の身の回りの世話をしている者たちがいるはずだというのに。

「……なっ!」

 屋敷の中に入り灯りを点けてた礼子は、家の者たちがみな倒れているのを目にして驚きの声を上げる。

 と、その時だった。

「ぐむむむむっ!……むふっ、うう……う……」

 背後に人の気配を感じたかと思うと、抱きすくめられて口許に湿った布を押し当てられた。
 抵抗しようともがく礼子は、急速に体から力が抜けていくのを感じる。
 そのまま、彼女の意識は闇の中に落ちていったのだった。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――


「……ここは?」

 意識が戻ったとき、礼子は歯科の診察台のようなものに寝かされていた。
 周囲には何もない、殺風景な部屋。
 そして……。

「……くっ!これはっ!?」

 両手両足が、金属製の輪のようなもので台に固定されていることに気づいて、礼子は呻き声を上げた。
 いや、そればかりか頭にも金属の輪のようなものを被せられていた。

「お目覚めですか、甕錦宮礼子さん?」

 不意に、男の声が聞こえた。
 見ると、そこには40代くらいの、真っ黒なスーツに身を包んだ目つきの鋭い男が立っていた。

「おまえはなに者ですかっ!この私をいったいどうしようというのです!?」
「私は、この国を支配しようとする者ですよ」

 語気を荒める礼子の言葉に、平然と笑みを浮かべながら男は答える。

「この国を……支配するですって!?」
「そうです。これから、私の組織がこの国を支配するようになるのです。そして、そのためにはあなたの神託が是非とも必要なのですよ」
「なにをバカな!あなたのような者に下る神託があると思っているのですか!?」
「別に。本当の神託なんか下る必要はありませんよ」
「なんですって?」

 怒りに顔を赤くした礼子を嘲笑うかのような笑みを浮かべる男。
 そして、いかにも楽しそうな表情で言葉を続ける。

「むしろ、本当の神託など下らない方がいいんですよ」
「どういうことよっ、それは!?」
「この国の要人は、神託の名の下にあなたの言葉を信じて、その言葉に従います。ですから、神託と言うことにして、私の望むことをあなたが彼らに伝えてくれたらいいんですよ。いや、それどころかあなたの手で、彼らを私たちのいいなりにしてくれればいいんです」
「そんなこと、私がするとでも思ってるの!?」
「ええ。必ずしてくれますよ」
「ふざけないで!」
「しかたないですね。それでは、論より証拠です」

 そう言うと、礼子が寝かされている台の脇まで来た男が、カチッとなにかを押したような気がした。

「……ええっ!?」

 一瞬、礼子の体がブルッと震えたかと思うと、その視線が宙を泳いだ。

 ヴーン……と、羽虫の羽音のような、軽い振動音のような音が頭の奥で響いているような感覚。
 頭の中と、全身が痺れるようで、ぼんやりと意識が遠のいていくような気がする。

「あ……」

 そう小さく呻いたきり、礼子の体がぐったりとなる。
 ぼんやりと目を開けて、口をだらしなく緩めていた。
 意識があるのかないのか、自分でもはっきりしない。
 ただ、思考は完全に止まっていて、なにも考えられなくなっていた。

 そんな姿を見て、男が巫女装束の胸元をはだけて礼子の胸をまさぐった。

「ん、んん……」

 ぞくりとする感覚が走って、礼子の口から鼻にかかったような声が洩れる。

「どうした?どんな感じだ?」
「……なんか、ぞくぞくして……変な感じです」
「そうか。覚えておくといい、これは快感だ」
「快感……んっ、はんっ!」

 ヴーン……と痺れるような頭の中で、男の声だけがやけにはっきりと聞こえる気がした。
 すると、そのゾクゾクするような感覚が、とても心地よいものに感じられて、礼子はビクッと体を震わせた。

「ほら、こうしていると気持ちいいだろ?」
「んっ、はんんんっ……はいっ……きもち、いい……」

 乳房をぎゅっと掴まれて、身悶えさせながら礼子は頷く。
 思考が止まった中で、男の言葉だけがすっと頭の中に入って来るのを感じる。
 それが、自分の四肢と頭部を拘束するその装置のせいだと思う思考力すら彼女には残されていなかった。
 それまでは甕錦宮家の当主として身を慎み、自慰すらしたことのなかった体が、急速に快感を覚えていくのを礼子は止めることができなかった。

「では、もっと気持ちのいいことを教えてやる」
「もっと……気持ちのいいこと?」
「ほら、これだ。この匂いを嗅ぐと、これが欲しくなってくるだろ?」

 そう言って、目の前に男の肉棒が突き出された。
 しかし、不快感はなかった。
 むしろ、男の言うようにその匂いを嗅いでいると無性にそれが欲しくなってくる。

「はい……欲しいです。……ぺろ」

 思わず、礼子は自分から舌を伸ばして肉棒に絡ませていた。

「そうか。じゃあ、たっぷりとくれてやる」
「んん……はむっ……!」

 いきなり、肉棒が口の中に押し込まれる。
 いっぱいに広がる噎せ返るような匂いがあまりに甘美に思えて、目が眩みそうになる。

「んっ、はむっ、んふっ、じゅるっ!」
「どうだ?うまいか?」
「んっ、ふん、ふぁい……んふっ、んんっ!」
「そうしてると、どうしようもなくいやらしい気持ちになって、もっとこれが欲しくなるだろ?」
「んんんっ、ふぁいっ……あふっ、じゅるるっ!」

 男の言葉を聞きながら、礼子は下半身が疼いて、体が燃えるように熱くなるのを感じていた。
 いっぱいに肉棒を頬張るその目はトロンと淫靡に蕩けさせて、一心不乱に肉棒をしゃぶり続ける。

 と、不意に口から肉棒が抜き出された。

「あ……あふ……」

 名残惜しそうに、舌を伸ばす礼子。
 すると、男はその緋袴をたくし上げて、その指で礼子の秘裂をなぞった。

「ひゃうううう!?」

 ビリビリと走ったその刺激が快感であると、今の礼子にははっきりとわかった。

「どうだ?ここにこれを入れて欲しくないか?こいつがここに入ると、最高の快感が手に入るぞ」
「ううう……欲しい、入れて欲しいです」

 礼子には、男の言葉に抗う術はなかった。
 頭の中が痺れて、他のことはなにも考えられない。
 ただ、男の言う最高の快感が欲しかった。

「じゃあ、俺の言うことはなんでも聞くか?俺の言いなりになる、おれの奴隷になるのならこれをくれてやる」
「はいっ、聞きます!あなたの言いなりになる、あなたの奴隷になりますから、どうか!」
「よし、それなら今から俺はおまえのご主人様だ。わかったな?」
「はいっ、わかりました!ですから、どうか私のここに、ご主人様の逞しいものをくださいませ!」

 まだ男を知らぬ体だというのに、礼子はそう懇願していた。
 男のことを自分の主人だと思うことに、礼子はなんの疑いも持たなかった。

 礼子の言葉に頷いた男がなにやら装置を操作すると、拘束された両足が大きく広げられていく。
 そして、礼子の秘裂に固く脈打つものが押し当てられた。

「では、くれてやるぞ」
「はい……はうっ、んふぅううううううう!」

 メリメリと音を立てるかのように肉棒が入ってきて、礼子の処女を奪う。
 破瓜の痛みすらも甘美な快感に感じられて、礼子はうっとりと声を上げていた。
 そして、礼子の中で固くいきり立った肉棒が動き始める。

「はあっ、はああぁ……ああっ、いいっ、きもちいいですっ、ごしゅじんさまぁああああ!」

 肉棒で膣の中を蹂躙されながら、礼子は歓喜の悲鳴をあげていた。
 言われたことに間違いはなく、この世にこんなに気持ちのいいことがあるのかと思うほどの快感だった。

「はんっ、んふぅうううっ!ああっ、ごしゅじんさまぁ!ごしゅじんさまああああっ!」

 だらしなく口許から涎を垂らし、すっかり淫らに蕩けた表情で主を呼ぶ礼子。
 肉棒の出入りする裂け目からは、ひと突きごとにブシュッと潮が溢れ出てきていた。

「どうだっ、礼子!そろそろおまえの中に出してやるからな!」
「はいっ、ください!どうかっ、私の中にったっぷりと出してくださいませ!」
「いいか!?中に出されたら、おまえの俺への愛情と忠誠心は永遠のものになるぞ!」
「はいいいいっ!私はっ、永遠にご主人様のものでございます!ですからっ、ですからっ!……ああっ、はああああああああああっ!」

 熱いものが膣を満たす感覚に全身をうち震わせながら、礼子の心は永遠の闇の中に沈んでいったのだった。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――


 数ヶ月後。

「……以上が今回の神託です」
「はっ……ありがとうございます、巫女様」

 その日、神社を訪れていたのは与党の重鎮のひとりだった。

 いつものように神託を告げられ、男は頭を下げる。
 その時、礼子が彼の方に進み出てきた。

「あの、先生……」
「はっ?」
「わたくし、先生のことをずっとお慕いしておりました……」

 男に体をしなだれかからせるようにして微笑んだ礼子の表情は、思わず背筋をぞくりとしたものが走るほどに美しかった。
 たしかに彼女はもとから美人ではあったが、最近では凄みを感じるほどに妖艶さを増しているように思えた。

「み、巫女様……?」
「よいではありませんか、先生。ここでは、誰も見ておりませぬゆえ……」

 そう言うと、礼子は男の股間に顔を埋めるようにしてスーツのファスナーをずらすと、まだしなびたペニスを引っ張り出して口に咥え込む。

「ん、はむっ、ふ、んふ……」
「あっ、は、はうっ……巫女様?」
「あむっ、んふ、んっ、ちゅぼっ……」

 男の言葉に応えることなく、ちゅばっ、じゅるっと湿った音を立てて肉棒をしゃぶり上げていく。
 その、巧みなフェラチオに男は口を半開きにした間抜けな表情で呻くことしかできないでいた。

 そして……。

「ああっ、巫女様!わっ、私はもうっ!」
「んぐっ!んんんんんんっ!」

 男の体がブルブル震えたかと思うと、礼子はいっぱいに肉棒を頬張って精液を受け止める。
 そして、ゴクリと喉を鳴らしてそれを飲み込むと、口の端に精液を垂らしたままで淫靡な笑みを浮かべた。

「……先生の、とっても濃くて美味しいですわ。次は、わたくしを感じさせてくださいませ。さ、どうぞこちらへ……」

 そう言うと、男の手を取って立ち上がり、社殿の奥へと連れて行く。

「さあ、どうぞ先生、こちらに横になってください」
「こ、これは……」
「セックスの快楽を何倍にも感じさせてくれる機械だそうです。これで、いっぱい気持ちよくなりましょう、先生……」

 神社の社殿の中には不似合いな台に男を寝かせると、その頭と四肢に金属製の輪のようなものを嵌めていく。
 礼子の妖しいまでの雰囲気と、さっきのフェラチオの余韻に飲まれて、男は礼子のなすがままにされていた。

「それでは始めますよ、先生」
「う……!?あ……」

 礼子が装置のスイッチを入れると、男の体がブルッと震えたかと思うと、大きく見開いた視線が泳ぐ。

「先生……気持ちよろしいですか?」
「う、ああ……きもち、いいっ……」

 肉棒を手で扱きながら礼子が尋ねると、途切れ途切れに鈍い返事が返ってくる。
 それが嘘ではないというように、さっき射精したばかりの肉棒が手の中で膨れあがってきていた。

「ふふふ……それでは、入れますね、先生」

 そう言って立ち上がると、礼子は袴の裾を手で持ち上げて男に跨がり、己の秘部を肉棒で貫いた。

「んんんっ!……んふふふ、気持ちいいですか、先生?」
「うああ……気持ちいい!」
「もっと気持ちよくなりたいですか?」
「ああ……なりたい!」
「では、約束してください。私の言うことはなんでも聞くと」
「ああっ、約束する!だからっ……おっ、ううっ、うおおおっ!」

 男の返事を聞いて、その言葉の途中で礼子が腰をくねらせ始める。
 肉棒を熱くきつく締めつけてくる快感に、男は身悶えさせて呻き始めた。

「あんっ、ああっ!……うふふふふ、気持ちいいですか、先生?」
「うおっ!はあっ、あああっ、気持ちいい、きもぢいい……」

 巫女装束をはためかせて礼子が腰をくねらせると、たちまち男の表情は廃人のように緩んでいく。
 と、不意に礼子がその動きを止めた。

「……な?どうして?」
「この先を続けたかったら、もう一度約束してください。この私の言うことはなんでも聞く、私のしもべになると」
「約束するっ!」
「約束する、ですか?しもべの分際で?」
「ああっ!約束します!あなたのしもべになりますからっ、どうかっ、どうかお願いします!」
「ふふふっ、いいでしょう……」

 懇願してくる男の言葉に頷き返すと、再び礼子の巫女装束がひらひらと舞い始める。
 同時に、再び男の呻き声と、淫靡で湿った音が響き始めた。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――


 十数分後。

「では、次に来るときは総理を連れてくるのですよ」
「ははっ、巫女様の仰せの通りにいたします」

 礼子の命令に、大げさなほどに恭しく頭を下げて男は社殿を出て行く。
 その態度には政界の重鎮の威厳はなく、完全に下僕として行動しているようであった。
「……よくやった、礼子」
「ご主人様……」

 男が帰ると、入れ替わるように黒いスーツの男が姿を見せた。
 自分の主に、礼子は熱っぽい潤んだ視線を向ける。

「いよいよ次は総理だな。それで政財界の大立て者はほぼこちらの手駒になる」
「はい。全てはご主人様の計画通りでございます」
「しかし、この国を裏から支配するためには、まだまだおまえに働いてもらうぞ」
「はい、何なりと命じてくださいませ」

 主人の言葉に、礼子も嬉しそうに答える。
 そうしているうちにも、その頬は赤く上気し、体を小さく震わせ始めていた。

「あの……ご主人様……」
「なんだ?」
「ご主人様にお褒めの言葉をいただいて、私、嬉しくて体が火照ってしまって……あの、今からご奉仕してもよろしいでしょうか?」

 すっかり発情して息を荒くしながら、礼子は伺いを立てる。

「ああ、かまわんぞ。今日の仕事の褒美だ、存分に奉仕しろ」
「ありがとうございます、ご主人様!……それでは、失礼いたします」

 満面の笑みを浮かべて礼を言うと、礼子はその場に膝をついて主人のズボンをずらし、露わになった肉棒に恍惚とした表情でしゃぶりついたのだった。

(おわり)

09: 名前:紅夢抄投稿日:2015/05/17(日) 15:45
まずは私のあらすじ的な掌編から。
>こういういきなり展開やトンデモ設定
私が王道から外そうとしたらこんな感じになります。やっぱ私が奇をてらったらアカンですね。読者ついてこれなそうです。

>一瞬、男の運ちゃんが女神転生したのかと
そっちの方が面白かったかもです。普通に女性の運ちゃんの設定でした。


それで神託の巫女の感想です。

はやっ!?まだ1日経ってないのにss化するなんて……。なんという発想力。
>「そんなこと、私がするとでも思ってるの!?」
からの
>「はいっ、聞きます!あなたの言いなりになる、あなたの奴隷になりますから、どうか!」

これもう最高ですね。昨日挙げた3つのワードは全部自分のツボなので完全に俺得を狙ったんですけど、風狂さんが機械洗脳書くとこうなるんですね。素晴らしいです。
王道を王道に書くのって難しいんですよねー。いやもうほんとエロい。
しかし独占厨の私としては途中で重鎮さんを犯すのは……。でも悪堕ちした巫女さんらしくて、物語としては全然アリなんですよね。最後の締めも実に王道で奴隷化好きな私にはクリティカルヒットでした。
お題を挙げてみるもんですね、本当にありがとうございました。

>なんか、探したらエロゲや小説でありそうな気もしますけど(←こら)でも、巫女さんを機械洗脳ってあまりないかも……。
機械×悪堕ちは鉄板ですけど、そこに巫女さんが入るアニメ小説漫画エロゲーあるなら誰か教えて下さい! 多分探せばありそうなんですが……。

>その1
……(期待していいのか……?)。

「機械洗脳 巫女 悪堕ち」 まだまだ募集してます! まだ見ぬ新人さんも習作がわりに書いて書いて。100字とか500字とか1000字くらいで書いて書いて。10000字超えてもいいのよ。クレクレ!!(必死)

10: 名前:紅夢抄投稿日:2015/05/17(日) 15:46
折角なので昔のも感想書いてみます。
>>3は機械がある時に感想掲示板の方に書くとして、>>4と>>5です。
まず>>4
>穴あきパンツを穿いて夜の酒場で踊らされたりさせられて
何でしょうか、アラビアンな娼婦を想像しました。(あの紫のひらひらした服なんて言うんでしょうね)
自我を残したまま操る方向なら気が強くてプライド高いエルフが逆らえず、(強制的に)にこやかにしていても、内心いやだと思ってるシチュとか。命令の内容が、おっぱいを客に吸わせることが反抗を示すことになるとかいう誤認シチュなんかも相性良さそうです。

>>5
>村の伝統衣装とパンツに穴を開けた。そのアイデアは「合理的」であるし、そもそも強い冒険者に逆らうことは非合理的
確かに後者はそうだと思うんですけど、前者のアイディアは「合理的」で進めたら無理やりな気がします。伝統衣装に穴開けるのは合理的、という発想にするには冒険者さんがちょっと論理をこねくり回さないといけないかも。
エルフと合理性ってすごく親和性が高いなぁと思いました。その村の、ルールの強制力はんぱねぇですね。仲間が殺されてもルールを重んじるとか。最初から村全体MCされてる設定も面白そうです。

11: 名前:紅夢抄投稿日:2015/05/17(日) 15:46
自分でお題出しといて、何も書かないのもあれなので。真面目に書きました。

御神戦隊ミコレンジャー

綾小路 文香(あやのこうじ ふみか)は御神戦隊ミコレンジャーの一人。凛として冷静な彼女が戦闘中に不意を突かれ、敵に気絶させられる。彼女が目覚めるシーンから。


―――――――――――――――――


「ん……ここは……」

 薄暗い部屋の中独特の低い機械音が微かに鳴っている。
私は大きめの、金属製の椅子に座っていた。手首、足首、首を固定されている。
白衣や緋色の袴の内、つまり肌に、何かくっついている感触がする。
 目の前に、ある男が現れた。

「……あ、あなたは!」
「やぁ文香ちゃん」
「ウィザス……!!」

私に執着し事あるごとに求婚してきた男だ。私よりも顔一つ分背が低く、醜悪な顔に太った体躯。Tシャツとズボンはよれよれでみっともない。私はこの男が大嫌いだった。

「さて、私の妻になる準備はできたかな?」
「世迷い言を……。人でありながら悪に堕ち、怪人うよめくエルアークに忠誠示すあなたなんかに、私が身を渡すものですか! 綾小路家の正当後継者として、あなたを決して許しません!!」

 私の啖呵を聞いて、ウィザスは分厚い口を引き上げた。その顔を見て私は強烈な嫌悪感が滲み出た。こんなところ速く逃げ出さなくては。きっと、ヴェスタ達も私を探しているはず……!

「……楽しみだなぁ……」

 ヴィザスは太い指を私の額に押し付ける。

「何をするのです!」
「ぐふ。君のおでこにナノマシンをくっつけてあげたよ。先に体中に着けておいたナノマシンと共鳴しいて、直に君はエルアークと、何よりも僕に忠誠を尽くすことになる! これで君は僕の思い通りだ!!」
「な……なにを……ばかな……」
「ぐふふ。もう効き始めてるんじゃないかなぁ。時間はたっぷりあるから安心してねぇ」

 私の身体が熱くなり始めた。それに呼応するように額から脳に何かを送り付けられている感覚がする。既存の価値観を金槌で破壊するような。私が私でいられなくなりそうな……。

「や、やめて! ウィザス様やめ……え……?」

 私はウィザス様を見上げる。あれ? 私なんで人間なんかに味方してたんだろう?

「ぐふふふ。君は僕のお嫁さんだよねぇ?」
「え。はい。そのとおりでございま……」

……違う。脳裏に大切な人達が蘇る。正義が悪に屈する訳にはいかない!

「私は……」
「うん?」
「御神戦隊ミコレンジャー、綾小路文香です!! あなたの妻なんかではありません!」
「……へぇ、これを見ても同じことが言えるかなぁ」

 彼はズボンを降ろすと、私の前に醜い物を見せつけた。私は思わず目をつぶる。

「何で目をつぶるのぉ? ほら僕の匂いを嗅ぎなよぉ」

彼が私のすぐ目の前に近づくのを感じた。そして私の両太ももの外側に、彼が膝立ちになるのが分かり、嬉しくなった。
 そしてすぐに、今まで嗅いだことのない素晴らしい香りが、私の鼻から脳に、全身を駆け巡る。

「どう?」
「あぁぁ……いぃ……」
「もっと嗅いでいいんだよ」
「はぃ……」

 すんすん、と鼻を鳴らして彼を感じる。なんて素敵なんだろう。
 私は目を開けて、彼の物に鼻を押し付ける。

「君は僕の物だよねぇ」
「はぃ……」

 ウィザス様が私の頭を撫でる。
 ぼぅとする頭。頭の片隅ではこんなことはいけないと思っているのに……。

(続け)
―――――――――――――――――

はい1000字超えてるのでおしまい。こんな感じでオナシャス!

12: 名前:風狂の振り子投稿日:2015/05/18(月) 02:12
どうも、風狂の振り子です。

>紅夢抄さん
>その1
>……(期待していいのか……?)。
あのですね、ホントは、昨日の時点でふたつ浮かんでいたんですよ。
でも、ワタシは土日がお休みでない仕事なので、さすがに1日でふたつ書くのは無理でした(←というか、あらすじじゃなくてがちで書こうとしてるのが悪い)
というわけで、その2です。


 その2 トレード

 この世には、闇があれば必ず光もある。
 人々の平和を乱そうと蠢動する悪に対して、完全と立ち向かう者たちがいた。


 それは、例えばこのように。

「はぁっ!おりゃっ!」

 10mは優に超える、マンモスのような頭部を持った巨大ロボットに敢然と立ち向かっていくひとりの人間。
 その身は、銀色に輝く金属製のパワードスーツに包まれていた。
 俊敏に動き回りながら、鋭い気合いと共に巨大ロボットに向かってパンチや蹴りを見舞うたびに、ロボットの装甲の破片が飛び散っていく。

「そりゃあっ!これはどうだよっ!?」

 攻撃のたびに放たれるその甲高い声は、パワードスーツの中にいるのが少女であることを物語っていた。

「おのれっ、ディアナセイバーめっ!これでもくらええええっ!」

 巨大ロボットが咆哮のような声を上げたかと思うと、お約束のようにマンモスの牙に当たる部分がロケット弾となって飛んでいく。

「ふん!ボクはそんなものに当たらないよ!」

 ディアナセイバーと呼ばれた少女は、人間離れした跳躍力でロケット弾を避けたかと思えた。
 しかし、地面に当たる直前でロケット弾はディアナセイバーめがけて向きを変えた。

「くっ!追尾式ねっ!……ディアナブレイドーーーッ!」

 少女が手に握っていた刀の柄のようなものを振りかぶって叫ぶと、その先からオレンジ色に光る刃が伸びていく。
 そして、それを一閃しすると、轟音と共にロケット弾が真っ二つになり、ディアナセイバーを避けるように飛んでから爆発した。

「おのれっ、おのれええええっ!」
「残念だったな!ディアナシューーーートッ!」

 今度は、柄のような武器を巨大ロボットに向けると、オレンジ色のエネルギーの塊が膨らんで、目にも止まらぬ速さで放たれた。

「ぐうううううっ!」

 足を撃たれて巨大ロボットの動きが止まった瞬間を、ディアナセイバーが見逃すはずはなかった。

「ディアナシステム・フルドライブ!」

 巨大ロボットの身長よりも高く跳躍しながら少女が叫ぶと、銀色のパワードスーツが太陽のように金色に輝き始める。

「ディアナブレイドッ・フルパワーーーッ!」

 ディアナセイバーが武器を振り上げると、さっきロケット弾を切ったのよりもはるかに長い、優に5mはあろうかという巨大な刃が伸びた。
 それをそのまま、巨大ロボットに振り下ろす。

「ぐわああああああああああっ!」

 ギリリリリッ……と軋むような音を立てて巨大ロボットが裂けていき、断末魔の叫びと共に轟音を立てて爆散した。「おのれっ、おのれディアナセイバーめっ!次は必ず倒してやるからな!」
「くっ!Dr.ゼロの卑怯者めっ!また姿を見せずに逃げる気か!」

 巨大ロボットのやられた後で、捨て台詞を残す小型ジェットを追おうとするディアナセイバー。
 すると、ヘルメットに仕込まれた通信装置から声が聞こえてきた。

「水希くん、深追いは禁物だよ」
「でも博士!ボクはまだ全然戦えますよ!」
「だめだ。Dr.ゼロのことだから、どんな罠を張っているやもしれん」
「……はい、わかりました博士」


 聞こえてきた声にしぶしぶと従うと、ディアナセイバーはヘルメットのバイザーを開く。
 そこに現れたのは、目の大きな、まだあどけなさの残る少女の顔だった。 ……Dr.ゼロを名乗る謎の人物が率いる巨大ロボット軍団が突如現れて街を蹂躙し始めたのは、2年ほど前のことだった。
 警察や自衛隊はかなり善戦したのだが、東京の壊滅は時間の問題かと思われた。
 そこに登場したのがディアナセイバーであった。

 白石博士率いるディアナガーディアンが開発した対巨大ロボット用パワードスーツを身に着けて、Dr.ゼロのロボットを瞬く間に撃破していったのが彼女、一条水希(いちじょう みずき)だった。
 人間の身体能力を大幅に引き上げるスーツと、接近戦から遠距離まで使え、盾にすることもできるマルチタイプの武器であるディアナロッドを備えたそれは、こういうこともあろうかと白石博士が密かに開発していた巨大ロボットに対抗するための切り札であった。
 ただ、これはあくまでもあらすじであるため、その耐久強度や運動性能、最大出力や攻撃力などのデータは割愛させていただく。
 しかし、そのような強力なパワードスーツではあるが、ディアナシステムと呼ばれる脳波と連動して操作する特殊なシステムを採用していたために、扱うものは脳波の波長がシステムと適合するものに限られていた。
 現時点においては、このシステムと適合するのは一条水希ただひとりだった。
 まあ、彼女がさる名門剣術道場の娘で、剣の腕にはたしかなものがあったことから短期の訓練を経ただけで実戦に投入できたというご都合主義的な設定があったのは幸いであった。「ご苦労様、水希くん。基地に戻ってきたまえ、さっきの戦闘データを分析することにしよう」
「わかりました」

 通信機から聞こえる白石博士の声に頷くと、少女はヘルメットのバイザーを降ろして夜の街に消えていったのだった。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――


 そして、ここでも……。

 深夜、家路を急ぐひとりのOL。
 と、その前に、夜の闇が実体化したかのような影が姿を現した。

「きゃあああああっ!」

 OLの悲鳴が夜の街に響く。
 恐怖で足が竦んだのか、彼女はその場に蹲ってしまう。

 それに覆い被さるように、影が迫ったその時だった。

「そこまでよ!」

 鋭い気合いと共に、呪文の書かれた一枚の呪符が飛んできたかと思うと、影にとりついて強烈な光を放った。

「ギャギャッ!?」

 怯んだ影が飛び退くと、OLを庇うように立ちはだかったのは、巫女装束を着た少女だった。

「大丈夫ですか?」
「はい……ありがとうございます」
「早く逃げてください。この場は、私に任せて」
「は、はい……」

 促されたOLがその場から逃げていくのを確認すると、少女は影の方に向き直る。

「……やはり、怨魅教団の召喚した怨霊ね」

 じっと影を見据えて、少女は小さく呟く。

 怨魅教団とは、怨魅(おんみ)と名乗る謎の人物が創始した教団である。
 いや、その実態は教団であるかどうかすら定かではない。
 ただ、わかっているのは怨魅が、長い歴史の中で怨霊と化した魂を召喚して人間に憑依させ、怨霊による社会をこの世にもたらそうとしていることだった。

 そして彼女、立花咲耶(たちばな さくや)は、御剣神社の巫女であった。
 御剣の名を冠した神社は全国にあり、咲耶は弱冠18歳ながらこの街にある支社のひとつを任されていた。
 御剣神社の祭神、アマツヒカリヒメは闇を払い怨霊を清める女神であり、全国に配置された御剣の巫女たちは、アマツヒカリヒメの力を宿す光り輝く御神刀をもって怨霊を退治するのを務めとしていた。
 咲耶は、怨魅の活動をいち早く察知した総本社から指令を受けて、夜間のパトロールを強化していたところにこの怨霊と遭遇したのだった。

「ギャギャ!」

 怨霊の腕のような部分が、咲耶に向かって伸びてくる。
 しかし、それが彼女に触れることはなかった。

「ふ……この程度のことが効くと思っているの?」

 咲耶が呪を唱えて護符を構えると、眼前に光の結界が現れて怨霊の攻撃を防いでいた。
 そして、今度は咲耶が呪文を唱えながら立て続けに呪符を投げると、それぞれが怨霊に貼り付いて光を放つ。
 怨霊の弱点は光。
 だからこそ、アマツヒカリヒメの巫女は怨霊を払う力を備えているのだ。

「ギャッ!……ギャギャ!」

 呪符を受けて怨霊がたじろぐ。
 続けて、咲耶は輪の形の変わった護符をとりだし、呪を唱えて投げつけた。

「ギャギャギャ!」

 すると、護符は光の輪となって怨霊に巻き付き、戒めていく。

 怨霊が動きの取れなくなったのを見定めると、咲耶は懐から短刀をとりだして鞘走らせる。
 その短刀は、夜の闇の中で刃そのものが輝くようにぼんやりと光を放っていた。

「アマツヒカリヒメに御剣の巫女咲耶がこいねがう……光の剣をもって闇に棲みしものを払わせたまえ!」

 祈るように咲耶が構えると、短刀から放たれた光が伸びて、日本刀ほどの長さとなった。

「ギャギャアアアア!」

 咲耶が刀を一閃すると、不気味な悲鳴をあげて怨霊は真っ二つとなり、そして、消え去っていった。

「もう、この周囲に怨霊の気配はないわね。それにしても怨魅め、己は姿を見せず、怨霊に人を襲わせるとはなんと卑怯な……」

 短刀の姿に戻った御神刀を鞘に収めると、咲耶は忌々しそうに呟いて夜の街のパトロールを再開したのだった。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――


 そして、これはその翌日の晩のこと。

「くそっ、ディアナセイバーめっ!いつも力押しできやがって!」

 東京都内のさる場末の酒場でくだを巻くひとりの男。
 白衣を着て、片目には眼帯、そして、コップを握った片手はどこで手に入れたのかわからないマジックハンドの義手という、いかにも怪しい格好ではあるが、こういう場末の酒場はどんな人間でも楽しめる場であるから細かいことは気にしないでおこう。

 と、その時、すぐ近く席でもうひとりの男がくだを巻く声が聞こえた。

「くそうっ!御剣の巫女めっ!召喚した怨霊を片っ端から払いやがって!」

 声の主は、片方の目が髪で隠れ、顔色が悪く……というか真っ青で、周囲に人魂がふたつみっつほど浮かんでいる、これまた見るからに怪しい男であるが、まあこれも気にしないことにしよう。

「おや、あなたもなにかむしゃくしゃすることでもおありなんですか?」

 と、さっきの白衣に眼帯男がコップ片手に人魂男の隣に座ってきた。

「ええ、ホントにもう!私、怨魅というものなんですが、もう本当に我慢なりませんよ!」
「まあまあ、こういう時は、言いたいこと全部ぶちまけるのが一番ですて。ああ、まだ名乗ってませんでしたな、儂は、Dr.ゼロという、まあ、いわゆる天才科学者ですな」
「おおっ!では、あなたが近頃世間を賑わせているあの有名な!」
「いやいや、有名だなんてとんでもない。ところで怨魅さんとおっしゃいましたか、あなたは何をされているんですか?」
「ええ、私は怨霊を使って世界を支配しようとしているんですが……」
「ほうっ!それは奇遇ですな!実は儂も科学の力で世界を支配しようとしているんですよ!」

 と、たまたま似たような境遇の悪の首領同士、ふたりはすぐに意気投合したのだった。「……まったく!あのディアナセイバーっていうのがとんでもない暴力娘で、儂の作ったロボットを片っ端から破壊するんじゃ!それも力尽くで!……本当に美学もへったくれもないやつでの!」
「はいはい、わかります。そういうのっていますよねぇ。私と敵対してる御剣の巫女というのも、もうホントにやくざものでして。少しばかり霊力が強いからって、私が命を削って召喚した怨霊をゴミ箱にゴミでも捨てるようにホイホイ消してしまうんですよ」
「そうそう!奴らは生み出すものの苦労や美学というものを全く理解しておらんわ!」
「ですよねぇ……ああ、霊力のない相手なら、私の怨霊に敵などいないっていうのに……」
「まったく、あんな力押ししか芸のない小娘が相手でなかったら、儂のロボットの力が遺憾なく発揮できるというのに……」

 そう言って嘆息する両名。
 と、そこでふたりはハッと顔を見合わせる。

「あの、Dr.ゼロさん?」
「怨魅さんよ?今、何を考えたかの?」
「たぶん、あなたと同じことです」

 そう言うと、悪の首魁ふたりはニヤリと不敵な笑みを交わしたのだった。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――


 そして……。

「出たな!Dr.ゼロのロボットめ!……て、なんだ、こいつ!?」

 数日後、敵出現と聞いてディアナセイバーこと一条水希が駆けつけると、そこにいたのはたしかに巨大なのは巨大だが、闇を具現化したしたような影だった。

「これも……Dr.ゼロのロボットなの?」
「Dr.ゼロ?違うね、それは私が召喚した怨霊だよ、ディアナセイバー」

 巨大な影の脇に、真っ青な肌をした不気味な男が立っていた。

「誰だ!?まさか、おまえがDr.ゼロなのか?」
「だから違うと言ってるだろう。私の名前は怨魅っていうんだ。まったく……これは、本当にDr.ゼロさんの言ってたとおり、力押ししか能のないお馬鹿さんみたいですね」
「なんだと!とにかくっ、おまえはDr.ゼロの仲間なんだな!それなら、こいつごと倒せばいいだけの話だよ!……ディアナシューーートッ!」

 嘲笑うような怨魅の態度にカチンときた水希がロッドを構えと、その先からオレンジ色のエネルギー弾が放たれる。
 しかし、彼女の自慢の攻撃も、虚しく目の前の影をすり抜けていっただけだった。

「無駄なことを。そいつにはきみの攻撃は効かんよ」
「くそっ!だったら!……ディアナブレイドーーー!」

 そう叫んでロッドを振り上げると迸ったエネルギーがオレンジ色の刃と化した。
 しかし、それを影めがけて振り下ろしても、まるで空を斬ったみたいになんの手応えもなかった。

「なんだとっ!?くそっ、このっ!」

 驚いた水希がムキになって斬りつけても、影はゆらりと揺れるだけでダメージを受けた様子もない。
 そればかりか彼女の腕を伝うようにして体に纏わりついて、その全身を包みこんだ。

「なんのつもりだっ!?……うあっ!?あああああっ!」

 なにかが、入り込んできたような気がした。
 パワードスーツの中にではなく、彼女自身の中に。

 ざわざわと、背筋が凍りつくような悪寒が駆け抜けていく。

「うわあっ!うああああああっ!」

 水希は、その場に倒れ込んでのたうち回った。
 どす黒いなにかが、全身の神経を通じて頭の中に流れ込んでくるような感覚。
 得体の知れぬ恐怖と悪寒にパニック状態になって呼吸すらままならない。

「ううっ……はあっ、はあっ……」

 ようやくそれが落ち着いたとき、クスクスと笑う声が聞こえたような気がした。

「誰!?誰なのっ!?」
(何を言ってるの、ボクはきみだよ)

 頭の中にそう響いた声は、自分の声に似ているように思えた。
 しかし、どこか禍々しい響きをもっているように感じる。

「おまえこそなに言ってるんだ!?」
(もう、勘が悪いんだね。さっきまでボクと戦っていたっていうのに)
「なんだって!?じゃ、じゃあおまえは!?」
(そうだよ。ボクは怨霊だよ。でも、こうやってきみとひとつになったから、もうボクはきみなんだよ)
「ふ、ふざけるな!」
(ふざけてなんかないよ。もう、ボクときみはひとつなんだから。その証拠に、さあ、見てごらん)

 声がそう言うと、水希はあの青い肌の男を見る。
 彼女自身はそうするつもりなんかなかったのに、顔が勝手にその男の方を向いていた。

「……うっ?」

 その男の姿を捉えた瞬間、彼女の中に熱いものがこみ上げてくるのを感じた。
 彼を見ていると、張り裂けそうなほどに心臓が早鳴ってくる。

「どうして、こんな……?」
(それはね、あのお方、怨魅様がきみの仕えるべき主だからだよ)
「ボクの……仕えるべき主?」
(そうだよ。怨魅様のために尽くすのが、ボクの、そしてきみの使命。怨魅様はこの世で一番大切なお方、ボクたちの全てなんだよ)
「あのお方が……すべて……」

 頭の中で囁く声が、すっと染み込んでくる。
 自分を見下ろしているその男が、自分にとってかけがえのない人のように思えてくる。

(怨魅様に全てを捧げたら、怨魅様もボクたちを大切にしてくださる。ボクたちにたっぷり愛情を注いでくださる。そして、怨魅様に愛してもらうのは、最大の幸福なんだ。ほら、あの姿を見てごらん。怨魅様の姿を見てるだけでイッてしまいそうだろう?)
「はうっ!ううううっ!」

 水希のアソコからジュッと熱いものが迸り、目の前が白く弾けた。
 頭の中に響く声に導かれるままに、彼女は絶頂してしまっていたのだった。
 顔も上気しているのか、ヘルメットのバイザーが曇っていって怨魅の姿が見えなくなる。

「……おいっ、水希くん!どうしたのかね!?さっきから通信がストップしているし、脈拍や脳波が異常な数値を示しているのだが?大丈夫か!?」

 ヘルメットの通信機から、白石博士の声が聞こえる。
 しかし、その声はもう彼女には届かなかった。

(こんなんじゃあのお方が見えないよ。邪魔だから、こんなもの脱いでしまおう)
「うん……」

 頭の中の声の言うままに、ヘルメットを外してパワードスーツを解除する。
 そして、生地の薄いボディースーツだけの姿になると、立ち上がってふらふらと怨魅に歩み寄った。

「ほう……きみがディアナセイバーとして戦っていたというのか?なかなかかわいらしい娘じゃないか」

 怨魅にかわいらしいと言われて、水希は羞じらうように頬を赤らめる。
 そこにいるのはもはや正義の戦士ディアナセイバーではなく、大きな目を潤ませて愛する人を見つめる、毛先がクリッと跳ねたショートヘアのボーイッシュな少女だった。

「で、きみは何をしに来たんだ?」

 怨魅の言葉に、頭の中でまた声が囁いた。

(さあ、生まれたままの姿になって怨魅様に全てを捧げるんだよ)
「うん……」

 言葉に導かれるまま、背中のファスナーに手を伸ばしてボディースーツを脱ぎ捨てる。
 そして、一糸纏わぬ姿になった。

「ボクの全てをあなたに捧げます。この体も、心も、全部……」
「いいのか?全てを捧げるということは、私の下僕になるということだぞ?」
「はい……。だって、あなたに尽くすのがボクの使命だから」

 そう言った水希の股間から、またもやブシュッと愛液が迸って、腿を伝っていく。
 その姿にニヤリと笑みを浮かべると怨魅は自分の股間のものをさらけ出させる。
 青黒い怨魅のそれは、すでにグロテスクなまでにいきり立っていた。

「よし、では、これからおまえを私のモノにしてやろう」
「ありがとうございます」

 水希の方から抱きつくように体を寄せる。
 そして、怨魅は彼女の濡れそぼったそこに猛々しく屹立した肉棒を突き立てた。

「あうっ!くぅううううっ!」

 大きくて固いものが入ってきて、アソコにズキッと痛みが走る。
 初めてを捧げた痛みすらも幸福に感じられた。
 しかも、痛みを感じたのもわずかな間だった。

「……あうんっ!くふううっ、ああっ、気持ちいいっ、気持ちいいよっ、怨魅さまぁ!」

 すぐに甘い喘ぎ声をあげると、水希は自分から足を絡めるようにして体をくねらせ始める。

「ああっ、怨魅様!怨魅さまぁああっ!」

 アソコの中を突かれるたびに、自分が黒く染まっていくように思える。
 しかし、それが堪らなく心地いい。
 頭の中で囁いていたあの声はもう聞こえないが、自分の中のなにかが悦んでいるのをはっきりと感じる。
 だから、夢中になって腰を動かし、その快感を貪り続けた。

 そして……。

「さあっ、出すぞっ、いいかっ!?」
「はいっ、出してください!ボクの中に、怨魅様のものになった証を刻んでくださぁああい!……ああっ、ふわぁあああああ!」

 膣の奥深くに熱いモノが注がれて、水希は絶頂する。
 その瞬間、彼女と怨念は完全に融合し、その心は二度と戻れない闇の中へと堕ちていったのだった。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――


 同じ日、咲耶の守る御剣神社で。

「……なにっ?これは……いったい?」

 凄まじい地響きに咲耶が表に出てみると、10mは超えようかという異形のものが鳥居を打ち倒してた。
 人型はしているが、その表面は銀色に光る滑らかな金属のようで、明らかに人工物だとわかる。

 と、その異形のものから声が聞こえてきた。

「ふはははは!儂はDr.ゼロじゃ!おぬしが御剣の巫女か?」
「Dr.ゼロ!?それではおまえが最近世間を騒がせているあの!?しかしっ、なぜこの神社を襲うのですか!?」
「まあ、色々あっての。とにかく、御剣の巫女とやらの力を見せてもらおうか?」

 問答無用とばかりに、巨大ロボットが咲耶に向かって拳を振り下ろす。

「くっ!なんと無頼な!……はっ!」

 呪を唱えて咲耶が護符を突き出すと、光の結界が現れてロボットの拳を受け止めた。

「……ほう、これが怨魅の言っていた霊力とやらか?なるほど、なかなかやりおるの。これは興味深い力じゃわい」
「おまえはっ、怨魅を知っているのですか!?」
「だったらどうだと言うんじゃ?」
「怨魅と結託するということは、我らの敵!」

 咲耶が呪文を唱えながら次々と呪符を繰り出していくと、貼り付いた呪符が爆発してロボットがよろめく。

「ほほう、怨魅は霊力は怨霊にしか通用しないようなことを言っておったが、多少は物理攻撃もできるようじゃの。これはますます興味深い。しかし、その程度では儂のロボットは倒せんぞ」
「くっ……それならこれでっ!」

 咲耶が懐から御神刀を取りだして構えると、たちまち光の太刀へと変わる。
 そして、鋭い気合いと共に斬りつけた。

「甘いわ!」
「……なっ!?」

 咲耶の御神刀は、わずかに巨大ロボットの装甲を削り取ったものの、そこに打ち下ろされた拳を受けてガラスのように砕け散ってしまった。

「ふん、そんな刀、ディアナセイバーの攻撃に比べたら蚊が刺したようなもんじゃ。たしかにおぬしの霊力とやらは大きな可能性を秘めた力のようじゃが、いかんせん武装が貧弱すぎる。もっと研究を重ねて、その霊力をもっと効率よく攻撃に利用できるようにせねばならんわい」
「何を言ってるの!?」
「そのために儂に力を貸せと言っておるんじゃ」
「ふざけたことを言わないで!」
「まあいい。嫌でもそうしてもらうでの。ほら、今度は本気でいくぞ」

 そう言って、再び巨大ロボットの拳が襲いかかる。

「きゃああああああっ!」

 今度の一撃はさっきの比ではなく、結界ごと咲耶は吹き飛ばされてしまう。
 そして、巨大ロボットから伸びたケーブルが咲耶の体に絡みつく。

「ああっ!うあああああっ!」

 スタンガン並みの電流を流し込まれて、咲耶はそのまま気を失ってしまったのだった。


 ……ここは?

 気がつくと、咲耶は光の海の中を漂っていた。
 周囲は目映いばかりの光に満ちて、ふわふわと自分の体を温かく包みこんでいる。
 なんとも気持ちのよい空間だった。

(……咲耶、咲耶)

 不意に、自分を呼ぶ声が聞こえた。
 清々しい優しさに満ちた女性の声で、その声を聞いているだけで心地よくなってくるような、そんな声だった。

「……もしかして、アマツヒカリヒメ様ですか?」

 直感的に、咲耶はそう感じていた。
 このような空間で、巫女である自分に語りかける、神々しい雰囲気を持ったものなど、それ以外に考えられなかった。

(咲耶、あなたに伝えたいことがあります。今、御剣の教団は大きな危機に陥っています。誤った考えがはびこり、悪しき心を持った者が教団を牛耳っているのです)
「なんと?それはまことなのですか?」
(まことです。そこで、私は、教団を救い、ひいてはこの世界を救う者を遣わすことにしました)
「おお、本当ですか?アマツヒカリヒメ様?」
(本当です。そして、その者を助けるのが咲耶、あなたの役目なのです)
「私が?そんな大役を?」
(ええ。しかし、そのためにあなたは、その者にあなたの身も心も、女としての全てを捧げなくてはなりません)
「そんな……!?」

 さすがに、それには咲耶も言葉を失った。
 しかし、アマツヒカリヒメが戯れ言でそのようなことを言うはずがなかった。
 ならば、それは本当のことであり、アマツヒカリヒメの巫女たる咲耶は、それを守らなければならなかった。

「わかりました。アマツヒカリヒメ様の仰せとあらば……」
(引き受けてくれるのですね、咲耶)
「はい。これも全ては教団のため、世界の平和のためです」
(ありがとう、咲耶。しかし、なにも恐れることはないのですよ、咲耶。その者に全てを捧げて仕えることは、あなたにとって無上の悦びとなるのですか。ほら……)
「ひゃうううううっ!」

 咲く耶の体を、ビリビリと甘い痺れが駆け抜けて、一瞬で目の前が弾ける。

(それに、その者にあなたの全てを捧げることで、あなたの巫女としての本当の力も目覚めることになるのです)
「なんと素晴らしい……んふうううううんっ!」
(その者に仕えていれば、この甘美な悦びをいつでも感じることができるのですから)
「ああんっ!はうううううっ!」

 何度も何度も、咲耶の体を電気のような快感が駆け抜けていく。

(ですから、何も怖れることなくその者を信じなさい。次に目が覚めると、その者があなたの目の前にいます。その者に、あなたの全てを捧げるのです)
「はいいぃ……全てアマツヒカリヒメ様の仰せの通りにいたしますぅうう……」

 全身を痺れるほどの快感に犯されながら、咲耶は聞こえている声に頷いていた。


 咲耶は、光り輝く空間でアマツヒカリヒメの声を聞いていると思っているが、その実態は……。

「んふぅううん……」

 台の上に寝かされた咲耶の口から、甘い声が漏れる。
 その目にはゴーグルのようなものが当てられ、耳にもヘッドフォンのようなものが当てられている。
 そして、その全身と頭部に電極のようなものが貼り付けられて、そこから伸びたコードがすぐ隣の装置へと繋がっていた。
 その装置を操作しているのは、無論のことDr.ゼロである。

「怨魅から御剣の教団のことを聞いておってよかったの。宗教者は己の信じる者の言葉には逆らうことはできん。ましてや、儂の開発したこの洗脳装置で甘い夢を見ながらじゃ。いくら霊力の強い巫女といえども抗うことはできまいて。……どれ、そろそろかの?」
「あふうぅううううんっ!」

 コードに繋がれた咲耶の体がビクッと跳ねて、そのままぐったりとなったのを確かめて、Dr.ゼロは咲耶に付けた電極を外していく。 装置を外されてしばらくして、ようやく咲耶が目を開き、そしてDr.ゼロを見た。

「おお、目が覚めたか?儂はの……」
「存じております。あなた様はアマツヒカリヒメ様が遣わされたお方で、私が全てを捧げてお仕えする方です」

 そう言って、咲耶はうっとりとした表情でDr.ゼロを見つめていた。

「うむ、そうじゃ。儂がそのDr.ゼロじゃ」

 Dr.ゼロという名前には聞き覚えがあるような気がしたが、もう咲耶にとってそんなことはどうでもよかった。

「Dr.ゼロ様、アマツヒカリヒメ様の仰せで、私はあなたに全てを捧げなければなりません。いえ、捧げとうございます」
「それは、今ここでということか?」
「あなた様がお望みなら……あんっ」

 Dr.ゼロが、咲耶の緋袴をめくり、その両足を大きく広げさせる。
 露わになったそこは、数度の絶頂の後で充血し、ヒクヒクと震えながら愛液を溢れさせていた。

「なるほどな、準備はできているというわけか?」
「はい……ですから、どうか、Dr.ゼロ様……」

 そう言った咲耶の頬は紅潮し、狂おしげな眼差しでDr.ゼロを見つめていた。

「よし、いいだろう」
「ありがとうございます。……ああっ、ふあああああっ!」

 これまで、巫女として純潔を守っていた咲耶の秘所に、むくつけき肉棒が押し入ってくる。
 しかし、咲耶の体は処女とは思えないほどに、それを快感として受け止めていた。

「ああっ、これで私の全てはあなたのものですっ、Dr.ゼロ様」
「そうか。では、もっと可愛がってやるぞ」
「はいっ、はいっ!ああっ、ふあああっ!」

 Dr.ゼロが腰を振って奥まで肉棒を打ちつけると、咲耶もDr.ゼロの体に足を絡めてそれを受け止める。
 咲耶が、Dr.ゼロに全てを捧げて牝奴隷となった瞬間であった。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――


 そして、数瞬間後。

 ここは、ディアナガーディアンの基地。

「ディアナセイバー!きみが悪の手先に堕ちるなんて!」

 完全に破壊された基地の最深部に、白石博士の声が響く。
 白石博士に向かって剣を突きつけているのは、ディアナセイバー。
 ……いや、かつては銀色に輝いていたそのボディースーツは怨霊と融合して鈍く光る黒に変わり、太陽のようなオレンジ色だったそのブレイドは、禍々しい漆黒の剣と化していた。

「なに言ってるの?ディアナセイバーはもういない。今のボクは、怨魅様の忠実な下僕にして怨霊戦士、ダークネスセイバーだよ」
「きみは、奴らに洗脳されているだけなんだ!目を覚ませ!水希くん!」
「うるさいね。軽々しくボクの名前を呼ばないでよ。ボクの名前を呼んでいいのは怨魅様だけなんだからね!」
「ぐわぁああああ!」

 冷酷に言い放った水希が剣を突き立て、白石博士の断末魔の叫びが響き渡った。「よくやったな、水希」
「あっ、怨魅様!」

 背後からかけられた声に、水希がさっきまでとはうって変わって弾んだ声を上げる。
 己が主に駆けよってバイザーを上げて表れたその顔には、嬉しそうな、かつ淫靡な笑みが浮かんでいた。

「でも、こいつら全然手応えなかったからつまんなかったですよ、怨魅様」
「まあ、そう言うな。まだまだ倒すべき敵はたくさんいる」
「うん!怨魅様の邪魔をするやつは、ボクが全員ぶった切ってやるからね!……それで、あの、怨魅さまぁ」
「なんだ?」
「ボク、さっきから体が火照って火照ってしょうがないんだ」
「なんだ、しようのないやつだな」
「でも、今日の作戦に備えて昨日は怨魅様にご奉仕しなかったから……」
「まあいいだろう。自分で破壊したかつてのおまえの基地の中でやるのも一興というものだな」
「ありがとうございます!怨魅様!それじゃあっ!」

 水希が床に膝をつくと、パワードスーツがまるで流体金属のように蠢いて、その胸が露わになった。

「まずは、このおっぱいで奉仕させてもらうね、怨魅様!」

 そう言うと、水希は怨魅の肉棒を量の乳房で挟み込んだのだった。


 ―――――――――――――――――――――――――――――――


 その、同じ頃。
 全国の御剣神社を統べる総本社。

「立花さん!なにを血迷ったのですか!」
「血迷ってなどいないわ!私はアマツヒカリヒメ様のお言葉に従って、Dr.ゼロ様とともに教団を正しに来たのです」
「Dr.ゼロですって!?立花さん!あなた!?」

 神社の入り口に立つのは、巫女姿の立花咲耶。
 だが、その左腕には盾のようなものが装着され、右手に持つ拳銃のようなものの銃身から、光の刃が伸びていた。

 数人の巫女が張った強力な結界の中で彼女と対峙しているのは、御剣の教団の幹部たちであった。

「ふん、このような結界。Dr.ゼロ様がくださったこの剣にかかれば!」

 咲耶が呪文を唱えると、光の刃がさらに輝きを増していく。
 そして、刃を一閃させると、高位の巫女が数人で張った結界はあっけなく砕け散った。

「くっ!かくなるうえはっ!」

 数人の巫女が、御神刀を構えて咲耶に飛びかかる。

「そんなもの!」
「きゃあああああああっ!?」

 咲耶が呪を唱えて左腕の盾を掲げると、護符の文様が浮かんだ巨大な光のバリアーが浮かび上がって巫女たちの攻撃をことごとく受け止めた。
 そればかりか、咲耶がそのバリアーを相手に叩きつけると、巫女たちの体は衝撃に弾かれたかのように跳ね飛んだ。

「どう?これがDr.ゼロさまが私の霊力を最大限活かせるように作ってくださった武器よ。さあ、終わりにしましょう」

 余裕の笑みを浮かべた咲耶が、右手の銃を構えて呪を唱えると、光の刃が消え、代わりに、光の球が膨れあがっていく。

「ふふふ、心配しないで、拡散モードでダメージも弱めてあるから死にはしないわよ」

 そう言って、咲耶が引き金を引くと、振動波と化した霊力が巫女たちに襲いかかる。
 この武器は、咲耶の霊力をエネルギー振動に変えて、人の精神と肉体に作用するようにしたDr.ゼロの自信作である。
 出力を上げたら、一撃で数百人を即死させるほどの威力がある代物だ。
 いくらダメージを弱めてあるとは言え、もともと霊力に敏感な巫女が耐えられるはずもない。

 咲耶が構えた銃を下ろすと、そこには気を失った巫女たちが転がり、立ち上がる者はひとりもいなかった。「ふむ、今回もいいデータが取れたわい」
「Dr.ゼロ様!」

 背後から駆けられた声に、咲耶が振り向く。
 その、熱を帯びた視線の先にはDr.ゼロが立っていた。

「これで、御剣の教団を正すことができたの」
「はい、全てはDr.ゼロ様のおかげです」
「しかし、まだまだ先は長いぞ。まずは、こやつらの思想を正し、真に世界を救う教団としてそれを阻む敵と戦わなければならんからのう」
「はい。全てはDr.ゼロ様とアマツヒカリヒメ様の思し召しのままに。私は、Dr.ゼロ様の邪魔をする者を払う剣となるだけです」
「うんうん、頼もしいの、咲耶」
「ところで、あの、Dr.ゼロ様……」
「ん?どうした、咲耶?」
「昨日は、今日のことに備えてご奉仕させていただけませんでしたから、あの……」

 そういう咲耶は、すでにもじもじとふとももを擦り合わせるようにしていた。

「まったく、しようのないやつだな。それしきの我慢もできんとは」
「も、申し訳ございません」
「まあいい。こいつらを基地に運ぶのはロボットに任せるとして、少しおまえと楽しむとするか」
「ありがとうございます!……それでは、私の口で大きくさせていただきますね」
「おう……おおう!」

 いそいそと跪いてDr.ゼロのペニスを引っ張り出し、口に咥える咲耶。
 その、巧みなフェラチオに、Dr.ゼロがうわずった声を上げる。

「うむ、いいぞ、咲耶……おお、そうじゃ、あやつに電話してみるとするか」

 咲耶のフェラを受けながら、思い出したようにDr.ゼロは携帯を取り出す。

「……うむ、儂じゃ。どうじゃ、そっちの首尾は?……おう、そうか、順調で何よりじゃの。……いいか、儂とおぬしで世界を半分ずつ支配する。そのためには、お互いの縄張りを荒らす出ないぞ。……わかっておるわ。儂はそんな器量の小さい男ではないからの」

 咲耶の口許から、ピチャピチャと湿った音の響く中、Dr.ゼロの怨魅との長電話はなかなか終わりそうにもなかった。

(おわり)

 と、こんな感じですがいかがでしょうか?

13: 名前:風狂の振り子投稿日:2015/05/18(月) 02:13
で、とりあえず感想も書かせていただきます。
戦隊ものも王道ですよね〜。
ていうか……。

>「ぐふふふ。君は僕のお嫁さんだよねぇ?」
なんか、ウィザス様にそこはかとない小者感が漂ってるんですけど。
でも、そんなところが親近感が持てます(笑)。

14: 名前:紅夢抄投稿日:2015/05/18(月) 14:16
こちらは最初コメディー調ですね。冒頭、巫女さんとは関係なくて「?」となりましたが、そういうことですか。相性の良し悪しってあるんですね。
風狂さんなら、これがあらすじ(1万字越え)じゃなかったら咲耶ちゃんと水希ちゃんのレズプレイを書いておられただろうに……口惜しい。
機械の描写は前回よりもこちらの方が好きです。ヘッドフォンいいですよね〜

>ただ、これはあくまでもあらすじであるため、その耐久強度や運動性能、最大出力や攻撃力などのデータは割愛させていただく。
1万3千字超えでこれはないですよw

>あのですね、ホントは、昨日の時点でふたつ浮かんでいたんですよ。でも、ワタシは土日がお休みでない仕事なので、さすがに1日でふたつ書くのは無理でした(←というか、あらすじじゃなくてがちで書こうとしてるのが悪い)
超人ですか? お仕事があるのにも関わらず、たった2日で2万字書いちゃうなんて。迸る才能を感じます。御無理をなされないようご自愛くださいませ。ありがとうございました!


おお、感想ありがとうございます!

>なんか、ウィザス様にそこはかとない小者感が漂ってるんですけど。
彼はキモオタで小さい人です。色んな意味で。私は誤字脱字製造機なので自分でミス発見。
×「さて、私の妻になる準備はできたかな?」
〇「さて、僕の妻になる準備はできたかなぁ?」
ミスというか、この部分を書いてる時点ではもっと大物っぽくて、背もかなり高い人物を想像して書いてたんです。途中からキャラ変更したのでその名残ですね。

15: 名前:風狂の振り子投稿日:2015/05/18(月) 20:29
どうも、風狂の振り子です。

>風狂さんなら、これがあらすじ(1万字越え)じゃなかったら咲耶ちゃんと水希ちゃんのレズプレイを書いておられただろうに……
たぶん、ワタシがこれをちゃんと書くとしたら、表面上は洗脳ヒロイン悪堕ちものを装って話を進めつつ、主に悪の組織の場面で随所にコメディーシーンを入れるような感じになるでしょうね。
で、レズプレイを入れるなら、水希側ならディアナガーディアンのオペレーターなりメカニックなり、はたまた新たなディアナシステム適合者の候補生の女の子を登場させて、水希が陵辱する形で最終的には怨霊を取り憑かせて悪の側に引き込むとか、咲耶側なら親友の巫女の子を咲耶が騙してDr.ゼロに差し出して3Pとかになるんではないでしょうか。
その方が悪堕ちものっぽいですし。
で、最後は悪者同士の紳士協定が破れて、水希と咲耶が対決、みたいな?
結局どっちが勝っても悪が栄える結果になるんですけど。
でも、まともにやろうとしたらかなりの長編になりそう……。

>ただ、これはあくまでもあらすじであるため、その耐久強度や運動性能、最大出力や攻撃力などのデータは割愛させていただく。
>1万3千字超えでこれはないですよw
もちろん、これはそのつっこみ待ちのネタです(笑)。
厨二設定は大好きですけど、さすがにこの短時間でそこまで細かい設定考えてられないですし、それならこうした方が少しでも笑いが取れるかな、と。

>私は誤字脱字製造機なので自分でミス発見。
ワタシも、勢いで書いて推敲せずに上げたんでかなり大量にミスがありますけどね。
まず冒頭の
×完全と立ち向かう者たちがいた。
○敢然と立ち向かう者たちがいた。
とか、
最後の水希の登場シーンの、「かつては銀色に輝いていたそのボディースーツは怨霊と融合して鈍く光る黒に変わり」のところはパワードスーツの間違いですし、1箇所、「咲耶」が「咲く耶」になってるところがありますし。
それに、ついつい普段書いてる感覚で、話の間を開けたいときに3行開けちゃうんですけど、掲示板では3行開けると自動的に詰まっちゃうのをついうっかり忘れるんですよね。

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